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オペレッタ「こうもり」

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ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場によるオペレッタ「こうもり」仙台公演に行ってきた。 オペレッタに行ってきた、と、さらりと書くと、ものすごくマニアックというか、結構行っているような感じに見えるかもしれないが、実態のところ、自分は「オペラ」と「オペレッタ」の区別もわからないくらいの、超初心者である。 本当ならば、事前に予習というか、多少なりとも情報収集をしておいた方が、より楽しめるのだろうけど、あえてここは何も調べずに、全くの初体験で望んでみることにした。何本か、オペラのDVDを観た事もあるし、そんなに分からないこともないだろう、という気分だった。 ところが、実際に始まってみると・・・と、いうこともなく、ちゃんと「日本語字幕」も表示されるし(舞台の左右に、電光掲示板が設置されていた)わかりやすいストーリーだったので、初めてでも十分に楽しむことができた。時々、台詞を日本語にしたりというサービスもあり、会場にも笑いが起こったりして、演目にもよるのだろうけど、想像していたよりもリラックスした雰囲気で、あっという間に3時間が過ぎて行った。 それにしても、このオペレッタを演じるために、はるばると ウィーンから、日本にやってきて、仙台で公演するというのは、どのような気分なのだろう?仙台の街は、彼らの目にはどのように写ったのだろう、この舞台のために、どれだけの人達が準備に携わっているのだろう、などということを考えたりしながら、すこしだけ上品な気分で初夏の夜を過ごしました。

爆音が嬉しかったころ

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最近、久しぶりにギターを弾いたりしている。今は、ネットで検索すると、歌詞もコードも、全部表示してくれるサイトがあるから、すごく便利だ。 自分がギターを始めたのは、中学3年生の時で、父親からもらったアコースティックギターが「最初の一本」だった。周りに教えてくれる人がいなかったので(当時は、ネットもなかったし)自己流で練習していた。なので、本などに掲載されている「Cというコード」を押さえても、本当に「この音でいいのか? なんだか、レコードの音(CDではなくレコード!)とズレていないか?」という、段階からのスタートだった。 どんなに練習しても、チューニングがおかしければ、正しい音になるわけがないのだが「これは、自分の押さえ方がおかしいのではなく、ギターそのものがおかしいのだ」と、思ってしまうあたりが、自分のズレているところである。(もちろん、今でも基本的な部分は変わっていない) 結局「いい音で鳴らないのは、アコギだからだ」という結論に達し、すぐにエレキギターを買って、バンドを組んで、バイト代を全額つぎこんで器材を買い込むくらいにまで、夢中になるわけだけど、結局、テクニックそのものは、うまくならなかったな、とか、あの頃一緒に練習していた仲間は、何をしているのだろうか、とか、ギターの弦が切れても、今ではネットで買えるから便利だよな、などと考えたりしました。