投稿

10月, 2011の投稿を表示しています

【Apple】iPhone4s&iPhone3GSの箱を比較する

イメージ
棚を整理していたところ、iPhone3GSの箱が出てきたので、せっかくだから4Sの箱と並べて記念写真を撮ってみた。 黒い方が3GSで、白い方が4Sです。両方とも本体の色はBlackです。実は(と、いうことのほどでもないのですが)3GSの箱の色は白だったと勘違いして覚えていたので、真っ黒な箱が出てきた時には「あれ?」と一人で驚いたというのは、ここだけの話です。数年前に購入して、即座に棚に突っ込んだとはいえ、人間の記憶というものは、ずいぶん曖昧なものなのだなと感じた。 並べてみると、4Sの箱の方がひとまわり小さくなっていました。 気になったのでappleのwebに掲載されている技術仕様を調べてみると、 ・iphone3GS サイズ:115.5×62.1×12.3mm 重さ:135g ・iphone4S サイズ:115.2×58.6×9.3mm 重さ:140g となっていた。本体も 4Sの方が一回り小さくなっている わけです。しかし、重さの方は4Sの方が5gほど重くなっている。ちいさくなって、中身が詰まった感じでしょうか。初めてiphone4sを手にとった時に「あれ? なんとなく重いぞ」と感じたのは、この5gの差を感じとったから・・・というのは大げさですね。もしも、同じように「4Sは重くなったのでは?」と感じていた人がいたならば、非常に繊細な感覚をお持ちだと思うので、ぜひ自信をもっていただきたい。 ちなみに、自分のiphone3GSは16Gで、4Sの方は36Gです。ここでも重量に差が出ていると思うのですが、どうせなら実機をちゃんと計測してみたい気もするのですが、面倒なので止めておきます。 箱を裏返しにすると、こんな感じです。4Sの箱の横には、アップルマークの替わりに「iCloud」のロゴが印刷されています(片面のみ)。わざわざロゴマークをiCloudに変更してあるということは、4SのポイントはiCloudにあり、ということの表れでしょうか? もちろん、どちらの箱にも、ちゃんと、 Designed by Apple in California の表記があります。「 in California」まで表記するのは何か理由があるのでしょうか。ちなみに、今、この文章を書いているのは、MacBook Airなのですが、これ

iphone4s購入。

イメージ
予約していたiphone4sが入荷したということで、ソフトバンクショップへ行ってきた。 今回予約したのは、10月12日。発売日が14日。そして、受け取ったのが10月27日。だいたい2週間くらいで手に入ったということになる。 今回のiphone4Sは、発売日から3日で400万台もの販売数があったそうだ。その状況で2週間ほどで手に入ったというのだから、個人的には「よかった」と思っている。すでにiphone3GSを所有していたので、気持ちに余裕があったということもあると思うけれど、初めてのiphoneならば、2週間も待たされた! という感覚になったかもしれないが、とりあえず今回は2週間ほどで手に入った、早くはないが遅すぎてもいない、という気分だということを記録しておきたいと思う。 さて、iphoneを購入して、まず最初に行うことはデーターの移行である。携帯電話を買い替える度に、この移行作業の面倒さには閉口するわけだけど、今回はiTunesに接続しておわり。購入したアプリも同期させればすべてダウンロードされたし、電話帳の類いも事前にiCloudにデーターをあげておいたので、すぐに同期された。もちろん、iphone3GSで撮影してフォトストリームにあげておいた写真も、4GSで見る&使うことができた。あっけないほど、簡単だ。いくつか修正して登録し直すものもあったけれど、根本的なデーターはiTunesに接続するだけでよかったので、短時間で終えることができた。 データーの同期が終わったならば、次に行うのはカバー&保護シートを購入することだ。自分の場合は、iphone3GSを購入した際に、最初の1ヶ月で故障&修理になってしまった苦い経験がある。iphoneの場合は、故障の際に本体を修理するのではなく、故障した本体そのものがそっくりと交換になるシステムになっている。なので、例え初期不良だったとしても、キズだらけの本体だと何か不都合があるかもしれないので(実際のところは、わかりません)できるだけ綺麗な状態で使っておくのが望ましいと思う。 とは言っても、個人的にiphoneは素のままで使いたい。カバーをかけて、せっかくのデザインを隠すのは、ちょっともったいないような気がする。いや、かなりもったいない。なので、カバー選びがかなり重要になってくるわけだけど、iphone4

