村上春樹 1Q84
先日、村上春樹 1Q84を読み始めた。発売されたのが、5月だから、読み始めるまで、だいぶ時間が過ぎてしまったが、これからゆっくりと読んでいこうと思う。
最近、本を読んでいると、10代、20代の頃よりも、格段に読むスピードが落ちてしまった自分に気がつく。10代の頃だと、文庫本一冊だと通学の往復や、その他の空き時間くらいで一気に読む事ができた。電車を降りた段階で、残り数ページだったりすると、そのまま駅のフォームに立って、残りを読んでしまうようなことも、あった。
ところが、最近では、数ページ読んだだけで、集中できなくなってしまう。全然読み終わらないのに、本は購入し続けるものだから、未読の本が寝室の床の上に、山積みになっている。先日の休日に整理してみたところ、軽く50冊以上も未読の本があることに気がついた。このペースだと、在庫を完読するまでに、ゆうに3ヶ月はかかりそうだ。もちろん、その間にも新刊は容赦なく追加されていくわけだから、半年後くらいにまで、延期されるものも、あるかもしれない。
もしかすると自分は、本を読むのではなく、買うのが好きなのではないか? 買った! という瞬間を楽しみたいのではないか? というような気もするけれど、それはともかく、少し集中して本を読めるような環境作りというか、椅子探しというか、姿勢というか、そのようなものを工夫していきたいものだ、と思っている今日このごろ。