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【Youtube 佐藤ゼミ】漱石先生、メリーゴーランドにのる!?【文豪エピソード】

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今回の【佐藤ゼミ】では「夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)」より、夏目漱石がメリーゴーランドに乗ったエピソードと、寺田寅彦の師匠・夏目漱石への信頼と愛情が感じられる文章を紹介します。 ☺ このブログの「目次」へ ☝筆者: 佐藤隆弘のプロフィール   ✍︎: 佐藤への仕事の依頼&問い合わせ   ✒ 【Youtubeチャンネル】佐藤ゼミ ☑: ブログのTOPへもどる 佐藤ゼミでは、 文学作品を通して「考えるヒント」 を提供していきます。夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・宮沢賢治など、日本を代表する文豪の作品から海外文学まで、私(佐藤)が読んできた作品を取り上げて解説します。チャンネル登録(無料)&高評価で応援お願いします。 ☈ 佐藤のYoutubeチャンネル「オンライン文学講座 佐藤ゼミ」

【Youtube 佐藤ゼミ】夏目家の「福猫」(夏目鏡子 漱石の思い出より)

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夏目漱石の小説といえば「吾輩は猫である」を思い浮かべる人も多いかと思います。そして実際に夏目家では「猫」が飼われていました。今回の【佐藤ゼミ】では「 夏目鏡子 漱石の思い出 」より、夏目家で飼われていた「猫」についてのエピソードを紹介します。 ☺ このブログの「目次」へ ☝筆者: 佐藤隆弘のプロフィール   ✍︎: 佐藤への仕事の依頼&問い合わせ   ✒ 【Youtubeチャンネル】佐藤ゼミ ☑: ブログのTOPへもどる 佐藤ゼミでは、 文学作品を通して「考えるヒント」 を提供していきます。夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・宮沢賢治など、日本を代表する文豪の作品から海外文学まで、私(佐藤)が読んできた作品を取り上げて解説します。チャンネル登録(無料)&高評価で応援お願いします。 ☈ 佐藤のYoutubeチャンネル「オンライン文学講座 佐藤ゼミ」

【Podcast】 2023年度まとめ「佐藤ゼミ ラジオde文学講座」

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2023年 再生回数が多かった配信は 今年もSpotifyから【佐藤ゼミ ラジオde文学講座】2023年度の「まとめ」が届いていた。 それによると、2023年にもっとも人気があったエピソードは「 夏目漱石から、武者小路実篤への手紙 」とのこと(平均的なエピソードに比べて252%多く再生)。 このエピソードの再生回数が増えた理由は、内容がよかったからではなく「夏目漱石 武者小路実篤」と、タイトルに文豪の名前が2人入っていたため、通常よりも多く再生されたのだと考えている。この理論でいくと、タイトルに文豪の名前を3人入れれば再生回数が増えることになる。今年はどこかの配信で、一度試してみようかと思っている。 【佐藤ゼミ】を聴くきっかけになった配信 さらに、新しいリスナーが【佐藤ゼミ】を聴くきっかけになったエピソードが「 宮沢賢治 銀河鉄道の夜 」とのこと。このエピソードは2020年10月に配信したものなので、かれこれ3年以上もの間、聴き続けられてきたということになる。私の配信のように、流行に関係ない内容のPodcastは「バズる」ことは少ないのだが、細々と長く視聴してもらえる可能性があるということになる。 配信者としては「一度、バズってみたい!」という気持ちがあるわけだが、そのようなチャンスを手にできる番組はごく一部なわけで、それならば「細々でも長く」視聴してもらえるコンテンツを目指すというのも戦略のひとつであると思う。今年も実験と実践を続けつつ、長く視聴してもらえるコンテンツを試行錯誤してみたいと思う。そしてひとつくらいは「ややバズ」を目指してみたいと思う。 世界 30ヶ国で再生される そして昨年 【佐藤ゼミ】は、30ヶ国で再生 されたらしい。ちなみに外務省によると、世界の国数は196ヶ国とのこと。つまり約15%の国で再生されたことになる。海外出張中の日本人の方が聞いてくれたのか、それとも外国人で日本文学に興味がある人なのか。それらを細かく確認することはできないのだが、世界各国で私の配信に耳を傾けてくれた人がいる、と考えるととても楽しい。私の声が、本人が行ったことがない世界のどこかで再生されている様子を想像すると、背中のあたりがざわざわするような気もする。これもまたPodcastで配信する醍醐味なのひとつなのかもしれない。 昨年(2023年)は、諸事情で月1回前後の配信と