深夜の連続ツイート 宝島

イメージ
「子供の頃に読んでいた本は、何ですか?」セミナーの時などに聞かれる定番の質問だ。その時、僕はいつも「自宅にあった、世界文学全集に収録されていた『宝島』ですよ」と答えてきた。フォロワーさんの中にも、そうそう確かにそんな答えが返ってきた、とうなづいている方もいらっしゃると思う。 (つづき)毎回「えーと、世界文学全集のようなヤツに収録されていた…」と答える度に「今度、全集の正式名称を調べてみよう」と思いながら、はや数年。つい先ほど急に思い立ち、検索してみることにした。なぜ急に思い立ったのかは謎だが、今やらないと数年後になりそうなので、思い切って検索してみた。 (つづき)今僕の頭の中には、それが「少年少女世界の名作文学7 小学館」であり、表紙の絵は「フラゴナール・ピエロの服を着た少年」だということが、わかっている。わかった瞬間、当時の部屋の様子や古びた紙の香りの記憶までもが、どどっと蘇ってきた。それは自分でも驚くほど、あざやかだった。 (つづき)たぶん僕たちの頭の中には、あざやかな記憶がたくさん詰まっているのだと思う。そしていつの日か、何かのきっかけで思い出してもらえる時を、じっと待っているのだと思う。そんな風に考えると、なんとなくあたたかな気分になる。只今、午前2時30分。本日の深夜の連続ツイートはここまで。

紅葉、1週間前。

イメージ
山の方は、すっかり染まっていたけれど、平地の方はもう少し先のようです。 今月末くらいかな?

iphone3GSとiCloud。

先日、iphone3GSにiOS5をいれてみてから、はや数日。今のところ不具合らしきものは、でていない。自分のは16GBのモデルなのだけど、動作も「使えない」というほどのもたつきはない。バッテリーの消費も、iOS4の時と同じくらいの消費ペースだし、特に問題なく動作していると言えると思う。 とりわけ、iCloudが便利で、自宅に帰ってきてからwi-fi接続の状態になると、勝手に同期してくれるので、その日撮影した写真を以前のようにMacとケーブルで接続しなくても、すぐにMacで見ることができる。外出時にメモとしてカレンダーに書き込んでおいた予定などを、Macで詳細を加筆したりもしている。使い込むと、まだまだ便利な活用方が見つかりそうなので、とても楽しみな感じだ。 で、今日はiCloudにiphoneのバックアップを作ることにしてみた。これをやっておくと、今まではiTunesと同期させて作成していたバックアップを、iCloudに作成できるのでバックアップにMacが必要なくなると、いうことだ。とりあえず、バックアップの重要さは、今まででも痛いほど実感しているので、ひとつでも多くデーターを残せるということはありがたい。さらにiphoneだけで直接iCloudにセーブできるのだから、とてもいい。 本当は、iOS5にアップデートした日に、すぐに作業を行おうと思っていたのだけど、しばらくはサーバーが込み合いそうだし、データーの作成にどれくらい時間がかかるのかわからなかったので、色々な意味で余裕がある今日まで延ばしていたというわけだ。 そんな訳で、満を持して作業にはいる。手順は簡単で、iphone上の「ストレージとバックアップ」で「iCloudバックアップ」のボタンをオンにし、「今すぐバックアップを作成」をクリック・・・ではなくタップするだけだ。 すると、その下にバーが表示されて「あと○分」という感じで作業が進行していく。 自分の場合は「あと7分」というところで表示が止り、結局20分ほどもかかってしまった。一応作業が完了してから、内容を確認したところ、ちゃんとバックアップされていたので、ひと安心。最初は、このように長めの時間が必要になるかもしれないので(自分のiphoneが3GSということも影響があるかもしれないし)余裕をもって、作業をされると良いかと思います。まあ

