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一人旅のホテル。

それにしても、旅先でホテルの部屋に着いた時の「あの安堵感」は何なのだろう。初めて入る部屋で自分の他には誰もいないのに「ただいま」と思わず口にしたくなってしまう。自分は独身だから妻も子供もいないけど、家族ってこんな感じなのかなと思ったりもする。 (つづき)キャリーバックを部屋の隅に置いて、風呂にはいる。それからベットの上に横になって、本を読んだり音楽を聴いたりする。一緒に旅をした人のことを思い出したり、明日の予定などを考える。酒は飲まないので、ティーバックでお茶を飲んだり、ホテルのインフォメーションを読んだりもする。 (つづき)テレビは見ない。瞑想や腕立て伏せなどもしない。廊下を誰かが歩いている音を聞いたりしているうちに、なんとなく寝る。自分はそんな感じなのだけど、他の人はどうしているのだろう?昨晩、隣の部屋からゴンゴンと聞き慣れない音が聞こえてきて、ふと気になったので、ここに記してみた。

kazahana(予告PV): haco28.

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hac028.「kazahana」の予告(PV)を公開しました。 オフィシャルページは、 こちら

ラシーン 14万km

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ラシーンの走行距離が14万キロに到達した。 14万キロと文字にするのは簡単だけれど、一朝一夕で走れる距離ではないわけだし、少し歴史(のようなもの)を感じたりもする。 現段階で気になっている点は、エンジンとATF周辺からのオイルにじみ。先日ディーラーで点検してもらったところ「この状態なら、定期的にメンテナンスをしながら、様子を見てください」ということだったのだけど、それでもやはり遠乗りをする時はついつい気になってしまう。時間がある時などは、ついつい無駄にボンネットを開けて中をエンジンルームを覗き込んでみたりしてしまう。 他にも、マフラーに穴が空いているので補修剤で塞いでいるのだけど、これがあとどのくらいまで持つのか、とか、リアのフェンダー部分の錆が広がらないように定期的に錆び止めをしなければいけない、とか、部分部分で気になる点はあるものの、先日ある中古車の雑誌に「まだまだ根強い人気のある車」ということでラシーンが掲載されていたのを見てから、ますます愛着が湧いてきたので(笑)できるだけ メンテナンスをしながら、乗れるところまで大切にしていこうと思っている。 以前、乗っていたスカイラインは15万キロで廃車にしたけれど、このラシーンはどこまで行けるだろう。

音楽プロジェクト haco28.

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私(サトウ)の音楽プロジェクト「haco28.」の曲を公開致 しました(全3曲)。 周りに人がいない場所で、ひっそり(?)と、耳を澄ませるように して、流れる雲を目で追っていただくのが「正しい聴き方」かと思 います。ヘッドフォンなど着用していただくと、さらに「よろしい 」かと思います。 こちら http://haco-28.blogspot.jp

奈良美智「ちいさな星通信」

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奈良美智さんの著書「ちいさな星通信」の中にある「なんたって、僕は一人じゃないんだから……だからこそ、制作に向かう時は安心して一人になるのだ。」という文章が、グサリときた。そうだそうだ、と思った。何かを作る時は、いつだって一人だ。誰かと話をしながら文章は書けないから(書ける人もいるかもしれないけど)、 深夜にコツコツと作業をしていると「あ、俺は今一人なんだな」と思うこともある。世界中の人達が寝静まっているのに、自分だけがポツンと起きているような感覚になる。奈良さんのような世界的なアーティストになると、その孤独感は桁違いだろう。きっと。その深さは想像することすらできない。 だからこそ、奈良さんが言う「安心して一人になるのだ」という言葉には、グワーッときた。「これくらいで、うずくまってたら笑われちまうぜ」という気分になった。つまり、そういうことだ。さて昼飯(菓子パン1個+コーヒー)おわり。やるぜ。 twitter こちら>>>

予備校生だったころ。

受験生の時、試験の帰りに駅で財布を落としてしまったことがある。後にも先にも財布を落としたのは、それが最初で最後だから、 慣れないホテル暮らしのせいで、よほど疲れていたのだろう。そして、その時拾って警察に届けてくれた人が、偶然にも同じ予備校に通っている生徒だった。後日挨拶に行って互いの健闘を誓った。 予備校生の頃の友人は「一生の友人になる」と誰かが言っていたけれど、確かにそうかもしれない。みんなとは、もうずっと会っていないし連絡先も知らないけれど、ちょっと苦しい時や折れそうな時に思い出すのは、その頃の友人のことが多いからね。 みんな、今どこで何をしているのだろう。どんな仕事をしているのだろう。それが、どのような場所であったとしても、元気で過ごしていてくれれば嬉しいのだけど。 センター試験のニュースを見ているうちに、ふとそんなことを思い出しました。

佐々木マキ ぼくがとぶ

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先日知人と、子供の頃に読んで思い出に残っている絵本、の話をした。自分の思い出の絵本は「ささき まき ぼくがとぶ」なのですが、また復刊されないかな? と思い、ついさきほど調べてみたところ、なんと今年の2月に復刊されることがわかった。すごいタイミングだ!こんな偶然ってあるんだな。表紙もかっこいいぞ。ちなみに、この作品の中に、主人公の少年が家の中で飛行機のパーツを組み立てている場面があるのだけど、道具やゴミでごちゃごちゃした部屋の中の様子がかっこよくて、子供のころの僕は何度も繰り返し眺めていたものです。「いつか、こんな部屋で自分も飛行機を作ってみたい」と思っていたものです。 まだ読んだことがない方はオススメです。子供の頃を思い出したいあなたも、自分の子供に読んであげたいあなたも、ぜひどうぞ。 関連:佐藤の本棚「 ぼくがとぶ 佐々木マキ 」