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深夜の連続ツイート「思考のかたまり」

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只今深夜2時10分。このくらいの時間に、周りに誰もいない静まり返った部屋でヘッドフォンで音楽を聴きながら一人作業をしていると、ふっとした瞬間に「あちらの世界」に意識が飛んでいくような感覚になる。自分の頭の先から思考のかたまりのようなものが飛び出していくような感覚になる。 はっ、と気がついて、テーブルの上のコーヒーを飲んで「あぶない、あぶない」と誰に聞かせるわけでもなくつぶやいてから(別に、特に、あぶなくもなんともないのですけどね)妙に胸騒ぎというかドキドキしたりしたり、周りを見たり背伸びをしてみたりする。そして、時間だけが静かに過ぎていく訳です。

Zerthis Was a Shivering Human Ima

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Eluvium の Lambent Materialを、ここ最近ずっと聴いている。正確に言うと、このアルバムの「 Zerthis Was a Shivering Human Ima」という曲を、繰り返し聴いている。初めて聴いた瞬間に「これは!?」と思い、聴き直してみて「やはり!」と感じ、それ以来ずっと繰り返し聴くヘビーローテーションの曲となった。 すでに聴いたことがある方は、ご存知だと思うけれど、この曲は最初から最後まで、延々とノイズ(ちなみに、ホワイトノイズではなく、ピンクノイズの方がイメージに近いと思う)が流れているという「ノイズ好き(?)」には、たまらない曲である。そもそも、ノイズというものは騒音というか、不必要な音に対して与えられる呼称なわけである。ところが自分の場合は、そのノイズがたっぷりと詰まっている曲を聴くと、わくわくしたりふわふわしたりする訳である。ずっと聴いていたいと思う訳である。ガー、とか、ピー、とか鳴っていると「もっとデカイ音で、浴びるように聴きたい」と思うわけである。 もちろん、ノイズであれば何でもいいという訳ではなくて、作品としてしかるべきコンセプトで、しかるべくして制作されたノイズが好きなわけで、街中で聞こえるノイズはさすがにちょっとな訳だけれども、それにしてもノイズに魅力を感じるというのは、時として、我ながらどんなものかと思ったりもするわけである。ヘッドフォンをして、目を閉じて大きめの音でガー、と聴いていると癒されたりするのも、もしかしたらどうなのかと思ったりもするわけである。 ものすごくおぼろげな記憶なので、おそらく間違っていると思うのだが、以前何かのテレビ番組で、赤ちゃんにノイズを聴かせると大人しくなる、というような検証場面を見た事があるような気がする(いや、もしかすると他の記憶とごちゃまぜになっているかもしれないが・・・)。この記憶が正しければ、このようなノイズに似た音を母親の胎内で聴いていたのかもしれない。ちょっと「雨の音」に似ているかな、と感じることもあるので、その辺りの波長と共通点があるのかもしれない。脳のどこかの部分に、何らかのスイッチが入る音なのかもしれない。そんな風に考えると、音の不思議な世界を少しだけのぞいたような気分になって、なんだかわくわくしてくるような気がする。

深夜の連続ツイート「逃げ水」。

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夏の暑い日に、アスファルトの上にできる蜃気楼。地面に水があるように見える「アレ」の名前はなんだったろう? と考えているうちに、そういえば昨年の夏にはアレを見なかったような気がすることに気がついた。いつも車で移動しているから、見逃してしまったのだろうか。 (つづき)小学校の頃は水泳記録会の選手に選ばれていたから、毎日プールに行って泳いで歩いて帰ってきたから、アレは毎日のように目にした。蜃気楼とわかっていても「もしかしたらアレは本物かも」と思いつつ、赤い自動販売機の前を曲がり、青い友人の家の前を通り、水を追いかけ家路を急いだものだ。 (つづき)子供の頃の365日は永遠だったし、夏休みは無限の可能性で「なんでもできる」気がした。「エジソンは図書館の本をすべて読破した」と知って、よし家にある全集を左から右まで全部読もうとか、町外れの川までアイツを誘って自転車で釣りにいこうとか、とにかくなんだってできる気がした。 (つづき)そんな風にして一緒に過ごしてきた仲間達が、今でもアレを見た時にソレを思い出してくれたのなら、と思ったりする。只今、午前1時54分。これで深夜の連続ツイートおわり。ちなみに、子供の頃に見たアレの名前は「逃げ水」。たしかに、ぴったりの名前だね。

高速道路のSAでお食事を。(岩手の旅)

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旅の楽しみのひとつは、その土地ならではの美味しいものを食べることだと思う。自分は、普段はあまり「おいしいもの」を追求する方ではないのだけど、旅先となると「せっかくだから……」と、色々なものに挑戦してしまう方である。 先日、岩手に旅に行った時も、盛岡冷麺や小岩井農場のジンギスカンなど、基本的なものをおさえて食べてきた(うまかった)。そして、高速道路のSAに立ち寄るたびに、そこで販売されているものを楽しんできた。 自分が子供のころには、家族でSAを利用した際に「SAに美味しいものなんて売ってないぞ」と父親に言われ、何も食べることができなかった。その反動というか、社会人になってからは、積極的にSAも利用するようになってきた。 とりわけ、ここ最近のSAでは、独自のメニューを楽しめるようになってきたので、とても楽しい。レストランのメニューもそうだし、スナックコーナーにもなかなか気になるものが増えてきた。しかも安い。 今回の岩手の旅では、紫波SAで白金豚の豚汁定食(写真)と、前沢SAで陶板蒸し焼きセットを食べた。豚汁定食は朝食に食べたのだけど、朝からガツガツと食べてしまった。普段は「朝は、あまり食欲がないから……」などと言っているくせに一気に完食した。蒸し焼きは夕食だったのだけど、ほどよいボリュームで、休憩もかねてゆったりと楽しむことができた。冬の車の旅は、あたたかいものを食べられるだけでもホッとするし、心地よくなれる。ましてSAで手軽に楽しめるとなると、旅の楽しみも増える。 NEXCOのwebを見ると、メニューのコンテストや季節ごとの特集などもやっているようなので、車で旅をする時には、また楽しませてもらおうと思っている。各地のSAを食べ歩く旅というのも、おもしろそうなので、一度やってみたいとひそかに考えてもいる。 ⧬ このブログの「目次」へ ☝筆者: 佐藤隆弘のプロフィール ☈ 佐藤のYoutubeチャンネル「佐藤ゼミ」

今、僕が歩いている場所。

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まだ、誰も歩いたことがない道を進んでいるのだから、 迷ったり見失ったりするのは、当然のことなんだ。