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uniqloジーンズの色落ち(四年経過)

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uniqloセルビッジデニムの色落ち記録
昨年「このユニクロジーンズの色落ち記録は、今年で終わりにする」と書いた。なぜ終わりにしようと考えたかというと、実は別のジーンズを購入してしまったため、使用回数が少なくなるだろうと考えたからだった。
ところが、実際に一年過ごしてみると、わりと棲み分けのようなものが出来ていて、それなりにこのジーンズも使用する時間があった。特に、新しく購入したジーンズがやや厚手の生地だったので、夏場などはユニデニ(ユニクロデニムの略)に、だいぶ活躍してもらった。
そんなわけで、せっかく相棒として頑張ってくれているし、このブログの中でも「色落ち記録」の記事はそれなりにアクセスもあるし、ユニクロデニムの色落ち記録を四年間継続している人は少ないのではないか、と考え今年も掲載しておくことにした。予定は未定。作者の気持ちひとつで、ころころと変化するのである。



使用回数は、今までよりも減ったものの、こうして確認してみると、それなりに育っている気がする。成長期なのかもしれない。4〜5回履いたら、普通に洗濯しているので、メリハリのある色落ちではないが、静かに淡々と成長してくれたと思う。親はなくとも子は育つ、というやつだろうか。使い方を間違っているかもしれないが、つまりそういうニュアンスである。

裾はこのような状態である。波打ったかのような文様が、まるで手で描いたかのように刻まれている。(ちなみに裾は新品時から切っていない。軽くひとまくりすると、ちょうどいい長さだったので、そのまま履いていた)。ちなみに、若い頃はジーンズの裾が長めでも気にならなかったが、年齢を重ねてくると「だらしがない」ような印象になるので、最近は古着でも、ジャストサイズに裾上げすることが多い。


こちらの写真は、膝の周辺部分。普段はあまり気にかけることがなかったのだが、こうして改めて写真を撮ってみると、それなりに綺麗なグラデーションになっていた。右足の方が色落ちが大きいのは、足を組む時に右足を上にしてその上に手を置いている事が多いからだろう。


そんなわけで、これが私が四年間「育てた」ユニクロデニム(レギュラーフィット)である。自己主張は控えめだけど、とりあえず淡々と生活している、ような雰囲気に育ってくれたと思う。購入当初の段階で、だいたいこのレベルの色落ちをイメージしていたので、ひとまずこのデニ…

取引メッセージに何を書く? メルカリで古本を売ってみて考えたこと(その2)

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メルカリで古本を売ってみて、考えたこと(2)
メルカリで購入(販売)をすると「取引メッセージ」で、相手と簡単なやり取りをすることができる。メッセージは任意なので省略することもできるのだけど、わりと多くの人が何らかのコメントを書き込んでくれる。ちょっとしたコメントでも、安心感が生まれるので、僕もなるべく書き込むようにしている。


「短い間ですがよろしくお願いします」この取引メッセージに「短い間ですが、よろしくお願いします」という一文が添えられているのを何度か目にした。この一文を目にする度に「確かに短い間の取引ではあるけれども、何かちょっと寂しい気がするな」と感じている自分がいた。

なんとなく「品物の取引が終わったら、あんたとは永遠にさよならだ!」と言われたような気がするのだった。もちろん実際に、永遠にさようなら、になるだろうし、それ以上でもそれ以下でもないのだけれども、すこし寂しい余韻の残る一文だと感じていたのだった。

「最後まで、よろしくお願いします」先日、ある品物をメルカリで購入した。すると相手から「最後まで、よろしくお願いします」とメッセージが送信されてきた。ああ、これはいいなと思った。「取引が終われば関係は終了するけれども、それまでは丁寧にお付き合いしましょう」という印象を受けたのだった。

もちろん「短い間ですがよろしくお願いします」の方が好感が持てる人もいるだろう。「最後までよろしくお願いします」では、ちょっとしつこいような感じがする、と思う人もいるかもしれない。

そこで「短い間ですが、最後までよろしくお願いします」という折衷案を考えてみたが、これだと全体的な印象が弱くなるような気がする。やはり「最後までよろしくお願いします」が、自分には心地よい一文に思えたのである。


