絵本をつくりました「わたしはあなたでみんなはわたし」 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ - 3月 03, 2019 絵本をつくりました。 コピーライター(サトウ)とイラストレーター(さとう)の二人で絵本を作りました。二人で作った初めての作品です。たくさんの人に、ご覧いただけるとうれしく思います。 絵本「わたしはあなたでみんなはわたし」は、noteにて全ページ無料掲載中です。 ↓こちらをクリック↓ 🎥こさえる ミニムービー「こんにちは こさえるです!」 🌐こさえるホームページ↓ リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ
私とハトの七日間決戦 アイテムは100均のみ! - 6月 05, 2018 ハトがベランダにやってきた。 それは5月のゴールデンウィークが終わり、10日ほど過ぎた時のことだった。 「ハトがベランダに居る!」 連れがスマホで撮影した写真を送ってきた。その時は「ふうん、このあたりにもハトがいるんだ。今まであまり見かけなかったけどな」程度にしか思っていなかった。たまたま移動の途中に、少しベランダで休憩していると考えていたのだった。 それから数日後。私もベランダに鳩がとまっているのを発見した。しかも相手(ハト)は身動きもせずに、部屋の中をじっと覗き込んでいる。あきらかに こちらを「観察」 している。私は野生の動物が放つ鋭い視線に、一瞬戸惑ってしまった。まるで鳩がこの家の持ち主で、私が侵入者のようにさえ思えてきた。野生の凄みに恐怖を感じてしまう。 気を取り直して、窓の近くに立つ。鳩は逃げない。少し身体を揺らした程度だ。まさか、飛びかかってこないよな、とおそるおそる慎重に窓を開けると、鳩は向かいの電柱へ飛び移った。そして、また こちらをじっ、と見ている。 互いの空間でバチバチと火花が飛び散っているような気さえする。しかし飛びかかってくる様子もないし、まして相手は空中にいるのだからこちらからはどうすることもできない。とりあえずその日は、ベランダの掃除をして様子を見ることにした。 パートナーを連れて、鳩が再訪する 翌日は土曜日だった。私は部屋の中で作業をしていた。ベランダのあたりでごそごそと音がした。鳩の鳴き声も聞こえる。もしや、と思いベランダを覗きこんでみると、いた! 鳩だ! しかも パートナーの鳩と一緒だ! 私は窓に近づいて開けようとした。窓に手をかけた段階で、鳩は近くの電信柱の上に飛んで行き、そこからこちらの様子を伺っている。なんとなく不安を感じたが、とりあえずしばらくはこないだろうと考え、窓を閉めて 机に戻って作業を再開した。一時間ほど時間が過ぎてからキッチンへ行きコーヒーを淹れたり、周囲を掃除したりしていた。席をはずしていたのは3〜40分程度だと思う。ベランダの方からガサゴソという音が聞こえてきた。 まさか? と思ってベランダに行ってみると、 先程の鳩がベランダに戻ってるではないか! 私は窓を開けた。鳩はまた二羽でそそくさと電信柱に戻っていった。「これは、ちょっと休憩にきたという感じではないな」 Read more »
裾上げしたジーンズの裾を、自分で加工してみる。 - 2月 19, 2019 裾上げデニムに、アタリをつけるには? ジーンズをリジッドから育てるのは楽しい。時間と手間もかかるけれど、そうやって共に過ごしてきたジーンズには「人生の相棒」と呼びたくなるほどの、大切な一着になったりする。 それと同時に、私は 古着のジーンズも好きだ。 古着屋をめぐりながら「おっ、これはかっこいいな」と、いい感じに色落ちしたジーンズを見つけた時は、 お宝を掘り出した時 のような気分になる。 しかし、古着のジーンズの場合はレングスが合わない、という問題がある。短いものは諦めるしかないが、長すぎるものも困る。 古着のジーンズの裾を切ると「とんでもなく、かっこわるく」 なるからである。まるで別人になったかのような変貌を遂げることも、少なくない。裾上げはしたい。しかしそれで台無しになる可能性もある。古着でジーンズを購入する時の悩みのひとつである。 裾上げしたばかりの、のっぺりデニム 先月、ひさしぶりに古着で気になるジーンズを見つけて購入した。