【人生哲学】「欠点」が個性となり、「才能」に変わる瞬間。

欠点が個性になり、才能となる


「本ばかり読んでないで、外で遊びなさい」
「お前は、子供らしくないことを言うね。生意気って言われない?」

子供の頃は、そんなことを言われていたような気がします。

「文学の勉強しても、就職には役立たない」
「小説なんて、個人が好きに読めばいい。大学で勉強するようなものではない」

学生の頃は、そんなことを言われていたような気がします。

「小説家にでもなる気なのか?」
「文学なんか勉強すると、屁理屈ばっかり上手くなって困る」

社会人になってからも、そんなこと言われていたような気がします。

欠点が、私の「個性」になっていた。

ところが気がつくと私は、制作費をいただいて文章を書くようになっていました。人格者でも才気あふれる人間でもない私が、時には飛行機で移動をしながら、文章や文学のことを社会人や学生の皆さんの前で講義するようになっていたのです。

もしも今あなたの周りに「ひとこと、注意したくなる人」がいるならば、自分の価値観だけで切り取るのではなく、信頼感を胸に適度な距離を置いて接してみてください。 何気なく口にした「ひとこと」が、その人の可能性を大きく変えていくことがあります。それが子供や社会経験の少ない相手に対してならば、なおさらです。

あなたにとって「欠点」と感じることが、その人の「個性」であり「才能」となって、やがて世の中で活躍していくかもしれない。批判を口にする前に、そんな風に考えてみよう。子供はもちろん、大人と接する時にも。誰かを指導するような立場になった時には、とくに。教育の仕事に携わって約20年。多くの生徒を指導してきた経験を通して、今、私(佐藤)は、そんな風に考えています。

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