【東北温泉旅 2泊3日(4)】旅は、家に着くまでが「旅」である。

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このような「旅日記」を書く度に、ああそうだ、あれも書いてない、これも書いてない、と様々なことが頭に浮かぶ。 文章にする、ということは現実を切り取る、という行為の繰り返し だから必然的に「書かれていない」ことの方が多くなってしまう。書かれていない部分に、読者のみなさんが知りたいことがあったかもしれない。 しかし旅に終わりがあるように、旅日記にも区切りがある。そして今回の「東北温泉旅」はこの記事で終わりとなる。最終日について少し補足を書いて締め括ろうと思う。 最終日、旅館をチェックアウトした私たちは「おみやげの店 なるみ」に寄ることにした。 (2)の日記 に書いた「鳴子温泉に来た時に、栗だんごを買って帰る店」が、この「なるみ」さんなのである。すでに2日目に栗団子を食べているのだが、帰宅してから家でも食べたいと思ったので買って帰ることにしたのだ。つまり私は「栗だんご」がそれほど好きなのである。今回は栗だんごと一緒に「大栗なるまん」と「しそ巻き」も買った。こちらも、とても美味しいので興味がある方はぜひ試していただきたい。 店内を見て回っていると「旅館大沼さんの浴衣の柄」が染められた「てぬぐい」が売られていた。浴衣の柄がそのままデザインされているのが面白かったので、今回の旅の記念に購入することにした。 実は私は「てぬぐい」が好きで、いつか自分でデザインしたものを作ってみたいと思っている。プリントではなく伝統的な技法で、しっとりと染めてみたい。Youtubeの登録者数が今の3倍になったならば、制作してみようかと密かに考えている。密かに、といってもここに書いてしまったら密かではなくなってしまうのだが、とにかくそのような目標があるので、まだ登録していない方はぜひ登録していただきたい。→ Youtubeチャンネル「佐藤ゼミ」はこちら 。 買い物を済ませて店を出る。帰路に利用する「鳴子御殿湯駅」は店から数分の距離だ。昨日のように電車は遅れるのだろうか。こちらの天候は落ち着いているけれど、山形の方はどうかわからない。峠の向こうは 荒れ模様 かもしれない。駅舎に入ると壁に「猫のこけし」がモチーフになった作品が飾られているのが眼を引いた。気になって調べてみたところ、版画家・大野隆司さんの作品だった。今までは車で鳴子に来ていたので、駅に作品が飾られているのを知らなかった。電車で来てよかった。天

【東北温泉旅 2泊3日(3)】東鳴子温泉「旅館大沼」へ宿泊

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鳴子温泉駅からバスで移動 バスは定刻通りにやってきた。正確に書くと「鳴子温泉駅」が始発なので、私たちが駅前に到着した時にはすでにバスが停留所で待機していた。暖房の効いた車内には、私たち夫婦の他には誰も乗っていない。まだ発車までは時間があったので、それまでに誰か乗ってくるだろう、と考えていたのだが、最後まで乗車してくる人の姿はなく、私たち2人だけを乗せたバスは定刻通りに出発した。 バスは渋滞することも雪による遅延もなく、スムーズに目的地へと到着した。料金を支払い外へ出ると、寒さが身体にささってきた。急いでマフラーを首に巻きなおし腕時計を確認する。予定のチェックインまでには、まだ時間があるが周囲に寒さを凌げそうな場所も、カフェなども見当たらない。仕方がないのでこのまま旅館へ向かいチェックインの時間までロビーで待たせてもらえないか聞いてみることにした。 今回の宿泊地は「 東鳴子温泉 旅館大沼 」である。20年前に購入した「日本の秘湯(日本秘湯を守る会)」の書籍に掲載されている宿だったので、一度行ってみたいと思っていたこと。そして、ちょうど私たちの予算に合った部屋が開いていたことが、こちらを選んだ理由である。 ちなみに「日本の秘湯」に掲載されている宿は、それぞれに趣があって私の個人的な趣味に合うところが多いので、長く参考にさせてもらっている。書籍を購入した際に「ここに掲載されている温泉に、いくつ行けるだろう」と楽しみにしていたのだが、実際に訪問できたのはわずかばかりである。人生は想像以上に短く、時間は駆け足で走り抜けていく。この書籍を購入した20年前の私に「いつか行こう、と考えていると、いつまでも行けずに終わってしまうぞ」と諭してやりたい。しかし当時の私にそんなことを言っても「ああ、そうですよね」と軽く流してしまうと思う。それもまた人生なのだろう。 今宵の宿泊地「旅館 大沼」へ そんなことを考えつつ、バス停から旅館へ向かう。まっすぐな道を歩いて行くと「旅館 大沼」という看板と「日本秘湯を守る会」の提灯が見えてきた。玄関の引き戸を開け、受付にいらした女性の方に「本日予約をしたものですが、早く到着してしまって…」と声をかけると、大丈夫です、と快く対応していただけた。旅をしていて、ほっとする瞬間のひとつが、宿のチェックインがスムーズだった時である。よし、これでもう今日は大丈夫だ、