起業家・経営者向け「成功するための読書術」2つのポイント解説


起業家の教え「成功するための読書術」2つのポイント

今回は「成長したいなら本を読もう」というテーマで書いてみたいと思います。
私は独立起業して今年で19年目を迎えようとしていますが、もし誰かに「続ける秘訣」について質問されたとしたら「読書の習慣です」と即答すると思います。

そのくらい「本を読む習慣」は私の発想や判断の根源になってると思います。そこで今回は、私がどのように本を読んできたか? という内容で皆さんに解説してみたいと思います。これから独立起業を目指す人から、経営者、スキルアップを目指す社会人や学生のみなさんに、参考にしてもらえればと思います。

ポイント1「ひとつのテーマを徹底的に掘り下げていく」

私が「読書習慣」について説明する時に、説明するポイントが2つあります。最初のポイントが「ひとつのテーマを徹底的に掘り下げていく」ということですね。
例えば「マーケティング」の勉強をしようと考えて書店へ行ったとします。そこで私の場合ですとマーケティングの棚のところに行って、関心を持った本を3〜5冊ほどまとめて購入してきます。

そして、自宅に戻ってから一気に目を通して「この作者は面白いな」とか「わかりやすい」「この人の教え方だと頭に入ってくる」などと自分なりに考察して、その中から「気になった作者」を一冊選ぶのです。

読書をする時も「相性」が重要だと思います。学校の授業でも「この先生に教えてもらいたい」という先生に教えてもらいたいですよね。本にしても同様で、この作者に教えてもらいたい、という相性のようなものがあると思うのです。まずはそのような作者(本)を一冊選ぶということが、私の場合は重要でした。

一定の情報量が蓄積するまで、読み込んでいく

一冊選ぶことができたのなら、そこから本格的なスタートになります。どうするかと言いますと、次に書店に行った時などに「その作者の本」をできるだけ入手します。そして一気に読み進めていくようにしています。「大切なポイント」は繰り返されますし、複数の本を読み込むことで作者のテーマや考え方などが、わかるようになってきます。

そのような時間を積み重ね、一定の情報が溜まってきたところで、次のステップに入ります。次のステップは何かというと、本の巻末にその作者が参考にした書籍や、オススメの本が掲載されていますよね。そこに書かれている方を何冊か選んで、読み込んでいきます。そして「この作者は面白い」という新しい出会いがあったならば、またそこから読み込んでいくわけです。

このような作業を繰り返していくと、その知識に対する体系化といいますか、一定の情報源ができてきます。私のように、専門知識がない人間は、このようにして一定の書籍を読み込んでいかないと、表面的な理解だけで終わってしまうので、このような時間が必要になるというわけです。

なかなか「大変そう」に思えるかもしれませんけど、実際は「この本はおもしろそう」というものだけを選んでるので、そこまで辛くなく読むことができます。お試しください。


ポイント2「手当たりしだいに、本に触れる」

さて2つ目のポイントに進んでいきましょう。
2つ目のポイントは「手当たりしだいに、本に触れる」ということです。

私の場合、書店に行くと「決まったコーナー」にばかり行ってしまうのですね。例えば「新刊コーナーへ行って、次に文学の棚を見て、雑誌を通って外に出る」というように、行動がルーティン化してしまっているのです。

アマゾンなどを利用する時も「おすすめの本」が表示されますよね。それは私自身が今まで読んだ本や、私と興味が似ている人の情報に関する「おすすめ」なので「同じ系統のもの」が中心になります。

このような状態だと「自分が読みたい本」を探す時には良いのですが、どうしても偏ってしまったり「興味があることしか読まない」状態になってしまいます。そこで、ポイント1で解説したように「掘り下げる読書」と並行して「広げていく読書」も継続していきます。

しかし、特に難しいことをする必要はありません。様々なジャンルの本をひとつひとつチェックしていると、時間もかかるし現実的に難しいですね。なので、なんとなく見て回るといいますか「今の自分に必要な本はないだろうか?」と、ぼんやりと様々なコーナーを回ってみて「目についたものを手にとってみる」というような感じで大丈夫だと思います。

むしろ、ランダムに触れることが大切になりますので、意識してしまって視界を制限するよりも「なんとなく」で歩き回る方が、得られるものが広がるかと思います。


読書には「モチベーション」が必要

以上が「2つのポイント」なのですが、さいごに付け加えておきますと、読書をする時に大切なことは「この本を読んでみたい」というモチベーションだと思うんですね。

本を読む、ということはなかなか骨が折れます。10代・20代のころですと、体力もありあまっているので、数時間本を読んでいても、そんなに疲れません。しかし、社会人になって雑多な用事が増えたり、体力が衰えて同じ姿勢を保つことが難しくなってくると「読書も体力勝負」のような向きになってきます。

それを実行に移すにはモチベーションが必要になります。そのようなわけで、難しいと感じる本や「本当は読みたくないけれど、読まなけれないけない本」などを読むのは辛いので、今回解説したように「読みたいと感じる本」を探してみる。そして、まずは一点突破で掘り下げてみる。そのような方法が、私の場合とても有効でしたし、役立ってきたと体験から感じています。

関連:「成功するための読書術」動画解説

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