「最後のディナー」再読。
推理小説は、一度読むと二度は読み返さない(犯人もトリックも、わかっているわけだし)事が多いのだけど、島田荘司氏の作品は、わりと定期的に読み返してしまう。本日は「最後のディナー」を再読中。ぐっ、とくる。
自分が初めて読んだ島田作品は「斜め屋敷の犯罪」だった。読み終わった瞬間に「これは、あとでもう一度読み返してみたいな」と感じたことを覚えている。それから島田作品を読むようになり「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」で、完全にやられてしまった。この人はすごい! とそれからは新作が発売される度に、それこそ飛びつくようにして読むようになった。
ちなみに今は、2012年の春に刊行予定である「樹海都市」が、とても気になっている。Wikipediaに掲載されている情報によると、注文販売で予価10000円とある。webにちらばっている情報を眺めているうちに、かなり興味がわいてきた。が、が、が、今の自分には手がでにくいなあ。でも、なんだかんだで買ってしまうのだろうか??