走ること、を始めてみる(その3) 「トレーニングの本を読む」

シューズは手に入れた。着るものはとりあえず「動きやすいもの」でいいだろう。腰の調子も、お灸をしたりストレッチや筋トレをすることで回復傾向にある、と思う。あとは腰の回復を待って走るだけだ。と、しばらくは辛抱していたのだが、新しいシューズを試してみたい欲求が高まってきて我慢できなくなり、新しいシューズを履いて近場を10分ほど歩いてみることにした。初心者の自分にも「なんとなく、衝撃が吸収されているような」印象を受けた。もしかするとプラシーボ(?)かもしれないが、少なくとも前に履いていたボロボロスニーカーよりは快適に走れそうな気がする。本当はまだ走ってはいけない状態かもしれないが、少しくらいなら大丈夫だろう、と5分ほど走ってしまったのはここだけの秘密だ。

さて、ここで調子に乗って走り始めると前回の繰り返しになってしまうので、痛い失敗から何も学んでいないのと同じになってしまうので、今回は基本的な知識を増やしてからトレーニングを再開することにした。まずはマラソン&筋トレ関係の書籍を追加で数冊入手し、bookoffでトレーニング系の特集をしている雑誌をまとめ買いして勉強してみることにした。

今まで学んだ事がない知識を吸収できるというのは楽しいものだ。ついつい関連の書籍まで枝葉を広げて取り寄せて黙々と読んでしまう。「おそらくこのような知識を得たとしても、これからの人生で使う事はないだろう」と思いながらも読み続けてしまう。ちなみに先日は「強い身体を作るには、免疫力を強める必要がある」ということで「免疫力の強め方」というような本を読んだのだが、これは思いの他面白かった。とりわけナチュラル志向の女性と話をする時などは共通の話題として活用できそうなので、そのような女性を狙っている男性は一度読んでおくのもいいかもしれなくもない。

まあそれはともかく話題を戻すけれど、自分がまず鍛えるべきは登山で痛めた「膝、股関節、腰」の3ヶ所。とりわけ優先順位でいうと「腰」なのだけれども、ひとことで「腰を強化する」といっても、背筋を鍛えればいいというわけではなく腹筋や尻、太ももの裏の筋肉などが弱っていることが腰痛の原因になっていることも多いので、腰周辺の筋肉もまんべんなく鍛えていく必要があるらしい。
以前、膝を痛めた時に接骨院の先生から「あなたの場合は、ここの太ももの筋肉を鍛えることで膝への負担が少なくなるので・・・」というように、膝以外の筋肉の強化をアドバイスしてもらったことがあったけれど、まさにそういうことなのだろう。身体の部位は単独で機能しているわけではなく、一連の部位が連動して機能していくのだから考えてみれば納得である。本当の原因を見つけて、さらにバランスよく鍛えていくことが大切なのである。

とりあえず自分の場合はデスクワーク中心の生活なので、下半身の筋肉を鍛えつつ体幹トレーニングも取り入れることにした。書籍によると全身の筋肉の7割が下半身にある、ということなので下半身を鍛えると色々とメリットも大きいようなので楽しみである。少しずつ、ウォーキング+筋トレの時間を積み重ねつつ、変化を楽しみながらじっくりと身体を作っていこうと考えている(その4へ

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