組立天体望遠鏡(星の手帖社)を買ってみた。

子供の頃からずっと、天体望遠鏡が欲しかった。親に頼んでみたところ、顕微鏡は買ってもらえたのだけど天体望遠鏡は買ってもらうことができなかった。なので、ずっと「大人になってから買おう」と思っていたのだが、それがようやく実現したというわけだ。

しかし、ところでなぜ、頼んでいない顕微鏡は買ってもらえたのに天体望遠鏡は駄目だったのだろう。もしかして、顕微鏡と天体望遠鏡を間違えたのだろうか? 間違えるということはないよなあ・・・いや、しかし。

それはともかく、今回購入したのは「組立 天体望遠鏡(星の手帖社)」だ。お値段なんと、1580円(税込)安い! 初心者にはうってつけの商品だ。しかし、こんなに安くて大丈夫なのか? と思いネットで検索してみると、どうやらかなり優秀な商品らしい。初心者が月を観察するならば、これで十分に楽しめるらしい。子供の頃からの夢が、こんなにあっさりと叶ってもいいのだろうか、とい戸惑いはあったけれど、思わず購入してしまった。ちょっと緊張した(笑)


箱の中身は、このような感じだ。
見ているだけで、失われた少年時代(?)の気分が湧きあがってくる。早く箱から取り出して、バラバラにして組み立てたい衝動を感じるが、そこはまあさすがに大人なので、説明書を一読してからゆっくりと組み立てていく。

プチプチにくるまれたレンズを手にとった時は、妙な感動というか、迫力を感じた。ピカピカに磨かれたレンズを、指紋がつかないように、おそるおそる手に取って眺めているだけで、わくわくしてくる。ものすごく高価な宝物を手にした時のような気分だ。光に当ててみたり、のぞいてみたりして、たっぷりと楽しんでしまった。この組立キットのコピーは「10分で完成!」なのだが、この時点ですでに15分は経過していると思われる。

しばらくレンズを堪能したあとは、特に山場などもなく手順通りに組み立てて、あっさりと完成。レンズの向きに気をつければ、さほど難しい部分もなかったので、小学生でも組立てることができるだろうという印象。夏休みなどに、親子で組み立ててみるのも楽しいかと思います。さて、完成した望遠鏡で、さっそく部屋の窓から月を観察してみると・・・。

見えるぞ! その日は折しも、満月。光り輝く月の様子を観察することができた。ただし、手で持っていたせいか、少しの振動でもブレるし見失ってしまう。やはりこれは三脚が必要だと思い、カメラ用の三脚を取り付けてみることにする。


そして、三脚に取り付けた写真が、これだ。
なんだか、すごいかっこいい。いいじゃないか。迫力が、ぐっ、と増してくる。「僕の宝物」という感じがしてくる。

あらためて、レベルアップした天体望遠鏡で、月を観察してみると・・・。
やはり全然、見え方が違う。くっきりと見えるし、手で支えなくていいから、集中して月を観察することができる。クレーターも見えるし、表面の変化も観察することができる。これは、おもしろい。自分は、完全なる初心者なので、他の天体望遠鏡との比較はできないのだが、こうやって気軽に空を眺めるには十分に楽しめると思った。

何度か携帯電話での撮影を試みたのだけど、残念ながら今のところ気に入った写真を撮影することができていない。これが次の課題になることだろう。少し勉強してみて、いい感じの写真が撮影できたのなら掲載してみたいと思っている。
ちなみに、自分の目標のひとつは「土星」を観察し、写真におさめることである。いつの日かスキルアップして、ばっちりと撮影してみたいと思っている。楽しみだ。


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