誰もそんなこと考えない、とは思うけれど。わりと僕は、ここに書いたようなことを折々に考えたりする。仕事柄「この文章を読んだ人が、どのような印象を持つだろうか」と考える習慣が付いているせいか、ついつい考えを巡らせてしまう。

そんな細かいことを考えても、とくに世の中に貢献できるわけでもないし、見つけた答え(のようなもの)を誰かに話しても、ほとんど共感されることもない。

それでも、自分が感じた違和感や、面白いなぁと思った表現に考えを巡らせてみることで、10年に1度くらいは「これだ!」という表現を産み出せるかもしれない…

「音声入力」と「電子書籍か紙の本か?」2018年を振り返ってみる。

こんにちは。コピーライターの佐藤です。あっ、という間に、平成最後の年末がやってきました。そして静かに過ぎていこうとしています。

昭和生まれの私は【昭和→平成→ 新元号】の三つの時代を生きていくことになります。なんだか不思議な感覚がしますね。

さて、今回は「音声入力」と「電子書籍か紙の本か?」というテーマでメルマガに書いた記事に加筆したものを、こちらにも掲載します。読んでみてください。



音声入力か? キーボード入力か?
さて、今年、私の仕事環境で大きく変化があったのは「音声入力での執筆」の比率が多くなったということです。正確な割合は分かりませんが、大体60%は音声入力、それ以外がキーボード等による入力となっています。つまり、とうとう音声入力がキーボード入力の割合を越えてしまったというわけです。

たしかに、音声入力では誤変換や誤字脱字が発生します。それでも、最初からキーボードで入力していくよりは、圧倒的に早く(つまり話し言葉のスピードで)文章を書いていくことができるので、キーボードによる修正の時間を考慮しても、かなり効率が良くなったと感じています。



アイデアを「音声」で書き留める。
さらに私の場合は、移動中にアイディアの断片が思いつく場合があります。今までは、急いで手帳に書き留めるか、近くにあった用紙に走り書きをしていました。ところが、手元に筆記用具がなかったり、書き留めた用紙を紛失してしまうことが多々あったのです。

しかし、音声入力を使うと移動中でも電話をしている素振りで、書き留めておくことができます。小さな声で早口に話しても、割と正確に拾ってくれるので大丈夫なのです。なによりも用紙を紛失したり、かさばったりすることなく、その場で記録できるのは大きなメリットになります。

不思議なもので「アイデア」は、思いついた瞬間にその「場所」で書き留めないと、きれいさっぱりと忘れてしまうものです。少し移動してから、さあ書き留めよう、と思っても、ほんの数分前に思いついたことなのに「あれ?」ということも頻繁にあります。

音声メモではなく、音声入力メモにすることで、今までは紛失していたアイデアを、だいぶ形にできた一年だったと感じています。




「手書き」の効果について。
さてそうなってくると、以前からの読者のみなさんの頭には、私が繰り返してきた「手書きの重要性」はどうなったのだ? という疑問が上がってくるかと思い…

iPhone SEのバッテリーを交換する。

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AppleStoreで、iPhone SEのバッテリーを交換してきた。
2018年12月末までの期間限定で、iPhoneのバッテリーが3.200円(税込3.456円)で交換できるという事だったので、申し込むことにした。



交換をするには「Genius Bar」の予約をしなければいけない。webからでも申し込めるのだが、自分の場合は「Appleサポート」のアプリをダウンロードし、そこからGenius Barの予約をすることにした。

このアプリからは1週間先までの時間帯を予約することができるのだが、土日はもちろんのこと平日でも、すでに満席で予約できる時間帯がない。ようやく予約可能の時間が表示されても、すぐに先を越されて予約されてしまう。僕は仙台在住なので「Apple仙台一番町」を利用しているのだが「平日なら、さほど混まないだろう」と、甘く考えていたのがよくなかった。

常にアプリで予約時間を確認しているわけにもいかないし、締め切りが近くにつれ競争率も高くなってくるだろうから予約は難しいかな、と思いながら数日わりとこまめに予約状況を確認していたところ、なんとか平日の午後の枠で予約を取ることができた。予約が取れた日程は一週間先なので、仕事の予定を調整すれば抜け出してAppleStoreまで行けそうだ。まだ交換は終わっていないのに、この段階で達成感を覚えていた。