iphone4s 入荷せず・・・。

iphone4sの発売から、一週間が経過。案の定、というか、予定通りというべきか、未だに入手できていない。12日に仙台市内のソフトバンクショップに予約をしたのだけど、今のところ入荷予定の連絡もきていない。予約の段階で「一ヶ月は、お待ちいただくかと」と、店員さんに断言されてはいたものの、ネットに書き込まれている情報などを見る限りでは「さて、本当に一ヶ月で手に入るのかな?」という気分にすらなっている。iphone4の時は、一ヶ月待ちが普通だったらしいから4Sの方は二ヶ月・・・いや、まさかね、という気分になっている。 おそらく、もしこれが10代・20代の頃の自分ならば、きっと友人知人に連絡をとって「仙台市内で入荷している店があったら教えてくれ」と頼み、情報が入り次第(たとえ、それが未確認の怪しい情報だったとしても)「よしきた、とりあえず行ってみるぜ」と車かバイクをすっ飛ばしていたと思う。場合によっては、宮城県から外に出て他県にまで買いにでかけたかもしれない。あと在庫残り1台でも、可能性がある限り行ってみることに意味がある、とかなんとか理由をつけて出発したと思う。そしてそれをイベントとして、楽しんだかもしれない。 でも今は、そんな気分ではない。「4S? うん、まだ手に入っていないんだ」と、挨拶がわりに言葉を交わすことはあるけれど、こうやってブログを書いてみたりはするけれど、他の店を探してみるというような感じにはなっていないし、情報を集めるというようなこともしていない。「まあ、いいや。もうしばらくは待ってみよう。iphone3GSにもiOS5をいれたし」という気分だ。 これは歳を重ねることで、少しは落ち着きがでてきたからか? 待つということが、できるようになったのか? とも思えるが、そのような訳でもないような気がする。年齢以外の理由があるような気がする。それはなんだろう? と考えてみるに、気がついたことがあるので、秋の夜長にまとめてみようと思う。 はじめてiphone3GSを購入した時は「なんてすごいデザインだろう。美しいフォルムだろう」と、手にとるだけで、わくわくしたことを覚えている。ショップの店員さんが、奥からiphoneが入った箱を持ってきて、白い手袋をはめて中から取り出し、僕の目の前に置いてくれた時は、手を触れるのを一瞬躊躇したくらいだった(もちろん、すぐ

月山登山(秋)。

イメージ
今年(平成23年)の月山は「 兎 歳御縁年」にあたるそうだ。「 十二年に一度の卯歳御縁年で、なにかすごいご利益があるみたい」と、連れに誘われて月山へ登ることになった。 月山といえば、 深田久弥氏の「日本百名山」にも収録されている有名な山。地元の人ならば、ほぼ全員が知っているし、うちの両親も登ったことがある山だ。そんなに有名な山だというのに、なぜか今まで縁がなく登ることがなかった月山に、今回いよいよ挑戦することになった。 月山へは、地元の仙台市から、車で約2時間ほどで到着した。東北自動車道の仙台宮城ICから入って、山形自動車道へ入り、月山ICで降りる。そこから県道112号に入って、途中の看板を目印に進むと「姥沢駐車所」へと到着する。特にわかりにくい道もなく、スムーズに到着することができた。 途中、山形自動車道の古関PAで休憩をとったのだが、連れが食べた「朝定食」は非常においしかったそうだ。「ワンコインで、あれが食べられれば十分に満足」とのことだったので、気になる方は試していただきたい。「納豆が大粒でうまかった」とも言っていたので、大粒の納豆が好きな方は期待大だと思う。 おいしい食事を済ませた後は、気合いを入れ直して登山口へ向かう。今回は「姥沢ルート」を登る。まず、姥沢駐車所から歩いて「月山ペアリフト」の下駅へ向かう。途中入山協力金の徴収窓口があるので、そこで1人200円(2011.10現在。時期により変動するようなので、ご確認ください)支払いつつ受付の方に「今日は雨は降りますかね?」と質問してみる。その方に「今日は大丈夫でしょう」と即答されたので、雲の隙間から見える青空を眺めつつ意気揚々とリフト乗り口へと向かった。(この時の係の方の台詞が後々、深い意味を・・・(笑)) スキーの時にリフトを利用したことは何度もあるが、登山で利用するのは初めてだ。なんとなくうれしい。15分ほど、時折山から吹き下ろしてくる風に、ゆらゆらと揺られながら高度を上げていく。近くに、遠くに見える紅葉がうつくしい。山々峰々も静かに霞んで見える。リフトからおりて、休憩小屋の前を通り過ぎていよいよ山へ入る。 リフト上駅から「牛首」の分岐点をめざす。整備された木道を、淡々と歩く。とても歩きやすく危ないところもほとんどないので、小さなお子さんと一緒に月山に登る方は、このあたりまで

