鹽竃神社へ初詣にでかけた際に、新しい御朱印帳をつくることにした。昨年、連れに御朱印帳を見せてもらってから「参拝の良い記憶になりそうだから、自分も始めようかな」と考えていたので、初詣をきっかけに始めてみることにしたというわけだ。 御朱印とは、神社や寺で参拝者に押してくれる印章のことである。しかも、ただ印を押していただけるだけではなく、神社や寺の名前を日付入りで個別に墨書していただけるのがうれしい。関連の書籍によると「もともとは寺社に写経を納めた際に、いただいた印」というような説明があったので、 参拝した証として御朱印という形でお守りをいただく、というような考え方でよろしいのではないかと思う。 スタンプラリーの様に「印をたくさん集めて眺めて楽しむ。友達と印の数を比べっこする。多い方が勝ち」という気分では、本来の目的とはちょっと違ってしまうのかもしれない。単なる印章ではなく、 自分だけに個別に作っていただけるお札、という捉え方で扱った方が良いかと思う。 なので、神社に到着するやいなや「御朱印はどこで押してもらえるの?」と受付を探して直行するのではなく、参拝した後に粛々と印をいただきたいものだ。なぜわざわざこのような事を書くのかというと、そのようなことをしてしまいそうな自分への戒めである。旅の途中などでは、時間に追われて「とりあえず御朱印だけでも!」と本末転倒なことになりそうなので、気をつけていこうと思う。 ちなみに御朱印を押印していただく帳面のことを「御朱印帳」という。そのままのネーミングである。今回自分は、鹽竃神社で御朱印をいただく際に御朱印帳も合わせて購入させていただいた。緑地のシンプルなデザインが落ち着いていて良い感じだった。新年に新しい御朱印帳に「鹽竃神社」と「志波彦神社」の御朱印を二社分押していただき、何か楽しみな一年になりそうな初詣となりました。