瑞鳳殿七夕ナイト 森のコンサートへ行く。

瑞鳳殿七夕ナイト 森のコンサートへ行ってきた。
瑞鳳殿は伊達政宗を祀る霊廟。仙台の観光案内には、必ずといっていいほど紹介されている場所だけれども、自分がここを訪れるのは、もう一体いつ以来になるのだろう。確か、大学生のころに一度来たような気がするから・・・いや、違ったかな・・・と、いうほどだいぶだいぶ昔の記憶しかない。

今回ここにやってきたのは、七夕期間中にライトアップされるということと、コンサートがあるということを教えてもらったからだ。ちょうど気候も涼しかったし、七夕らしいことをやってみたいとも思っていたので、連れ立ってでかけてみることにした。

ライトアップされた瑞鳳殿は、記憶の中の微かな映像よりも、ずっとずっと艶やかだった。極彩色に染められた「ど派手」な装飾は、まさに「伊達者」といった印象である。最近、つくづく思うのだけれど、当時の奥州と中央との差は、今の時代と比較すると格段の違いがあっただろう。情報の伝達方法も細いものだったろうから、伝わるものなどは、ほんの一部だったろう。その多くを想像するしかなかっただろう。そのような中で、伊達政宗は何を思ったのだろう。「負けないぜ」と思ったのか。それとも「ど派手に行ってやろう」とニヤニヤしたのか。「このくらいは、やらなければ」と必死に考えたのだろうか。そんなことを想像しながら、伊達政宗が残したものを見ていると、なんだか複雑な気分にもなる。そして同時に、正宗のように、この仙台の地から「ど派手にやってやろう」という気分にもなる。しかし、それにしても、すごいデザインですよね・・・。


当日は、和太鼓グループの「族ーYakara」の演奏が行われていた。太鼓の音と、笛の音。まさに、この場所にふさわしい音が鳴り響いていて、遠くから微かに音が聞こえてきただけで、わくわくしてきた。

最初は「太鼓の音もいいなあ」とか「演奏する時は、かなり激しい動きをするんだな」というような感じで聞いていたのだけど、ステージが進むにつれて、曲のイメージが頭の中に見えてくるような感じになってきた。太鼓の音と笛の音(だけ)で、豊かな映像が見えたような気分になった。これからは、和太鼓の音楽も、色々と聞いてみよう。やはりライブで音を体感する、というのは大切なことだよな、と再確認しました。

資料館で流されていた映像を見ると、四季折々、それぞれ異なった美しい表情を見ることができるようなので、また別の機会に来てみようかと思いました。やはり、地元をていねいにまわるってみることも大切だね。

人気のある記事

私とハトの七日間決戦 アイテムは100均のみ!

裾上げしたジーンズの裾を、自分で加工してみる。

uniqloジーンズの色落ち(四年経過)

【バリ島へ行った話(3)】航空券とwebチェックイン(ガルーダインドネシア航空でバリへ)

「ほんとうのさいわいは一体何だろう。」銀河鉄道の夜(宮沢賢治)より