iphone4S発売。

本日10月14日、いよいよiphone4Sが発売になりました。 twitterでも、iphone4S購入についてのツイートが並んでいましたけど、自分はまだ入手できていません。やはり、発売日の数日前に予約したのでは、しばらく順番が回ってこないことはわかっていたのですが、こうやって販売されている様子を見ると物欲が刺激されますね。 ちなみに自分は、地元・仙台市のソフトバンクショップで予約をしました。「量販店よりも、やや郊外のソフトバンクショップの方が予約数が少ないので入手しやすいぞ」という根拠に欠ける情報を活用して、近場のソフトバンクショップで予約したわけですが、よくよく考えてみれば根本的な入荷数は、量販店の方が多いのではないか? キャンセルする人も多そうだから、結果としては量販店の方が早く入手できるのではないか? とも、今となっては感じるわけです。 とは言っても、もう発売日はやってきてしまったので、とりあえず今回は ソフトバンクショップで予約をした、と。今回の様子を見て、iphone5Sの予約をどこにするかを考える、ということにしたいと考えています。 そんなわけで、昨日は「もしかしたら初日に順番が回ってくるかもしれない」と、いつ連絡の電話がきても大丈夫なように、遠く離れていてもちゃんとわかるように、iphoneの着信音を「やや大きめ」に設定しておいたのですが、やはりとうぜん、連絡がくるわけもなく、今こうやってネットを見ながら、他の方が発売日にiphone4Sを入手している様子を眺めています。 不思議なもので、iphone4Sの予約をした直後から、現在愛用しているiphone3GSのホームボタンの調子が悪くなってしまいました。それまでは、ぽちっ、と押せば軽やかに反応してくれたのに、今では、むぎゅ、という感じでやや強めに押さないと反応してくれません。無視されることもあります。 Siri に、個人的な質問をすると、甘えたような返事をする動画がありましたが、自分のiphone3GSにも「どうせ、あんたも新しいのがいいんでしょう? 1日でも早く、向こうへ乗り換えたいんでしょう?」と言われているような気がしなくも、なくもない、わけです。 さて、そんなわけで、自分の予約の順番はいつごろになるのか? なんとなく自分の直感では、今月26日ころ、という感じがしているので

