夏のない夏。
今年の宮城は「梅雨明け宣言」がなかった。
つまり、梅雨からそのまま秋へと、季節が移行してしまったようなものか? なんだか、数ヶ月分、時間を早送りしてしまったような、夏だけ削除されてしまったような、気分になる。
実際のところ、8月13日までは、陽も照らなかったし、雨も多かったので「本当に、梅雨から秋になってしまったな」と、いうような気候だった。何をするにも、ちょうどいい気候で、作業ははかどったが「過ごしやすかったけど、なんだか寂しい」気もしていた。
ところが、14日になったとたん、高気圧全開の真夏の空。気温も30度を越えて、これぞ夏! というような雰囲気満載である。本来ならば、わくわくするはずなのだけど、実際に暑くなってしまうと「やはり昨日までのような気候が、一番だよな」と、思ってしまう。勝手だよなあ、と思いつつ、これから外出予定なので、もう少し陽が翳らないかなと考えながら、撮影した写真がこれ。