庭の手入れ。
庭木を入れ替える、ということで、手伝いをさせられた。今回は、10年以上も植えてあった、4mくらいの木を切り倒して、そこに松を植えるという。
もう長い事、すくすくと育っていた木を切り倒すというのは、かわいそうな気もするし、横の方にでも移動させておけば、いいのではないか、と個人的には思うのだが、そういう訳でもないらしい。やはり、設計(庭全体のデザイン)があるわけで、役目を終えた木は、処分される運命なのだ。
自分は、倒した木を、電動ノコで裁断する役目だったのだが、刃を入れていくと、木のいい香りがして、それがまた、せつない気分になった。何かしらの形で、この木も再利用はされるのだろうけど、それでもやっぱり、悲しい気がする。自分は、庭師には向いていないと思う。
その後、大きな松を移動させたり、穴を掘ったりと、汗ダクになりながら、作業を行った。ようやく作業が一区切りした時には、背中や腰が、大変なことになっていた。
後は、新しい松が定着するのを待つだけだ。後を譲った木の分までも、元気に育って欲しいと思う。