iphone3GSを、iOS5にアップデートする。

iphone3GSをiOS5にアップデートした。 ダウンロードから完了まで、約1時間。アップデート時のプログレスバーが、じりじりと進行していく様子を見守っていると(問題なく完了するということが、わかっていても)ハラハラしますね。 カメラがロック画面から、すぐに立ち上げられるようになったこと(3GSでも、思っていた以上に早かった)が、何よりの収穫。これで咄嗟のシャッターチャンスも大丈夫。通知センターも便利。通知の設定をいじれるので、自分の好みに調整できるのもいい。メール入力時の文字変換候補の位置が変更になったこともよかった。前の位置だと、選択しにくかったり、間違って「送信」を押しそうになっていたのだけど、だいぶ使いやすくなりました。 さて、今回のiOS5で個人的に楽しみにしていたのが「iCloud」。iphoneで撮影した写真が、iphotoに簡単に同期できたり、連絡先とアドレスブックを同期させたり、カレンダーに書き込んだ内容をiCalに反映させてみたりと、まだその程度しか試していないのだけど、「おっ、ちゃんと変更されているぞ」と確認する段階でとどまっているのだけど、こうやってwi-fi経由でiphoneとMacを同期できるのは、使い込めば使い込むほど便利になりそうだ。 iphone3GSだと、動作がかなり重くなるのではないだろうか? と躊躇していたところもあったのだけど、今のところは普通に動作してるので、ひと安心。まだまだ新しい機能があるので、チェックしながら楽しみたいと思っています。 追記:半日ほど使ってみて気づいたこと マップで経路を検索すると、複数の候補から選べるようになっていた。これはイイ。距離的には若干遠回りになっても「こちらの道を通りたい」というような時が、ありますからね。タップすると時間と距離も即座に表示されるのも便利です。 リマインダーも、いいです。時間を設定しておくと、iphoneのロック画面に音と一緒に表示してくれるのですが、同時にMacの画面にも「iCalからの通知」とメッセージを表示してくれます。iphoneとMacの両方から通知してもらえれば、さすがにズボラな自分でも見落とすことが激減するのではないか、と思っています。 追記2: 約2週間ほど使ってみて、今のところ不具合のようなものはありません

日没15分前。

イメージ
日没15分前。地平線の向こう側へ、太陽が隠れていきます。 今日の日没は、17時10分。 明日の日の出は、5時45分。 考えてみると、今の時期、一日の半分くらいの間、太陽が沈んでいるんだね。秋の夜長か・・・。

iphone4S 予約完了。

14日の発売日を目前にして、iphone4Sの予約をしてきた。ios5のリリースが、本日(日本時間では、13日未明?)の予定となっていたので、今使っているiphone3GSを、ios5にアップデートしてから様子をみて予約をしようと考えていたのだけど、ソフトバンクショップの前を通った時に店内が空いていたのが見えたので、ついでに予約をしておくことにした。 iphone4Sには、16GB 32GB 64GBの3種類が用意されていて、16GBの場合は実質負担額0円。32GBは480円。64GBは880円となっている(すべて月額) 最初は「16GBでもいいかな・・・」と思っていたのだけど、カメラの性能もよくなったし、現在使用中のiphone3GS 16GBでも、残り容量が数GBになっていたことを考えて、多少でも余裕がある32GBにした。今回のキャンペーンで、現在のiphone3GSの残債が無料になるので、無料になった分を充当すれば差し引き0円になるので、32GBへ踏み切ったということもある。まあどちらにせよ、今回のiphone3GS→iphone4Sのキャンペーンは、かなりお得だった。ユーザーとしてはありがたい限り。 ちなみに、自分は地元(仙台市)のソフトバンクショップで予約をしたのだけど、特に待ち時間もなくスムーズに予約を完了することができた。さくさくと手続きが終わってから最後に、対応してくれた店員さんに気になる入手時期を質問すると、明確な返事は返ってはこなかった。でも、なんとなく「来月中には、ほぼ確実に」というニュアンスだったので、さほど待たずに入手できるのではないかと期待している。ふしぎなもので、予約するまではグズグズ(?)していたのに、予約をしてしまうと早く手にいれたくてウズウズする。 ちなみに、キャンペーンのipad2は、MacBookAirも持っているし、とりあえず申し込みは止めておいた。11月中は対象になるようなので、もし気が変わったら購入してしまうかもしれないが、今のところは止めておこうかなと思っている。

定義山へ行く(秋)

