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バターナイフをつくろう「はじめての木工クラフト日記(その5)」

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バターナイフをつくろう 今回は「バターナイフ」をつくります。ホームセンターで買ってきた、端切れの木材(100円くらいでした)を使います。 適当に下絵を鉛筆で描いてから、おおまかな形にザクザクと削っていきます。個人的に、ここまでの作業が一番手間がかかるように感じます。そろそろちゃんとした道具が欲しいところです。 さらに、ざくさく削っていきます。細かいことを考えずに(そのような技術もないので)なんとなく削っていきます。削りすぎたりしても「まあ、しかたないか」と、気にせずに進めていきます。 だいたいの形ができました。写真で見ると一瞬ですが、実際は最初の状態からここまでで、休憩も含めて三時間くらいかかっています。ずっと前かがみで作業をしているので、腰が痛くなってくるのが問題です。 紙やすりをかけて、仕上げていきます。木目が綺麗に浮かび上がってきました。 オリーブオイルを塗って、乾かしたら完成です。いい感じのつやが出ました。 なぜ、このような曲線をしているかというと、自分の手に合わせて削っているからです。持った時に、しっくりくるようにしました。実際に使ってみて、少しずつ改良を加えてみたいと思います。 関連:木工クラフト日記 こちら→ 木工クラフト日記一覧

豆皿をつくろう「はじめての木工クラフト日記(その4)」

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豆皿をつくろう フォーク、はしおき、ときて今回は「豆皿」を削ってみました。 ねらったわけではなく偶然なのですが、ちょうど真ん中に年輪がきました。中心に向かって引き込まれていくような模様です。「年輪は1年にひとつずつ増えていく」と、学校で習ったような気がしますが(当っていますよね?)そうすると、このサイズに成長するまでに7〜8年ほど経過していることがわかります。7〜8年……なかなかの年月ですよね。 大きさがわかるように、テーブルの上にあった「かりんとう」を載せてみました。小ぶりの皿ということが、おわかりいただけると思います。チョコレートや、ナッツなどを載せるのに使おうかと思っています。 豆皿は、真ん中を凹状に削っていくのですが、カッターや彫刻刀では(作者の技術不足もあり)なかなか大変な作業でした。もう少し深さのある皿を作ってみたいので、ちゃんとした小刀とノミを探してみようかと考えています。 関連:木工クラフト日記 こちら→ 木工クラフト日記一覧

作業台をつくろう「はじめての木工クラフト日記(その3)」

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作業台をつくろう 木工クラフトについて、ネットなどで検索して調べていたところ「作業台」を使っている人が多いことに気がついた。確かに机の上で作業をしていると汚れるし、ナイフや彫刻刀の傷がついてしまう可能性もある。構造は簡単そうなので、見よう見まねで作ってみることにした。 作業開始 まずは一枚の板を用意するところから。ダイソーで(45×20)の板があったので、今回はこれを使ってみることに。桐なので、傷がつきやすそうだけど、とりあえず深く考えずに進めていきます。 1枚の板を糸ノコを使って3つに切断。左側の板に三角形のくぼみをつけたのは、 Amazonで作業台を検索 した時に、このような形になっていたので参考にした。 次に、電動ドライバーを使って釘をねじこむ穴をあける。自宅にある電動ドライバーは小型のもの(3千円くらいだったと思う)なのだけど、ひとつあると作業が捗るのでおすすめ。 完成 釘で留めたら、全体にヤスリをかけて完成。ここまでで30分もかかっていない。簡単です。実際に使ってみたところ、削りカスも捨てやすいし、カッターで切る時にもテーブルに傷がつかないので、作ってよかったと感じている。気になっていた人は、おためしを。 関連:木工クラフト日記 こちら→ 木工クラフト日記一覧

木でつくる「はしおき」はじめての木工クラフト日記(その2)