バッテリー容量と充放電回数を確認 予約当日、カウンターでiPhoneの診断をしてもらったところ、2年半の間使用した僕のiPhoneSEは「バッテリー容量が87%、充放電回数が670回」との事だった。「バッテリー容量は交換の目安に足していないけれども、充放電回数が670回を超えているので交換を検討されてもよろしいかと思います」と丁寧なアドバイスを受ける。

通常であれば交換せずに使用していた可能性も高いのだが、今回は期間限定の3.456円(税込)という格安料金で交換することができる。もちろん躊躇せずに交換を申し込むことにした。



作業時間は約2時間だった。そのままカウンターにiPhoneを預け、2時間後に戻ってきてiPhoneを受け取った。データも消えることはなく、再設定等の手間もない。想像していたよりもスムーズに完了した。一応、確認のためにバッテリー容量の数値を見ると100%になっていた。性能そのものが向上した訳ではないの…

私とハトの七日間決戦 アイテムは100均のみ!

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ハトがベランダにやってきた。それは5月のゴールデンウィークが終わり、10日ほど過ぎた時のことだった。「ハトがベランダに居る!」連れがスマホで撮影した写真を送ってきた。その時は「ふうん、このあたりにもハトがいるんだ。今まであまり見かけなかったけどな」程度にしか思っていなかった。たまたま移動の途中に、少しベランダで休憩していると考えていたのだった。

それから数日後。私もベランダに鳩がとまっているのを発見した。しかも相手(ハト)は身動きもせずに、部屋の中をじっと覗き込んでいる。あきらかにこちらを「観察」している。私は野生の動物が放つ鋭い視線に、一瞬戸惑ってしまった。まるで鳩がこの家の持ち主で、私が侵入者のようにさえ思えてきた。

気を取り直して、窓の近くに立つ。鳩は逃げない。少し身体を揺らした程度だ。まさか、飛びかかってこないよな、とおそるおそる慎重に窓を開けると、鳩は向かいの電柱へ飛び移った。そして、またこちらをじっ、と見ている。互いの空間でバチバチと火花が飛び散っているような気さえする。しかし飛びかかってくる様子もないし、まして相手は空中にいるのだからこちらからはどうすることもできない。とりあえずその日は、ベランダの掃除をして様子を見ることにした。


パートナーを連れて、鳩が再訪する
翌日は土曜日だった。私は部屋の中で作業をしていた。ベランダのあたりでごそごそと音がした。鳩の鳴き声も聞こえる。もしや、と思いベランダを覗きこんでみると、いた! 鳩だ! しかもパートナーの鳩と一緒だ!
私は窓に近づいて開けようとした。窓に手をかけた段階で、鳩は近くの電信柱の上に飛んで行き、そこからこちらの様子を伺っている。なんとなく不安を感じたが、とりあえずしばらくはこないだろうと考え、窓を閉め、机に戻って作業を再開した。一時間ほど時間が過ぎてからキッチンへ行きコーヒーを淹れたり、周囲を掃除したりしていた。席をはずしていたのは3〜40分程度だと思う。ベランダの方からガサゴソという音が聞こえてきた。
まさか? と思ってベランダに行ってみると、先程の鳩がベランダに戻ってるではないか! 私は窓を開けた。鳩はまた二羽でそそくさと電信柱に戻っていった。「これは、ちょっと休憩にきたという感じではないな」と、危機感を覚えた私はネットで情報を検索してみることにした。
鳩の習性を調べて、対応開始。 いくつかホームページを見て…

Bloggerが、カスタムドメインもHTTPS使用可能に。

全く気がついていませんでした。どうやらBloggerのカスタムドメインもHTTPSの使用が可能になっていたようです。昨日、なんとなく「設定」の項目を確認していて気がつきました。いやあ、気がついてよかったです。何か通知などは届いていたのだろうか? 見落としてしまっていたのかな?

さて、それはともかく、今、あなたにご覧いただいているこのブログ「人生を長い旅と考えるなら」にも、ちゃんと鍵のマークが表示されていると思います(されてますよね?)


