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ブルームーン

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本日はブルームーン。 願いをかけたら、叶えてくれそうな月明かりです。

夏の八幡平へ(2)八幡平散策からふけの湯

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八幡平を散策する 夏の八幡平へ(1) 2日目は、いよいよ今回のメインイベント。八幡平(標高1.613m) のトレッキングである。 ルートは「八幡平山頂レストハウス」を出発し、八幡沼や湿地帯などを散策しつつ、八幡平頂上を目指す。そして下山。 全行程で90分ほどで一周 で手軽さながら、山の雰囲気を十分に楽しめるという充実のコースである。 当日は夏休みの最中ということもあり、団体客や家族連れでにぎわっていた。さらに、ここに掲載している写真を見ていただければ、おわかりいただけるように、見事な晴天に恵まれて、楽しい時間を過ごすことができた。 今回は、 八幡沼を周遊してガマ沼の横を通り頂上へ向かうコース を選んだのだけど、八幡沼周辺の湿原は非常にすばらしく、ゆるやかな地形の木道をポクポクと歩いていると「ここは、北欧か?」(まだ行ったことないですが…)というような透き通った気分に浸ることができた。 道も整備されているし特に危険な箇所もないので、小学生でも楽しみながら歩けるコースだと思います。 もちろん手軽なコースとはいえ、山は山なので、基本的な装備をしていくことをお忘れなく。 ちなみに、登山口である見返り峠駐車場の利用料金は410円(平成24年8月現在)。この利用料金は、施設の維持管理や清掃などに使われるということでした。 下山後は、レストハウスにて、お土産の購入。そして食事。人気の「源太カレー」を食べて、先ほど歩いて来た八幡平の風景に想いをめぐらせる。たのしいひととき。食事を終えて次に向かうのは下山後の「お約束」である温泉だ。 山のあとは、温泉。ふけの湯へ 八幡平周辺には、魅力的な温泉が多いのだけど、今回選んだのは「 源泉秘湯の宿 ふけの湯 」。ここも 昨日行った「藤七温泉 彩雲荘」 に負けずおとらず、秘湯の雰囲気満載のすばらしい温泉だった。 この写真を見ていただくと、おわかりいただけるかと思うのだが、 山間に温泉が沸き出したので、そこに湯船を設置して露天風呂にした 、という野趣あふれる温泉なのである。写真の右下の方にある岩場に、男女別の露天風呂がひとつずつ。写真には写っていないけれど、左側の方に混浴の露天風呂がひとつ。さらに建物の方に、内風呂と露天風呂が男女それぞれひとつずつ、と複数

夏の八幡平へ行く(1)藤七温泉「彩雲荘」

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夏の八幡平へ行く(1) 夏休みに八幡平へ行ってきた。 目的は、八幡平へ登ることと、周辺の温泉めぐりをすることだ。行程は一泊二日。そこそこゆとりのある日程で、のんびりと過ごすのが目的である。 アスピーテラインへ向かい、 北緯40度を通過 宮城県の泉ICから高速道路にはいって北上。八幡平への最短ルートだと、松尾八幡平ICで高速を降りてアスピーテラインに向かうことになるわけだけど、今回は、 松尾八幡平ICでは降りずに、 さらに北上して秋田の鹿角八幡平ICで高速を降り秋田側からアスピーテラインに入るルートにした。 なぜこのルートにしたかというと、宿泊地が八幡平温泉郷なのでアスピーテラインを往復して戻ってくるのではなく、一旦秋田側に出て八幡平方面に戻ってくる形にしようと思ったからである。さらにつけくわえれば、秋田を少しだけでも走ってみたかったからである。と、文章にするとわかりにくいと思うので、興味がある方は下の地図で確認してみていただきたい。ちなみに、鹿角八幡平ICから秋田側のスピーテラインまでは、車で3〜40分くらいの走りやすい道でした。途中にガソリンスタンドやコンビニ等はほとんどないので、IC付近で給油等を済ませておかれた方が安心かと思います。 そんなわけで、予定通りに秋田側からアスピーテラインに向かう。アスピーテラインの入口付近に「北緯40度」のモニュメントとトイレがあったので、そこで一旦休憩をしてから、アスピーテラインに入っていく。 ここは、いわゆる山岳道路というやつで、ところどころ急な坂が続いたりもするけれど、道幅も広いし(観光バスも走っていた)眺めも良く、とても気持ち良く走ることができる道だった。とりわけ当日は晴天だったので、今まで自分が登ったことがある遠方の山も眺めることができて、うれしかった。こうやって、過去の登山の思い出に浸ってしみじみできるのも、山登りの醍醐味のひとつですね。 後生掛自然研究路で、大地のパワーを見学する 美しい景色を眺め鼻歌を歌いながら、最初に立ち寄ったのが「 後生掛自然研究路 」。ここは、噴湯地をぐるりと巡ることができる、自然研究路。ゆっくりと歩いて、一周3〜40分のコースだ。整備された道を歩いていくと、いたるところで「ポコポコ」と噴泥している様子を間近

