走ることを始めてみる。その14 「減量記録 その1」
前回「ジョギングを始めてから 九ヶ月ほど過ぎたのだが、 体重は特に変化していない」というようなことを書いた。書いてからふと、このことについてもう少し考えてみようという気になった。 ジョギングを始める人の目的のひとつに「体重を減らそう」というものがあると思う。10代後半とは言わないけれど、20代前半くらいの締まった身体で、颯爽と走るイメージを描いているのではないかと思う。そう「痩せたい!」というのがジョギングを始めるきっかけのひとつというのが、アラフォー世代の素直な心の叫びだと思う。もちろん私の場合も「それ」はあった。 一応「5キロを気持ちよく走れるようになりたい」という表の目標はあったけれども、裏の目標として、前屈みになると腹の周りのダルダル感が目立つようになってき た。この調子だとそんなに遠くない未来に・・・が、 存在していたということを正直に告白しておく。 恐ろしいことに、年齢を重ねると、今までと同じ量の食事でも体重が増えてしまう。ちょっと気を抜くと二キロくらいは、あっという間。さらに、10代のころなら一キロ増えても、2~3日ほど食事に気をつけて少し運動すれば元に戻った。ところが三十歳を過ぎたあたりからは「増やすのは簡単、減らすのはとんでもない苦しみ」を伴うようになる。 私の場合は、休みの日に登山に行ったり、アウトドアを楽しんだりもしているのだけれども、日常がデスクワークの「動かない時間」が中心なものだから、 どうしても「消費カロリー < 摂取カロリー」の状況が続いてしまう。 そして、 二キロ増えたまま一ヶ月が過ぎ、さらにそこにプラス一キロという雪だるま式増量状態になる。 だからこそ、ジョギングのように、ゼーハーと走ったり、ジムに通って汗を流したりする必要が出てくるわけ なのだけど、それなのに「体重ですか? うーん、 9ヶ月走ったけど、実はそんなに変わらないんですよね」では、ちょっとアレだな、としみじみ思ったというわけです。5キロ走れるようになったのは嬉しいし「 表の目標達成」ではあるけれど、やはり 裏の目標も意識してみたいと思ったわけです。 そんな訳で「体重を減らす」という目的を意識して、一ヶ月ほど走ってみようと考えている。具体的には、最近目にする「糖質制限」の考えを加えて、食事を気にしてみることにする。 と、いうよりも実