イメージ
定義山へ行ってきた。 正確に書くと「 定義如来西方寺」 へ行った、ということになるのだけど、地元の人間はみな「定義山」と呼ぶし「定義山へ行ってきた」という。特にここで強調するようなことでもないのかもしれないが、私たち地元の人間にしてみると「 定義如来西方寺 =定義山」なので、旅の途中で道を尋ねる際には気をつけて、いただきたい。 それはともかく、この西方寺が設立されたのは「宝永3年(1706年)」だという。単純に計算してみると300年以上も前に設立されたことになる。 西方寺は、仙台市青葉区大倉という場所にあるのだけど、仙台市内から車で約1時間、静かな山間の自然に囲まれた場所にある。 今でこそ車で「今日は天気もいいから、定義山へ行ってみようか」と、気軽に出かけられる距離だけど、300年も前だとかなりの山岳地帯だったのではないか、と想像する。当時の人たちが、ここに詣でる際には、かなりの準備をして出かけてきたのだろう。山を越えて、川を渡り、気持ちを込めて手を合わせたことだろう。そんな風に考えると、色々と考え深いものがある。 こちらには、見事な五重塔がある。塔の前に設置されている椅子に座って眺めていると、本堂の方から鐘の音が静かに聞こえてきた。 当日は小雨がふる、少し肌寒い気候だったのだけど、その風情が心地よくて、しばらく椅子に座って塔を眺めていた。 20代前半の頃に、ここにやってきた時には、ちらっとだけ塔を眺めて、あとは名物の油揚げを食べた記憶しかないのだけど、最近はこうやって静かに建築物を眺める時間を楽しめるようになってきた。これは、そこそこ色々な場所を旅してきて、いろいろなものを見てきたから、それぞれの違いを自分なりに比較して、楽しめるようになってきたからではないか、と思う。そのように考えると、色々な場所を旅することの大切さや、年齢を重ねるのも悪くないな、と思ったりするわけです。 と、そんなことを考えながら、参道の方へと回り、仁王像を見上げ、家に油揚げのお土産を買ってから、定義山を後にした。 今回は秋(10月上旬)の暑くも寒くもない、ちょうどいい一日だったけど、今度は冬のビシッと寒い日や、逆に真夏の立っているだけでも汗が流れてくるような日に、こちらに詣でてみようかなと思いました。 大きな地図で見る

深夜の連続ツイート「かろやかな気分」

イメージ
本屋の中でのできごと。通路の向こう側から、4歳くらいの男の子が、こちらに向かって走ってきた。あまりにも一生懸命に走ってきたので、僕の横を通り過ぎる時に靴が片方脱げてしまった。その子は、いそいで靴を手に取ると、僕に向かって「ごめんなさい」と頭を下げた。 (つづき)つられて自分も「あ、はい」と会釈をした。その子が靴を履いて、あたふたと走り去ってしまってから、なんとなくあたたかい気分になっている自分に気がついた。いや「あたたかい」というよりは、「かろやかな気分」と言った方が、いいかもしれない。 (つづき)その子が「かろやか」にしてくれたおかげで、午後はいくつか、おもしろいヒントを見つけることができた。シャツ一枚で出てきてしまったけれど、ほくほくした気分で道を歩くことができた。単純だなあ、と思うと同時に、でもそんなものだよね、と思ったりもする。 (つづき)これで深夜の連続ツイート終わり。もう10月。今年のカレンダーも、あと3枚。温かいコーヒーがうまいぜ、などと言いながらノホホンと過ごしている間に、一気に冬になってしまいそうだな。「おわり」

深夜の連続ツイート 山の神様

イメージ
今日(昨日)山に登った時の話。登山口で、50代と思わしき女性に声をかけられた。「この山に登りたいのだけど、私にも登れるだろうか?」とのこと。とても真剣な表情だったので、くわしく話を伺うと「かくかくしかじか(←省略)」で、この山に登りたいのだという。 (つづき)理由もよくわかったし、同じレベルの山に登った経験もあるというので、ザックから地図を取り出し、ルートと必要な時間を説明させていただいた。その方は、なるほどなるほど、というようにうなづくと、今日は何も準備してないので、またきます、と登山口の前から立ち去って行った。 (つづき)数時間後、登山を終えて同じ場所に戻ってきた僕は、その女性が立っていた場所を見た。そこには、僕の車が一台あるだけだった。ふと「さきほどの人は、現実の人間だったのだろうか?」という考えが頭に浮かんだ。自分は、本当に「誰か」とここで話をしたのだろうか? (つづき)今までに僕は、色々な山に登り様々な人と出会ってきた。登山道で立ち止まり、話をしてきた。心温まる話もあれば、ちょっと信じられないような刺激的な話もあった。そして「また、どこかの山で!」と別れるわけだけど、今のところ同じ人と別の山で再会したことは、残念ながらまだ一度もない。 (つづき)これで深夜の連続ツイート、おわり。今日は登山の前後に読んでいた推理小説のせいか、なんとなく謎っぽい気分の一日だった。まもなく紅葉が始まる。山の短い秋がやってきて、長い冬がやってくる。紅葉は見たいけど冬は苦手だから、もうしばらく今の季節が続けばいいのにと、思っている。

