神割崎キャンプ場で、春のキャンプ日記

神割崎キャンプ場で、春のキャンプ

今年の五月の連休は「神割崎キャンプ場」にテントを張った。ここのキャンプ場は、以前から行ってみたいと考えていたのだけど、なかなかタイミングが合わなくて訪問できなかった場所。ようやくこの五月に行くことができた。


神割崎

神割崎

まずは「神割崎」へ

まずはキャンプ場へ向かう途中に、キャンプ場の冠になっている「神割崎」へ寄ってみる。ここは「南三陸屈指の景勝地で、二つに割れた奇岩の間から荒波がしぶきを上げながら押し寄せる様子は迫力満点。 全国の「白砂青松百選」に選ばれ、例年2月中旬と10月下旬にはちょうど岩の間から日の出を望むことができます。(南三陸町観光協会ホームページより)」とのこと。

現地を訪れてみると、想像していたよりも海の水が綺麗に澄み渡っていて眺めがよかった。実際に、この2つの岩の間から太陽が昇ってくる様子を見ることができたのならば、さぞ美しいだろう。2月中旬は寒くて厳しいだろうけれど、10月下旬ならばそこまで寒さも厳しくないかもしれない。機会があれば見てみたいものだ、と思いながら写真を何枚か撮る。ムービーも撮影したのだが、うまく保存されていなかった。とりあえず、かろうじて保存されていたものをアップしておく。このムービーでは全く魅力が伝わっていないので、ぜひ現地で体感していただきたい。




南三陸さんさん商店街で「タコ」を買う

神割崎をあとにしてキャンプ場へ向かう前に「南三陸さんさん商店街」でタコを購入する。南三陸の志津川といえばタコなのである。今回のキャンプの目的はタコを食べること・・・は、言い過ぎであるが、まあそのくらい楽しみにしていたのである。そんなわけで、以前も購入したことのある店で無事にタコを購入。本当は「キラキラ丼」を食べようと思っていたのだが、店の前の行列を見て断念した。これは翌日の楽しみとする。


志津川タコ


タコを購入し、近場のコンビニで買い物を済ませたあと、キャンプ場へ向かう。思ったよりも混雑はしていない。しかし、見晴らしが良い場所は海からの風が強いので眺めよりも風を避けられる場所を優先して探しテントを張る。今回はフリーサイトを選択したのだが、荷物の運搬の際には車の乗り入れが許可されているので楽だった。さっさと荷物を降ろして、テントを設置する。



いつもならばギリギリまで周辺を観光するのだけど、今回は近場のキャンプ場ということで、早めにテントを設置してゆっくり過ごすことに決めていた。なので、まだ空が明るい時間から炭を熾してビールを飲みながらタコを炙りはじめる。うまい。なぜ、炭をつかうとこんなにも美味しくなるのか。これだけでも、わざわざ遠くまでやってきてキャンプをする甲斐もあるというものだ。うまい。二回繰り返すくらい、うまい。途中の道の駅で買ってきた野菜も新鮮だったし、こうやって今回の「キャンプで志津川のタコを食う」の目的は十分に達せられたわけである。


キャンプの醍醐味は「焚き火」のひととき

そしてキャンプの醍醐味は、なんといっても焚き火である。パチパチとはぜる音を聞きながら、手をかざしたり普段はあまり飲めない酒を勢いであおる。連れとなんてことのない言葉を交わしながら、次はどこへ行こう、と考えてみたりする。そんな至福の時間はゆっくりと、しかし足早に過ぎていく。

夜が更け暗闇が深まっていくにつれ、風が強くなってきた。木々を揺らす風の音が、ぐおんぐおん、と勢いを増していく。日中は顔が日焼けで赤くなるほどの日射しだったので、まさに山の天候は(いや、ここは海岸だから、海の天候が適切だろうか)変わりやすい。さらに雨も降ってきた。パラパラとタープの上を大粒の雨が叩く音が聞こえる。9時を回ったところで後片付けをし、用心もかねてタープの下にテントを移動した。天気予報では朝までに雨が止むらしいので、まあなんとかなるだろう。と、パラパラぐおんぐおんを聞きながら眠りについた。

翌日は、小雨。一晩がんばってくれたテントとタープにお礼を言いながら、早々に撤収。ここは海が近いし、夏が良いかもしれない。また機会があれば、今度は真夏に来てみようか。そんなことを考えながらキャンプ場をあとにする。

南三陸さんさん商店街で「きらきら丼」

今回利用した神割崎キャンプ場のホームページはこちら。ホームページから近況や予約状況を確認できるので、気になる方はぜひ。今回は利用しなかったけれど、併設されているレストランも良い感じでした。次回は寄らせてもらおうかな、と考えています。


そして再び「南三陸さんさん商店街」へ、目的はもちろん「キラキラ丼」を食べるためだ。今回寄らせてもらったのは「弁慶鮨」さん。うむ、うまい。うますぎる。旅先で色々な海鮮丼を食べたけれど、これはまさに記憶に残る一品でした。ちなみに写真は連れが頼んだ「海鮮丼(匠)」。この内容でこのお値段。ごちそうさま、ありがとうの一品でした。


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