【購入レビュー】JBL Live Buds 3 の魅力と実際の使い心地を紹介。


JBLの最新ワイヤレスイヤホン、Live Buds 3 購入

 JBLの「Live Buds 3」が2024年7月18日に発売となった。今回私は「Live Buds 3」を公式サイトで7月20日に購入した。と、このように書くと「発売を待っていたのですか?」と質問されそうなので最初に答えておくと、たまたま新しいワイヤレスイヤホンを購入しようとした時に、たまたまJBLの公式サイトで見つけて、たまたま購入した、という流れである。ほんの2日前に発売されたばかりだとは知らなかった。

 つまりこれは、そのレベルの私が、実際に触ってみた様子のレポートである。マニアックな解説や音質に関するものは、プロの方がていねいに解説していると思うので、そちらを参考にしていただきたい。ちなみに、現在自宅には「JBL TUNE Beam」と「JBL GO Essentiai」がある。これらとの比較もできたら追記してみたいと思う。

耳への収まり心地は、どうだ?

 ワイヤレスイヤホンを購入して、まず最初に個人的に気になるのが「耳の収まり心地」である。私は移動の時は音楽などを聴くことが多い。仕事中も集中したい時は音楽を聴いていることが多い。わりと長時間使用しているので、フィットしないと気になるし、首を傾けた時に耳から落ちてしまうと焦ってしまうので収まり具合は重要である。

 公式サイトによると「外耳道の形状特性を活かした「デュアルオーバルシェイプデザイン」により優れた装着感と密閉性を実現。」とあるが、実際に使ってみると私の耳の形状にはしっくりきた。「JBL TUNE Beam」のショートスティックタイプも悪くはないのだが、Live Buds 3の方が、私の耳にフィットするようである。
 ただし、私の場合は左右で耳の形状が異なるようで、右は大丈夫なのだが、左が下を向いた時に3回ほど落ちてしまった。左だけイヤチップのサイズを替えて調整を行い、今のところ改善している。

↑ 左が「Live Buds 3」で右が「TUNE Beam」

 「Live Buds 3」は 【JBL公式ストア限定】なので、店頭で試すことができないのが難点である。私も届くまで、大丈夫だろうか? と気になっていた。以前、耳に合わなくて一ヶ月でお蔵入りしたものがあったので、ひやひやしていたのだが今回は大丈夫だったのでほっと、しました。

サウンドパーソナライズで、最適化

 そして今回、個人的に気に入ったのが「サウンドパーソナライズ機能」である。ざっくりと説明すると、アプリを使用して「可聴音域のテスト」を行い、そのデータをもとにユーザーにあった補正を行ってくれるのである。

 左右独立してチェックしてくれるのだが、私の場合は「左耳の高音が増幅される」補正が入った。つまり右耳よりも左耳の方が「高音」が聴こえにくい、ということだ。これは耳の形状が異なることにも原因があるのかもしれない。新鮮な発見である。
 実際に補正された音を聴くと「全体的に、はっきりとした印象」になった。加齢とともに可聴音域が狭くなるのは知っていたが、このように左右差も生じてしまうのだろう。それを「サウンドパーソナライズ機能」で指摘され、補正してもらえたのはよかった。正直、これだけでも「Live Buds 3」を買ってよかった、と思ったくらいである。

 もちろん「イコライザー」も用意されていて、プリセットされたものだけでなく、自分でもおおまかに調整して好みに近づけることができる。最近の私は、JAZZやエレクトロニカなど、インストの曲を聴くことが多いのだが、このような楽曲にはプリセットのイコライザーで好みの音で聴くことができた。チル系の曲も聴きやすかった。しかし、ポストロック系の音源だと、まだ好みの音で聴けていないので、今後イコライザーを調整しながら探ってみたいと思う。そしてこのような作業は、とても楽しい。

ノイズキャンセリングは、どこまで消せる?

 個人的に「ノイキャン」は必須機能になっているので、今回も届くまで楽しみにしていた。実際に使ってみると「エアコンや扇風機の音」そして「電車の移動中のノイズ」などは聴こえなくなる感じ。車のロードノイズも、わりと聴こえなくなるので公園のベンチに座って休んでいる時などは、良い感じで休憩できると感じた。

 つまり素人ながら偉そうに語らせていただくと「ちゃんと効果が感じられる」完成度だと思います。ちなみに「TUNE Beam」よりも私の場合は「Live Buds 3」の方が密閉度が上がるせいか、ノイキャンの効き具合が高まっている印象を受けた。どちらにせよ、素人の体感レベルでは「必要十分」な感じです。満足です。

タッチスクリーンディスプレイは、必要なのか?

 「Live Buds 3」の特徴として、ケースに「タッチスクリーンディスプレイ」が搭載されている点にも触れておこう。このディスプレイがあることで、アプリを使わずに操作することができるのだが、イヤフォンを使う時はスマホもセットで持ち歩くため、私の場合はアプリから操作することが多くなるだろう。故にケースから操作する機会はそこまで多くないように思う。


 私の場合は持ち歩く荷物を減らしたいので、3〜4時間程度の移動の場合は、ケースは家に置いて外出することが多い。なので、せっかくの「タッチスクリーンディスプレイ」今のところ使い方を見出せていないのだが、使っていくうちにメリットが見つかれば追記してみたいと思います。

 またケースに関して追記しておくと、私の手が大きめ(身長178cm)なせいか、充電している時にケースからイヤフォンを取り出しにくい形状に感じた。表面がつるつるして滑るのと、奥まで指が入らないので、わりともどかしく感じてしまう。そのうち力が変な感じで入ってしまって、本体を落としてしまう可能性が高そうなので、このあたりは注意したいと思います。

↑ 表面がツルツルしているので、わりと滑ります。

まとめとして

 総合的に考えると、「Live Buds 3」は買ってよかった、と感じている。この価格帯(定価 26.500円(税込)と機能で、JBLサウンドが気軽に楽しめるのであれば十分。あとは耐久性やバッテリーの持ち具合など、長期に使用しなければわからない項目も多いので、そのあたりは機会があれば追記したいと思います。





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