【バリ島へ行った話(3)】航空券とwebチェックイン(ガルーダインドネシア航空でバリへ)


・航空券の予約をしよう。

日本からインドネシアへは飛行機で移動することになる。成田からデンパサール空港までガルーダ・インドネシア航空の直行便が運行していて、今回はこちらを利用した。チケットを予約する際に「席を隣り合わせで予約するためには、オプションで追加料金が必要になる」と説明があった。数千円の追加ということなので(正確な金額は忘れてしまいました)さて、どうしようかと1分ほど考えた。

旅の計画をしていて悩ましいのが、追加料金が続いて当初の予定よりも大幅に予算が膨れ上がっていくことである。数千円のオプションが積み重なると、あっというまに数万円になったりする。予算に余裕がたっぷりあるのならば問題ないのだが、そういう状況ではない。限られた資金を活用して「すこしでも遠くへ、少しでも長く」の旅が、私たちの基本姿勢である。今回の旅も、もちろんこれが原則である。

さてどうしようか、別に席が並びでなくてもいいかな……、などと考えていたところ、スタッフの方から「早い者勝ちにはなるけれど、webチェックインの時に席を選べるので、そこで確定する方法がある」という説明があった。 あぁ、それでいいです。時期的にそこまで混雑していなさそうだし、並びは取れなくても前後の席は大丈夫だろう、と軽く考えてオプションは追加せずに予約申し込みをした。ところが、このときの判断が甘かったことを知るのは……と、言うこともなく、後日無事にwebチェックインで並びの席を押さえることができたのだった。 

・webチェックインは、48時間前から

webチェックインについて補足説明をしておこう。ガルーダ・インドネシア航空の場合、48時間前から、webチェックイン(事前チェックイン)をすることができる。ログインすると、その時点で空いてる席が表示されるので、好きな席を選んでチェックインできるシステムになっている。事前にガルーダ・インドネシア航空のアプリをスマホにダウンロードしておくとよろしいかと思う。

英語表記なので、私のように語学力に心配な人は少々戸惑うかと思うのだが、手順を解説しているサイトがあるので、それらを見ながら頑張ってチェックインしていただきたい。意外とこういうのって、気を使いますよね。予約完了、のはずが、最後のボタンをタップするのを忘れて未完了のままになっていたりしてね……いや、今回はちゃんとチェックインできていましたけれど。 

ちなみに今回私は、行きも帰りもアプリでwebチェックインを済ませた。スタッフの方に「少しでも良い席を確保するために、時報と共にチェックインされる人もいる」と言われていたので、よしそれなら受付開始と同時にログインしよう、と意気込んでいたのだが、なんだかんだと雑務に追われ、ログインしたのは受付開始から数時間後になってしまった。この時点で前方の席は埋まっていたのだが、後方だとそれなりに選択肢があったので、行きも帰りも窓際の2シートを並んでおさえることができた。「並びの席でなくても、そこまで気にしない」などと嘯いていたものの、並びの席が取れるとやはり安心感がありますよね。隣の席の人がどんな人なのか? と直前までそわそわすることもないですし。

・飛行機旅の必須アイテム

ところで皆さんは飛行機で旅をする際に、何か用意していくものなどはあるでしょうか。実は、と、わざわざ強調するまでのこともないのだが、私は飛行機が苦手である。国内線の1時間程度の移動でも、ぐったりして疲れてしまう。帰りも飛行機に乗るのかあ、と憂鬱になってしまう。若い頃は「何回か乗って慣れれば大丈夫になるだろう」と思っていたのだが、慣れることなく年齢を重ねてしまった。ある日突然「おっ! 飛行機に乗るのがたのしい。さわやかだ!」とは、なりそうにないので、たぶんこのまま適度な距離感を保ちながらお世話になっていくことだろう。

自己分析してみるに、足元が地面からとんでもなく離れている浮遊感とか、途中で降りたいと思っていても降りられない圧迫感など、そのようなことが飛行機嫌いの原因ではないかと思う。ふわっとした感覚や、ぐらっと揺れたりするときの振動も、脳の奥を直接刺激されたような不快感を助長する。両親や家族は、全然飛行機は怖くない、むしろ楽しい、と口にするので、どうやら家族の中では私だけのようである。遺伝ではなく何らかのトラウマがあるのかもしれない。 



今回は対策として、酔い止めを用意することにした。日本からバリ島までは約7時間半の移動になるため、どのタイミングで飲めば良いのか少々迷ったのだが、説明書に記載されていた「30分前の服用」に従うことにした。 結論から言うと、食事の時に胃のあたりに不快感があって食が進まなかったり、背中がそわそわする感じはあったのだが、なんとか乗り切ることができた。機内食のおやつに、小さなカップアイスが出たのだが、これが気分転換にもなった。帰国してからも、このカップアイスを目にする度に、あの時はありがとうという気分になっている。たぶん、しばらくはそう考えると思う。(つづく

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