今までは、独自ドメインはHTTPSが使用できなかったので「ゆくゆくは、他のブログに移転した方がいいのだろうか?」などと考えたこともあったのですが、これで他に移る理由がなくなりました。一安心です。

ちなみにHTTPSを使用するには「設定」→「基本」のページにある「HTTPSの使用」という項目を「はい」にして、しばらく待つだけです。自分の場合は「はい」にしてから1時間ほど待ってアクセスしてみたところ、無事に反映されていました。

反映を確認したならば「HTTPSリダイレクト」も「はい」に変更することができます。「HTTPSリダイレクトって何?」と気になった方は・・・まあ、調べてみてください(←実はよくわかっていない)。

たぶん、http://satotaka.reword21.com/  にアクセスしても https://satotaka.reword21.com/ にリダイレクトされるシステムだと思います。小さい文字で書いているのは、たぶん、そうだろうという推測だからです。

自分の場合は「はい」にしておきました。それにしても、全く気がつかずに素通りしてしまうところでしたが、無事に変更することができてよかったです。自分と同じように、Bloggerでカスタムドメインを使用している人は、確認してみてください。

uniqloジーンズの色落ち(三年経過)

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UNIQLOセルビッジジーンズを、3年間育ててみた
今年も三月が来た。三月になってふと、そういえば毎年この時期に記録していたことがあったな、と感じた。何だろう? 何かしら重要な記録だったような気がしていたのだが・・・と、しばし考える。「そうだ、Uniqloジーンズの色落ち写真を撮っていたのだ」と、思い出した時の微妙な脱力感。特に重要なわけでもなく、もはや誰も期待していないと思うのだが、せっかく思い出したので撮影しておくことにした。


そして、こちらが購入から三年使用したUniqloジーンズの写真である。ごらんの通り、昨年の状態よりも全体的に青みが増し、少し皺が増えた。そう、ただそれだけである。劇的な変化は特に見受けられない。普通に履いて(月に5〜6回)普通に洗濯して(月に1回)適当に保管していると、このようになるという感じである。全体図は、

こうなっている。ここ何回か、裾をまくって履いていたので跡が残っている。変化といえば、そのくらいだろうか。

しかしまあ、こうやって自分が三年も着用してきたジーンズをしげしげと見ると、それなりに愛着のようなものが湧いてくるのを感じる。ジーンズが好きな人から見れば特に反応が返ってこないような状態だと思うけれど、それでも「自分が育てたら、こうなってしまったのだから仕方がない」という、開き直りのような気分にもなってくる。

ファッションに正解も不正解もない(と、思う)。みんなが正解で、みんなが不正解である(と、考えてみたい)。そして、それぞれが「自分にとって最高の一着」なのだと思う。結局のところ、たぶんきっと、そうなのだと思う。

さて、とりあえず、このシリーズも三年続けられたので来年は写真を撮って記録をすることは止めようと思っている。もちろん、このジーンズは履き続けるし天寿を全うさせるまで愛用したいと思っている。と、いうわけで、三年続いた「uniqloジーンズの色落ち記録」は、これで終了としたい。ありがとうございました。


追伸:本当は、ここで終了する予定だったのですが、一年後に更新してしまいました。続きはこちらで。(5)uniqloジーンズの色落ち(あれから四年後)


関連:
(5)uniqloジーンズの色落ち(あれから四年後) (4)uniqloジーンズの色落ち(あれから三年後)
(3)uniqloジーンズの色落ち(あれから二年後)
(2…

今年買ってよかったもの Fire TV Stick

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書店の棚で「今年のベストバイ」のようなタイトルを目にした。ふと「自分の2017年ベストバイ」は何だったろう、と考えてみて思い浮かんだのが、amazonのFire TV Stickだった。これは、なかなか衝撃的な商品だった。

まず、テレビのHDMI端子にFire TV Stickを差し込むだけで、amazonプライムの映画をテレビの大画面で観ることができる。amazonプライムには「見たいと思っていたけれど、DVDをレンタルしてまではちょっと・・・」と個人的に感じていたタイトルが豊富にラインナップされていたので、それらを次から次へと自宅のテレビで観ることができるようになったのだ。しかも、DVDを入れ替える手間もなく、リモコン操作のみで作品を切り替えることができる。レンタルしたDVDの返却期限を気にすることもない。場所もとらない。

