【写経体験】定義如来 西方寺(宮城県仙台市)で、写経をする【定義さん】
定義如来 西方寺で「写経体験」 一度「写経」を体験してみたいと思っていた。同時に、おいそれと気軽に参加してはいけないような敷居の高さも感じていて躊躇していた。仏教に関する知識もない。しかし、私も齢50歳を越え「老眼が進んで、小さな文字を書きづらくなる前に体験しておいた方がいいのでは」と感じ、挑戦してみることにしたのだった。 ネットで「写経体験 仙台市」と検索すると、いくつかヒットしたのだが、開催されるのが平日だったり予約が必要な寺社が中心であった。そのような中で 「定義如来 西方寺」 では、予約なしで当日参加が可能という情報を目にした。定義如来 西方寺へは、今までに何度か参拝させていただいたことがある。毎回「定義とうふ店の三角あぶらあげ」を食べて満足して帰っていたのだが、写経ができるとは知らなかった。妻を誘ってみたところ「ぜひ行きたい」ということだったので連れ立って出かけることにした。 今回は車ではなく仙台市内から「電車とバス」で移動した。仙台駅から仙山線に乗車し「愛子」で下車。そこから市バスに乗り換えて終点の「定義」まで合計1時間30分ほどだった。今回は事前に乗り継ぎを確認して行ったのでスムーズに移動できたのだが、バスの本数が1時間に1本程度で、2時間ほど間隔が空いてしまう時間帯もあるので確認しておくことをおすすめしたい。 バス停で降り、参拝客で賑わう参道をまっすぐに歩いていくと、見事な彫刻が施された「山門」に到着する。入り口左右に並んでいる金剛力士の前に立つと「定義さんへ到着した!」という気分になる。妙な高揚感がある。門を通り 「さて、写経はどこでできるのだろう?」 と周囲を見渡しながら進んだところ、門を真っ直ぐに進んだ正面の「 御廟貞能堂 」の階段の横に写経に関するお知らせが掲示されていた。 どうやらこちらのようだ。しかし受付はどこだろう? と迷ってしまったので、近くで掃除をされている方に質問すると「ここです。中に進んでください」とのこと。靴を脱いで、おそるおそる階段をあがらせていただくと 「御廟貞能堂」の中に写経ができる場が設置 されていた。受付などはなく、書かれている説明を確認しながら個人で自由に参加できる流れになっていた。 写経のお手本は数種類用意されていて、その中から自分で選択することができる。今回私たち夫婦は 「般若心経」 を選ぶことにした。お手本を