ラシーンとサビとの密接なる(?)関係。その2
前回の下回りの錆に引き続き、今回はリアフェンダー部分の錆修復に着手。手順としては、全くおなじ。
耐水ペーパーで錆を落とす→99工房の「サビ落としセット」で、さらに落とす→パテで穴を塞ぐ→耐水ペーパーで形を整える→サーフェイサーを吹く→塗装(終了)
と、いった流れ。
慣れている方ならば、1日でできる作業内容だと思うのですが、自分の場合はそこまで慣れていないし時間もないので、パテの乾燥に一日、形を整えるのに、さらに一日、というような感じで、ゆとりをもって作業を進めていくようにしています。
自分もそうだったのですが、初めて挑戦する方は「塗装が一番のポイント」だと感じると思います。
でも、実際のところは「下地作り」が最大のポイントで、ここで仕上がりの90%くらいが決まってしまうと感じています。なので自分の場合は、使える時間の80%は下地作りに費やすようにしています。
塗装には、ソフト99の「タッチアップペン」を使っています。ラシーンのように、特色の場合でもオーダーができるので安心です。近くに作ってくれる店舗がない場合でもネットの公式ショップでオーダーできるので、便利ですね。
これです
タッチアップペンには、同じくソフト99のエアータッチを取り付けて使用します。タッチアップペンに取り付けることで、エアーブラシのように使えるという、かなりいい感じのアイテムです。
これです。
これらのアイテムを駆使しつつ、塗装をしていきます。
下地作りには、数時間(数日?)の時間がかかりますが、塗装は数分で終了。個人的には、この作業が一番楽しいので「もっと塗っていたい」のですが(笑)あっと言う間に終わってしまうので、悲しいような気分になりますね。
で、先ほどの穴ボコが、このようになりました。
明るいところで、じっくりと見ると、かなり歪んでいるのですが、そこまで近づいて見る人はいないと思うので(いませんよね・笑)まあ、この程度の仕上がりでも自分としてはOKとしています。
まあ、なにかと手間のかかるラシーンですが、このようにして自分で修理することによって愛着もわくし、なにより楽しいので、まだまだ修理して、大切にして乗っていきたいと考えています。めざすは20万キロ越え!