善光寺で「お戒壇巡り」を 秋の長野を巡る旅(7)

イメージ
小布施を後にし、向かった先は 善光寺 。長野旅行を計画していた段階では、善光寺に詣でる予定はなかったのだけど「長野に行くなら、善光寺は必須」という知人のアドバイスを参考に、そこまで言うのならと行ってみることにした。が、これは確かに大正解だった。 自分のように、信心深くない人間でも、善光寺の建物が醸し出している迫力や、参拝客が連なって歩いて行く参道の様子を眺めているだけでも、何か感じるものがある。ずっとずっと昔から、多くの人たちがこうやって、この参道を歩いてきたのだろう。長い距離を歩いたり走ったりして、この参道の入口に立った時には、どのようなことを感じたのだろう。 今日の僕のように、車でささっと来ることができる人でさえ、おおっ! と感動するのだから、はるばる何日もかけてやってきた人の心中やいかに、といった感じである。 今回、善光寺に詣でた際に、ぜひ参加したいと考えていたのが「 お戒壇巡り 」だ。これは「極楽の錠前」に触れさせていただくことで、御本尊様と結縁をいただけるという儀式である。 儀式なので、詳しい説明は省くけれど、参加する前と後に、色々と考えさせられることがありました。とても貴重な体験だったので、おすすめです。 ちなみに自分の場合は儀式を終えて外に出た時に 「戻ってこられた・・・」 という気分になりました。すでに、この儀式に参加された方は、きっと共感してくれるのではないかと思います。いや、とにかく参加してよかったです。しみじみ。 参道では門前の 八幡屋磯五郎 で「お約束の七味唐辛子」も入手した。遠くから見ても、一目でわかる&記憶に残るデザインのブリキ缶。かつては 「善光寺参りの手形」 と言われたそうだけど、それもなるほど、といった印象を受ける存在感だ。 アニバーサリー缶ということで、オリジナルの七味缶を作ってもらえるということを知り、かなり気になった。何かのイベントで、オリジナル缶を配りながら「七味は、七つの風味が組み合わさって、豊かな『辛み』を作りだしていくわけですが、辛みといっても、そこには絶妙なハーモニーがあるわけですが・・・」などと、わかったようなわからないようなことを言ってみたいと思ったりもした。まあでも、実際は、自分と七味とは何の縁もゆかりもないし、本当に配ったとしたら「なぜ七味?」という反応が返ってきそうな

小布施観光。歩く観るそして栗 秋の長野を巡る旅(6)

