ピカソと20世紀美術の巨匠たち 宮城県美術館

宮城県美術館の「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」を観てきた。

今回楽しみにしていた作品のひとつが「アメデオ・モディリアーニの『アルジェリアの女』」。
実際に作品を観てみると、頭の中でイメージしていたよりも、前面にグッ、と飛び出してくるような迫力があって、じっと見ているうちに、作者の心情の揺れに自分の頭の中が同調していくような感覚になった。

力強いトーンなのに、繊細で絶妙のバランス。この一枚を、観ることができただけでも、今日、ここに足を運んだかいが、あったというものだ。

さらに、今回収穫だったのは「ヘレン・フランケンサーラーの高潮の一撃!(Stroke of High Tide!)」が観られたこと。このアーティストの作品を見るのは初めてだったのだけど、サイズといいトーンといい「もしも、自分が画家だったのならば、絵が描けたのなら、このような作品を目指したのではないか?」と、思いこんでしまうほど、自分の中にあるイメージと、ぴったりの作品だった。ちょうど閉館間際で、他に客も少なかったので、ひとり作品の正面に立って、じっくりと堪能することができた。やはり、美術館は、閉館間際にかぎる。

結局、閉館を告げる放送が鳴り響くギリギリまで、作品を楽しんできた。宮城県美術館では、7月11日まで開催しているので、興味がある方は、ぜひ足を運んでみていただきたい。オススメです。

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