以前の持ち主は、裾上げをせずに裾を捲って履いていたらしく、そのまま履いているとズルズルと地面を引きずってしまう。最近は歳をとったせいなのか、 裾はきっちりとした長さで履きたい と感じるようになった。そこで「かっこわるくなる」のを承知で裾上げをしてみた状態が、こちらである。 いかがだろうか。 この、のっぺり感 。清潔感あふれる、生真面目な青年のような表情になって帰ってきた。このまま履くのは、なんとなくムズムズする感じがするので、自分で手を加えてみることにする。 水で濡らし、乾かして縮ませる。 ジーンズは洗えば縮む。コインランドリーの乾燥機に回して急速に乾燥させれば、さらに縮みやすくなる。と、いうわけで裾を濡らして乾かしてみることで表情をつけていくことにする。 まずは自宅にあった、観葉植物に水をあげる水差しを使い、裾だけをたっぷりと湿らせる。別に水差しを使わなくてもいいのだが、なんとなく丁寧に作業している感じを出すために使ってみた。意外と便利だったので、お持ちの方は試していただきたい。 裾に「うねり(パッカリング)」が発生。 このような感じで、適当に。しかし、しっかりと芯まで湿らせてから乾かすことにする。本当ならドライヤーを使って、乾か Read more »
uniqloジーンズの色落ち(四年経過) - 3月 01, 2019 uniqlo セルビッジデニムの色落ち記録 昨年「 このユニクロジーンズの色落ち記録は、今年で終わりにする 」と書いた。なぜ終わりにしようと考えたかというと、実は別のジーンズを購入してしまったため、使用回数が少なくなるだろうと考えたからだった。 ところが、実際に一年過ごしてみると、わりと棲み分けのようなものが出来ていて、それなりにこのジーンズも使用する時間があった。特に、新しく購入したジーンズがやや厚手の生地だったので、夏場などはそれなりに活躍してもらった。 そんなわけで、せっかく相棒として頑張ってくれているし、このブログの中でも「色落ち記録」の記事はそれなりにアクセスもあるし、 ユニクロデニムの色落ち記録を四年間継続している人は少ないのではないか 、と考え今年も掲載しておくことにした。予定は未定。作者の気持ちひとつで、ころころと変化するのである。 使用回数は、今までよりも減ったものの、こうして確認してみると、それなりに育っている気がする。成長期なのかもしれない。4〜5回履いたら、普通に洗濯しているので、メリハリのある色落ちではないが、静かに淡々と成長してくれたと思う。親はなくとも子は育つ、というやつだろうか。使い方を間違っているかもしれないが、つまりそういうニュアンスである。 裾はこのような状態である。波打ったかのような文様が、まるで手で描いたかのように刻まれている。(ちなみに裾は新品時から切っていない。軽くひとまくりすると、ちょうどいい長さだったので、そのまま履いていた)。ちなみに、若い頃はジーンズの裾が長めでも気にならなかったが、年齢を重ねてくると「だらしがない」ような印象になるので、最近は 古着でも、ジャストサイズに裾上げすることが多い。 こちらの写真は、膝の周辺部分。普段はあまり気にかけることがなかったのだが、こうして改めて写真を撮ってみると、それなりに綺麗なグラデーションになっていた。右足の方が色落ちが大きいのは、足を組む時に右足を上にしてその上に手を置いている事が多いからだろう。 そんなわけで、これが私が四年間「育てた」ユニクロデニム(レギュラーフィット)である。 自己主張は控えめだけど、とりあえず淡々と生活している 、ような雰囲気に育ってく Read more »
【名言】「日本より頭の中のほうが広いでしょう」夏目漱石 三四郎【名作文学を読む】 - 10月 27, 2020 「日本より頭の中のほうが広いでしょう」夏目漱石【三四郎】 今回紹介するのは、夏目漱石の三四郎の一場面です。三四郎には、広田先生という登場人物が出てくるのですが、この広田先生と主人公の三四郎が電車の中で会話をしている場面です。 「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より……」でちょっと切ったが、三四郎の顔を見ると耳を傾けている。 「日本より頭の中のほうが広いでしょう」と言った。「とらわれちゃだめだ。