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木工クラフト日記(2)はしおきをつくろう 前回、ダイソーで見つけたキットで 「フォーク」を作った のですが、完成した時に、なかなかの充実感がありました。木を削っていると無心になれる、というか、集中できるのが楽しかったのです。 そこで今度は「はしおき」を作ってみることにしました。なぜ「はしおき」かというと、小物ならばそこまで時間もかからずに、たのしみながら作れるのではないか? と思ったわけです。さて、どのような感じに仕上がったでしょう? 作業開始 こちらの木片からスタートです。なんの変哲もない普通の桐です。 今回使用する道具は、この2点。自宅にあった彫刻刀と、100均で買ったカッターを使います。基本的に自分の「ものづくり」は「身の回りにあるものを使って、できる範囲で始めていく」ようにしています。若い頃は「まずは形から」と、道具を揃えることから始めていたのですが、最近は「途中でやめるともったいないから」と、いうことで、できる範囲で始めるようにしています。 鉛筆で形を書き込みます。最初は左に置いてある「葉」をモチーフにしようと思っていたのですが、なんとなく「今回は、さくらにしよう」と途中で変更しました。予定は未定です。仕事ではなく趣味なので、その時の気分で進めるようにしています。気に入った線になるように、何度か描き直しました。 周囲を「ざっくり」と荒削りしていきます。前回の フォークつくり の時にも書きましたが、個人的にここまでの段階がいちばん「めんどう」に感じます。この過程をスムーズに進められるように、すこし改良していきたいです。 彫刻刀を使って、せっせと削っていきます。「どんな仕上がりにしようかな」などと考えながら削っていきます。素人なので、 はっきり言って失敗する のですが、失敗したらしたで「では、これを生かした形にしよう」などとポジティブに変化を楽しむようにしています。 はい、そして紙やすりをかけて完成です・・・。え? 突然この段階まで飛ぶの? そうです。集中して作っていたので、途中の写真を撮るのを忘れてしまいました。作業内容としては、彫刻刀で中を削って、周囲と裏をカッターで整えていきました。サイズが小さいので、少し削っただけで印象が大きく変わるのでヒヤヒヤしながら

木製のフォークを手作りしてみた。

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ダイソー手作りキットで、ディナーフォークを作る ダイソーで 「ディナーフォーク」を作るキット を見つけた。木材(ヒノキ)からフォークを削り出して作成していくキットで、中学校の図工の時間を思い出して作ってみることにした。ちなみに自分の中学校の頃の図工の先生は、非常に偏屈な性格で、なぜか自分は目をつけられていて、理不尽な理由で殴られたものだった。確かに自分も生意気だったと思うけれど、あの先生もかなりひどい人だったと思う。まあ、もう昔の話なのでどうでもいいのですが……。 そんな中学校のころの思い出を振り返りつつ、さっそく作り始める。まずは中に入っていた木片に図面を書くところから。この段階ですでに歪んでいるのだが、作りながら修正していけばいいかな、と適当に続行する。 とりあえず、ざくざくと削っていく。今回使用している道具は 「カッターナイフ」と「彫刻刀」 である。特別な道具は使用していない。鉛筆を削る要領で、ざくさくと削っていく感じである。ちなみに今回の作業を振り返ってみて 「一番、大変だった」のが、この段階の作業 だったように思う。自分はカッターナイフで削ったのだが、お持ちの方は小型の糸ノコなどで周辺を切り落としてしまった方が早いと思う。結構、指が痛くなります。 少しずつ作り込んでいく、おもしろさ さらに削り込んでいきます。このあたりから、段々面白くなってきました。少し削っただけでも印象が変わってしまうし、 一度削った部分は元には戻らない ので、慎重にコツコツと、そして時々失敗しながら削っていく。気がつくと一時間以上も作業をしていたことに気づき「こんなに集中したのは久しぶりだ」と、しみじみと考える。肩や背中が痛いけれど、それ以上に充実感があった。 週末の「地道」な、たのしみ さらにコツコツ削り続ける。写真の光の具合でお気付きの方も、いらっしゃるでしょう。すでに作成開始から、ここまでに数日の時間が過ぎてしまっている。週末の空き時間に、少し削って様子をみて、また少し削って、とコツコツ作業を継続し、ようやくこの形になった。 おそらく早い人ならば、数時間でこの段階まで作り込めると思うのだが、今回は急がず少しずつ作業を進めることにした。結果的に「よし、今日もフォークを削ろうかな」と「