今までは、週に1〜2回程度のペースで、DVDを借りるために近所のレンタル店に立ち寄るのが日課だった。しかし、Fire TV Stickを購入してからは、DVDをレンタルする機会が激減したため、レンタル店へ行かなくなってしまった。いわゆる「行動パターン」が変化してしまったというわけだ。これから10年もすれば「DVDをレンタルしていた時代があったんですか?」となるのだろう。いや、10年どころか、数年でそれにシフトするかもしれない。

さらにYoutubeもテレビで閲覧することができる。今までMacの画面で見ていたYoutubeもテレビの大きな画面で見ることができるのである。なによりMacを立ち上げる必要がないので、映画を観た後に、そのままテレビでYoutubeを見ることができてしまう。(追記:2017年でYoutubeアプリが使用不可になるが、その代りにFirefoxのアプリが使用できるようになった。これを使えば、引き続きFire TV Stickを使用してYoutubeを閲覧することができる)



ちなみに、Fire TV Stickは自宅だけではなく、移動先で使用することもできる。たとえば出張先のホテルのテレビに差し込んで、WI-FIに接続すれば自宅と同じように閲覧することが可能になっている。出張が多い人にはかなり使い勝手が良い仕様になっていると思う。もしかすると将来的には「一台のFire TV Stickに登録できるテレビは二台まで」のような縛りが出て…

15年前のスニーカー

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先日、物置の中から古いナイキのスニーカーが出てきた。正確には忘れてしまったけれど、15年以上前に購入したものだと思う。いや、もう少し前かもしれないが、20年は過ぎていないように思う。

全体的に色褪せてはいたものの、まだ履けそうだったし、赤のラインが挿し色になって良い感じに見えたので、ここ一ヶ月ほど休日の時に愛用していた。




ところが、今日の朝に下駄箱を見て異変に気がついた。スニーカーのソールの部分が剥がれてしまっていたのだ。使用していた期間を考えると、このようなダメージが発生する確率が高いことは理解していたのだが、実物を目にするとそれなりに驚いてしまう。



せっかくなので、ソールの裏の部分を観察してみた。なにやら印字されていることに気がついた。この部分はソールを剥がしてみないと目にすることができない部分だから、見られることが目的で印字されているわけではないだろう。なんとなく貴重な部分を目にしたような気になった。

それにしても、ここまで酷使されて、スニーカーはどのように感じていただろう。数年ぶりに太陽の下に引っ張り出されて、気分良く最後の時間を迎えられただろうか。いいかげん、休ませてくれよと思っただろうか。

このスニーカーと一緒に何キロくらい歩いたのか、誰とどこへ行った時に履いていたのか、それはもう忘れてしまった。とりあえず、それなりに長い時間と距離だったことは間違いない。今まで、共に歩いてくれてありがとう。そんなことを考えながら、写真を撮ってここに記録を残してみた。

iPad miniを見て、思い出したこと。

私の初めてのMacは「perfoma 5270」という機種だった。今からもう20年ほど前の話だ。クラリスワークスで資料を作り、キッドピクススタジオで絵を描いて遊んだのも、今となってはいい思い出だ。それから数台のMacを買い替えてきた。雨の日も風の日も「仕事で使うなら、Windowsにしないと損をする」と言われてもMacを選んできた。新製品が出ると、とりあえず見に行った。そしてそれには「おっ!」と感じるような何かがあった。それは「電化製品を買う」という気分ではなく「未来のワクワクを手にする」というような感覚だったと思う。

その中で「ああ、これはいらないな。たぶん流行らないんじゃないかな・・・」と感じたのが、iPadだった。「なんとなく中途半端な位置づけ」で、どちらかというと「ご高齢の方でパソコンを使うのが苦手な人向けのデバイス」と(個人的に勝手に)思い込んでいたのである。

iPadが発売されてから数年後、実家の両親が購入することになった。両親はiPadで、ネットで検索することを覚え、ニュースや天気を確認し、ネットショップで買い物をし、孫とFaceTimeで会話をするようになった。もはやiPadなしの生活はイメージできないのではないか、と思うほどに浸透していた。そしてそれはあっという間に、年齢問わず様々なところで活用されているのを目にするようになった。iPad(つまり、タブレット)は、私の狭い頭の中で考えているよりも、ずっとずっと世の中に必要とされていたのだ。