いくら日本のためを思ったって贔屓の引き倒しになるばかりだ」(夏目漱石 三四郎より) 「日本より頭の中の方が広いでしょう」この一文が、とても印象的な場面ですね。私たちは日々の生活をしていると、自覚しているよりも速い速度で思考が狭くなっていきます。 考えるのが面倒になり、今自分が理解できる範囲で世界を切り取ってしまいます。 そのような時に、広田先生の「日本より頭の中の方が広いでしょう」という言葉を読んでみると、確かにそうだなと。精神世界といいますか、発想や想像力などは、現実的な制約がないわけですから、どこまでも広げていくことができる。そのようなことを、ぼんやりと空を見上げるようにして考えてみると、 少し視点が高くなるといいますか、背中を押してもらえる ようなそんな気分になってきます。 三四郎の「時代背景」から では、もう少し、 三四郎が書かれた時代背景などを考察しながら、もう少しこの場面を掘り下げて 考えてみたいと思います。三四郎は、1908年に朝日新聞に連載されました。日露戦争が1904年ですから、戦後の変動期であり西洋の文化や情報が怒涛のごとく押し寄せてきていた時代ですね。 世の中が、意識的無意識的に、 一つの方向に向かって進んでいこうとしている。 強烈な勢いで日本が変容している。そのような時代の中で、夏目漱石は「とらわれちゃだめだ。」と広田先生に言わせています。つまり作品を通して、 日本の現状と社会が進んでいる方向性に批評を行っている わけです。 作品の中でも、 「しかしこれからは日本もだんだん発展するでしょう」と弁護した。すると、かの男は、すましたもので、「滅びるね」と言った。――熊本でこんなことを口に出せば、すぐなぐられる。悪くすると国賊取り扱いにされる。(夏目漱石「三四郎」より) と、 痛烈な批評を行っています。「滅びるね」これはおそらく、漱石自身の考 Read more »
【バリ島へ行った話(3)】航空券とwebチェックイン(ガルーダインドネシア航空でバリへ) - 8月 03, 2023 ・航空券の予約をしよう。 日本からインドネシアへは飛行機で移動することになる。成田からデンパサール空港まで ガルーダ・インドネシア航空 の直行便が運行していて、今回はこちらを利用した。チケットを予約する際に「席を隣り合わせで予約するためには、 オプションで追加料金が必要になる 」と説明があった。数千円の追加ということなので(正確な金額は忘れてしまいました)さて、どうしようかと1分ほど考えた。 旅の計画をしていて悩ましいのが、追加料金が続いて当初の予定よりも大幅に予算が膨れ上がっていくことである。数千円のオプションが積み重なると、あっというまに数万円になったりする。予算に余裕がたっぷりあるのならば問題ないのだが、そういう状況ではない。限られた資金を活用して 「すこしでも遠くへ、少しでも長く 」の旅が、私たちの基本姿勢である。今回の旅も、もちろんこれが原則である。 さてどうしようか、別に席が並びでなくてもいいかな……、などと考えていたところ、スタッフの方から「 早い者勝ちにはなるけれど、webチェックインの時に席を選べるので、そこで確定する方法がある 」という説明があった。 あぁ、それでいいです。時期的にそこまで混雑していなさそうだし、並びは取れなくても前後の席は大丈夫だろう、と軽く考えてオプションは追加せずに予約申し込みをした。 ところが、このときの判断が甘かったことを知るのは…… と、言うこともなく、後日無事にwebチェックインで並びの席を押さえることができたのだった。 ・webチェックインは、48時間前から webチェックインについて補足説明をしておこう。ガルーダ・インドネシア航空の場合、 48時間前から、webチェックイン (事前チェックイン)をすることができる。ログインすると、その時点で空いてる席が表示されるので、好きな席を選んでチェックインできるシステムになっている。事前にガルーダ・インドネシア航空のアプリをスマホにダウンロードしておくとよろしいかと思う。 英語表記なので、私のように語学力に心配な人は少々戸惑うかと思うのだが、手順を解説しているサイトがあるので、それらを見ながら頑張ってチェックインしていただきたい。意外とこういうのって、気を使いますよね。予約完了、のはずが、最後のボタンをタップするのを忘れて未完了のままになっていたりしてね……いや、今 Read more »