イメージ
長野3日目。 宿で朝食を済ませてから(おいしかった)向かったのは 小布施 。ここは、ことりっぷという旅の本を見て、無性に気になり今回の日程に組み込むことにした。 小布施といえば栗。そして、北斎。その程度の知識と情報のみで、現地へ向かう。昨晩宿泊した渋温泉からは、車で約40分といったところ。普通の地方の道路を淡々と走っていくと、ある区域に入った瞬間に空気が変わるのを感じた。街全体のトーンというか、雰囲気が全然異なっている。「何かありそう」なわくわく感。そうか。ここが小布施なのか。 町営「森の駐車場」に車をとめる。出口で駐車料金を支払って(前金制だった)外に出る。当日の小布施の空は、薄曇りといった感じ。暑くもなければ寒くもない。歩いて観光するには、ちょうどいい気候だ。 ガイドブックにある、おすすめルートを参考に、ぐるりと町の中を歩いてみる。まず最初に感じたのは、街全体がひとつのコンセプトで「しっかりと作り込んである」ということ。ただ「観光に力を入れています」というのではなく「 観光してもらうために、それにふさわしい街並を徹底的に作りこんでいる 」という印象を受けた。 建物の外観はもちろんのこと、道路の幅や通路の角度まで計算しているのでは? と感じてしまうほど(もちろんこれは、僕の個人的な印象だけど)きっちりと世界観を作っていて、それを自然に醸し出しているという、ものすごくコンセプチュアルな町作りをしているのではないかなと感じた。 そんなわけで「ただぶらりと歩いているだけ」でも、なかなか楽しい。あそこも見たい、こちらの方には何があるのだろう? と、町のすみずみまで歩き回ってみたくなる。 ものすごい数の観光客(大型バスが次々と駐車スペースへ入っては出ていく)の流れに乗りながら「 北斎館 」へ。 僕は、旅に出た時は、そこの町にある美術館に入るようにしているのだけど、今回もその流れとして「では、 北斎館 に行ってみるかな」という感じだった。ところが実際に中に入って作品を観てみると、想像以上におもしろかった。特に「屋台展示室」に展示されていた天井画の迫力には、圧倒されてしまった。実際に、この屋台は町の中をねり歩いていたのだろうか? そしてその姿を、当時の方達はどのような気分で眺めていたのだろうか? たぶんきっと、それはすごく豊かな時間だったよ

渋温泉で九湯巡りに挑戦 秋の長野を巡る旅(5)

イメージ
上高地を出て、本日の宿へと向かう。今回選んだのは「 渋温泉 」だ。渋温泉は、長野県の東北の方、野尻湖のやや東に位置する温泉街である。 なぜここを選んだかというと、この渋温泉には 「宿泊客しか利用できない外湯が9つあり」そして「それをすべて巡ると、満願成就」という言い伝えがある という情報を知ったからだ。 こんなに面白そうな温泉があるなら、行くしかない。宿泊客しか利用できないというのもいいじゃないか、と決定したのだった。 温泉宿へは午後の5時くらいについた。すでに、浴衣を着た人たちが、下駄の音を響かせながら温泉街を歩いている。石畳の道に響き渡る下駄の音。自分も早く「あの一員」になりたいと、自然と気分が高まっていく。 宿の部屋は2回の角部屋。温泉街のメインに面していて、お客さんたちが道を歩いている姿を眺めることができる。浴衣にカメラを手にして、何度も立ち止まりながら写真を撮影している人。2階の部屋にまで、会話の内容がはっきりと聞こえるほど大きな声で、ゆっくりと歩いて行く人。母親に手をひかれながら、湯屋に入っていく子供。恋人同士と思われる若い2人組。さまざまな人たちが、下駄の音と一緒に道を歩いていく。 いそいそと浴衣に着替えてから、さっそく 「九湯巡り」の計画 を立てる。一度に9つは、さすがにきつい。夕食の前に3つ。夕食後に3つ。朝一番に3つくらいのペースで巡ろうか、とおおまかな計画を立ててから出発。 ここの九湯巡りには「 巡浴祈願手ぬぐい」 というアイテムがある。その名の通り、外湯の名前が縦に書かれた手ぬぐいで、そこの湯につかった証としてスタンプを押していく仕組みになっている。そして、すべてのスタンプが押された手ぬぐいを持って、最後の仕上げに高台にある高薬師さんに詣でるという流れになっているわけだ。 この手ぬぐいが、九湯巡りの面白さを引き立てていて、もはや湯を楽しむというよりも 「すべてのスタンプを押す」ことが目的 になってしまっているような気がするくらいだ。実際に、風呂に入らずにスタンプだけを押して回っている人や、足先だけにお湯をかけてすぐに外に出てしまう人も、何人か目にした。外湯が利用できるのは、夜の10時まで。そして朝は6時から。人によっては、ひとつの湯を数分で巡らないと間に合わない人もいるだろうから、いきおいそのような巡り方にな