気がついたら10年目。




















今年の6月で、独立起業してから10年目になる。つまり、今が「9年と10月目」と、いうことだ。

あれ?9年だったかな。いや10年・・・もしかして11年目?などと、何度も確認してしまったくらい、あっという間の9年間だった。正直、3〜4年しか過ぎていないような、気さえする。大きく見積もっても、5年くらいの体感速度だ。

10年ひと昔、のような言い方もするけれど、本当に「何かひとくくり」のような気がしている。利潤の追求は、今ひとつだけど、技術的なものに関しては、今のレベル(環境)の中では、わりと磨けたのではないかと思う。

ここから、さらに上を目指すならば、今の環境では成長がないと思うし、ここから10年後を考えると、今、この段階から「新しい環境」へ踏み出しておかなければ、ならないと感じている。

独立して5〜6年目くらいの時は「独立しない方が良かったのか?普通に会社に勤めて、そこでがんばる方が、自分には合っているのではないか?」と、迷ったりもしたものだったが、今は「たぶん、もう一度10年前に戻ったとしても、同じ事に挑戦するだろう」と、考えている。あの苦しい状況を経験しなければならない、とわかっていても、結局、挑戦してしまうのではないか、と感じている。そして「最初の時よりは、すこしだけ上手に振る舞えるだろう」と、思ったりもしている。

10年目を迎えるにあたって、これからいくつか企画を考えているけれど、同時に、挑戦に向けての準備も行っていこうと思う。2つくらいを平行して取り組むのが、自分には合っていると思うので、どちらもじっくり考えて、しっかり取り組んでいきたい。

ユニクロの柳井会長も「結果的に安定成長はあり得るが、最初から安定成長を望んではいけない(成功は一日で捨て去れ)」と、書いているしな。とにかく大きな目標設定と、それにむけて必要なスキルを身につける。そして、ちいさな分野での成功体験を積み重ねていく。あの時こうすればよかった、などの気持ちが出るということは、あの時、しっかり考えていなかった、という「考えの浅かった自分」が、いたということだ。じっくり考えて、それがベストだと思ったら、真っ直ぐ実行する。必ず実行して経験にする。「もしも」の自分と比較しない。そして、利益を残す。

よく考えてみると、この10年間で身につけたこと、というのは、この数行くらいでまとまってしまう。そう考えてみると、なんだか寂しいような気もするし、もっとたくさん頑張らなければ、とも思う。とにかく、次の10年。いや、まず最初の3年のイメージは、だいぶ固まってきたので、ここから、もう一度起業するつもりで取り組みたい。今まで、支えてくれたみなさん、本当にありがとうございます。また、がんばります。

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