ラシーンにETC

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ついにというか、とうとうというか、ラシーンにETC車載器を設置した。 今までも何度か「そろそろ付けようかな」と思いつつ、なんとなく先延ばしにしていたのだけど、ETC割引の「東北復興観光支援パス」などの特典をみるにつけ、設置しない理由がみつからない、という状況になってきた。初期投資はかかるけれども、これらの割引特典を活用すれば、数回利用すれば回収できるし、ちょうど週末から旅に出る予定だったので、設置に踏み切ったというわけだ。 そんなわけで、イエローハットへ行き「一番安いのは、どれですか?」と質問して三菱のETC車載器を設置した。本体+セットアップ料+工賃で、1万4千円ほど。まあ予算通り。待ち時間は1時間半くらい、といわれたのだけど、実際は45分くらいで終わった。 実家の車のETC車載器だと、エンジンをかける時に「ピーピー」と確認音が出るだけなのだが、自分が購入したものは「カードが入っていません」と音声が出る。教えてくれるのはありがたいのだが、カードを入れていない時の方が多いので、あとで音声を消そうと思っている。ちなみに、別の車で使っていたETC車載器とは、カードの挿入方向が逆だったので、間違った方向で差してしまい「エラー」になってしまった。その時に「まだ一度も使っていないのに、もう壊れたのか?」とあわててしまったのは秘密である。まずは他人を疑う前に、自分を疑うべきである。正規の方向に差し込んだところ、もちろん、ちゃんと動作しました。よかった。

瑞鳳殿七夕ナイト 森のコンサートへ行く。

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瑞鳳殿七夕ナイト 森のコンサートへ行ってきた。 瑞鳳殿は伊達政宗を祀る霊廟。仙台の観光案内には、必ずといっていいほど紹介されている場所だけれども、自分がここを訪れるのは、もう一体いつ以来になるのだろう。確か、大学生のころに一度来たような気がするから・・・いや、違ったかな・・・と、いうほどだいぶだいぶ昔の記憶しかない。 今回ここにやってきたのは、七夕期間中にライトアップされるということと、コンサートがあるということを教えてもらったからだ。ちょうど気候も涼しかったし、七夕らしいことをやってみたいとも思っていたので、連れ立ってでかけてみることにした。 ライトアップされた瑞鳳殿は、記憶の中の微かな映像よりも、ずっとずっと艶やかだった。極彩色に染められた「ど派手」な装飾は、まさに「伊達者」といった印象である。最近、つくづく思うのだけれど、当時の奥州と中央との差は、今の時代と比較すると格段の違いがあっただろう。情報の伝達方法も細いものだったろうから、伝わるものなどは、ほんの一部だったろう。その多くを想像するしかなかっただろう。そのような中で、伊達政宗は何を思ったのだろう。「負けないぜ」と思ったのか。それとも「ど派手に行ってやろう」とニヤニヤしたのか。「このくらいは、やらなければ」と必死に考えたのだろうか。そんなことを想像しながら、伊達政宗が残したものを見ていると、なんだか複雑な気分にもなる。そして同時に、正宗のように、この仙台の地から「ど派手にやってやろう」という気分にもなる。しかし、それにしても、すごいデザインですよね・・・。 当日は、和太鼓グループの「族ーYakara」の演奏が行われていた。太鼓の音と、笛の音。まさに、この場所にふさわしい音が鳴り響いていて、遠くから微かに音が聞こえてきただけで、わくわくしてきた。 最初は「太鼓の音もいいなあ」とか「演奏する時は、かなり激しい動きをするんだな」というような感じで聞いていたのだけど、ステージが進むにつれて、曲のイメージが頭の中に見えてくるような感じになってきた。太鼓の音と笛の音(だけ)で、豊かな映像が見えたような気分になった。これからは、和太鼓の音楽も、色々と聞いてみよう。やはりライブで音を体感する、というのは大切なことだよな、と再確認しました。 資料館で流されていた映像を見ると、四季折々、それぞ

立秋を過ぎたころ。

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友人に「その人は、あなたの何を見ていたのでしょう?」と言ってもらえた時、ずっと背中の上に乗っかっていた「何か」が、手を振って遠くへ飛んでいった。アイスクリームの冷たさと甘さが舌の上に広がっていくように、すべてがふわりと溶けて消えていった。 たとえば、唇がひとつしかないから、ひとりにしかキスができないように、きっと僕たちは「ひとつのこと」だけを見て、それだけを信じて、限られた鼓動を重ねていくのだろう。ひとつしか見えないのではなく、ひとつだけを選び見続けていくのだろう。 カーテンを押し上げて入ってきた外の風が、部屋の中を通り過ぎていった。それが想像していたよりも涼しかったのは、秋が近づいてきているからなのか、自分が裸でいるからなのか。たぶんきっと、その両方だと思う。そろそろシャツを着ようと思う。 ただいま、午前2時50分。これで深夜の連続ツイートおわり。今年の夏は、高い場所へ飛行機雲を見に行く。さっき見た天気予報は曇りだったけど、きっと晴れるんじゃないかと思っている。

7月に思ったこと。

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「7月に起業した」というお客さんからメールが届く。ふと、自分が起業したのも7月だった事を思い出す。「物件を見せてください」と不動産屋に飛び込んできた、スーツも着ていない20代後半の若造に、今思えば「良く貸してくれたよなあ」と思ったりもする。もし僕が不動産屋だったら…どうだろう? あれから色々あったけど、今僕はこうやって生きている。誤解されることも、酷い言葉を投げつける人もいたけれど、そんな人達はみんなすぐにどこかへいなくなってしまった。やさしい笑顔の人だけが残ってくれた。今、僕の近くにいてくれる人達は、みんなそうだ。おどろくほどそうだ。 つながる人はつながるし、離れる人は離れていく。中途半端な反論なんてしなくてもいい。ぐっ、とこらえて「ありがとう」と頭を下げて、それでも自分を信じて歩き続けると、必ず理解してくれる人があらわれる。すぐに来る。これは絶対にそうだ。実際に僕は何度もそれを体験した。 ある方から「病気の時にした判断は、たいてい間違っている。ほとんどの場合、悪い方を選ぶ」と教えられた。7月は体調を崩していたので、療養に集中していた。暑い日の犬のように眠っていた。でも今は回復している。食べ物もおいしく感じる。だからまた歩き出すことにした。8月だしね。 たぶん、きっと、今の自分が考えているよりも早く、あの場所へ辿り着けると思うんだ。