シガー・ロスとテレビと服の裾。
深夜1時40分。シガー・ロスを聴きながら一人で机に向かっていたら、誰かと少し話がしたくなった。テレビを見たり服の裾をひっぱったりしながら、何度も話した事を話したい。飲めないビールを飲んで、もっと飲みたいからコンビニへ買い出しに行こうとか言ったりしたい。 (つづき)でも実際に、今誰かが側にいたとしても、特に何も話さないし、テレビを見たりもしないだろう。ビールも飲まないしコンビニへも行かない。コーヒーは飲む。シガー・ロスは聴かない。と思う。服の裾はひっぱるかもしれない。 (つづき)と、いうようなことを書いてみたら、だいぶ気が済んだので、もう少し作業を続けようと思う。不思議と、今晩はほとんど眠くないので、予定よりも少し先の方まで作業を進めていこうと考えている。そうこんな風にして、独身男性の週末の夜は更けていくのである。静かなり。