深夜の連続ツイート「逃げ水」。


夏の暑い日に、アスファルトの上にできる蜃気楼。地面に水があるように見える「アレ」の名前はなんだったろう? と考えているうちに、そういえば昨年の夏にはアレを見なかったような気がすることに気がついた。いつも車で移動しているから、見逃してしまったのだろうか。

(つづき)小学校の頃は水泳記録会の選手に選ばれていたから、毎日プールに行って泳いで歩いて帰ってきたから、アレは毎日のように目にした。蜃気楼とわかっていても「もしかしたらアレは本物かも」と思いつつ、赤い自動販売機の前を曲がり、青い友人の家の前を通り、水を追いかけ家路を急いだものだ。

(つづき)子供の頃の365日は永遠だったし、夏休みは無限の可能性で「なんでもできる」気がした。「エジソンは図書館の本をすべて読破した」と知って、よし家にある全集を左から右まで全部読もうとか、町外れの川までアイツを誘って自転車で釣りにいこうとか、とにかくなんだってできる気がした。

(つづき)そんな風にして一緒に過ごしてきた仲間達が、今でもアレを見た時にソレを思い出してくれたのなら、と思ったりする。只今、午前1時54分。これで深夜の連続ツイートおわり。ちなみに、子供の頃に見たアレの名前は「逃げ水」。たしかに、ぴったりの名前だね。

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