何か新しいものに直面した時、私はここに書いたことを思い出す。自分が「必要ないだろう」と感じたことに大きな可能性があるかもしれない。自分の経験と生活の範囲だけで、すべてを理解したと勘違いしないように。今、自分の判断基準になっているものが、数年先もスタンダードである保証など何もないのだと。

先日、連れが新しいiPad mini4を購入した。借りて触らせてもらっている時に、今回のことを思い出した。そして、あと数年もしたならば、Macを使わずにiPadだけで仕事をしているのかもしれないと思った。いや、数年もあれば全く別の新しいデバイスが開発されているかもしれない。願わくば、今度は「それ」を受け取る側ではなく、提供する側に回ってみたいものだ。と、そんなことを考えました。

uniqloジーンズの色落ち(二年経過)

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UNIQLOジーンズの色落ち(二年経過)
このブログの中で、コンスタントにアクセスがあるのが「uniqloジーンズの色落ち」についての記事である。もしかすると続きが気になっている人がいる、かも? しれないので、ちょうど、前回の記事から一年が経過したところで(つまり、購入した時から二年使用したということ)更新してみたいと思います。

さて、どのように色落ちは進んだのか? その答えはこちら。



いかがだろうか? そう、自分でも驚くほど「前回とあまり変化していない」と感じる出来映えである。もちろん、部分部分では細かな変化があるし全体的に青みが増してはいるのだが、「ぱっ」と見た感じでは二年という時間を通り抜けてきたという印象は、あまり受けない。
前回と同じ場所で撮影したので背景も一緒だから「同じ写真だよ」と言われたのなら、ああそうかと信じる人もいるかもしれない。(前回の「購入一年後のuniqloジーンズはこちら)もう少し「おっ!」という軽い発見が欲しいところだったが、これが現実なのだから仕方がない。

ちなみに、あれから新しいジーンズは一本も購入していない。もう少し細身のものが欲しいな、とか、値引きされているものを店頭で見かけて購入しようかと思ったことはあったのだが、なんだかんだで結局この一本と、以前に購入したジーンズを組み合わせて乗り切ってしまった。使用頻度は、平均すると月に3〜4回程度。洗濯は月に1回くらい。この程度の使用だと、一年経過したとはいえ、まあこのくらいの変化が適当なのだろう。
とりあえず、もう少し色落ちしたあたりが、好みの段階なので様子を見ながらこれを「育てて」みたいと考えています。次回(一年後)までに、どのくらい変化があるのか? 実は某メーカーのジーンズで気になるものがあるので、もしかしたらそれを購入してしまうかもしれない。もしそうなったらこれは使用頻度がさらに下がるだろう。「ジーンズを育てるということは、飽きとの戦いである」これが、私がこの2年間で体験から学んだことかもしれない。

関連:
(5)uniqloジーンズの色落ち(あれから四年後) (4)uniqloジーンズの色落ち(あれから三年後)
(3)uniqloジーンズの色落ち(あれから二年後)
(2)uniqloジーンズの色落ち(あれから一年後)
(1)uniqloジーンズを買う。

カビにまみれた、革ジャンを洗濯する。

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クローゼットから、カビまみれの革ジャンを発見先日、クローゼットの奥の方で「ゴトン」という音が聞こえてきた。そのような音が出るようなものは存在しないはずなので、気になって扉を開けてみると、そこにはハンガーから落下した革ジャンの姿があった。学生のころ(つまり、今から二十年以上も前)にバイクに乗る時に購入したライダースジャケットである。

おお、なつかしいなあ、と取り出して広げてみると・・・それはすっかりと変わり果てた姿になってしまっていた。ジャケットの表面に広がるカビカビカビカビ。なんだこれは、最初からこのような模様だったのではないか、と思うほど一面にカビが広がっていたのだった。確かに、とくにメンテナンスもしていなかったし、ずっと着用する機会もなかったから、このような状況になるのも仕方がない。が、しかし、それにしても酷いありさまだった。記録用に写真を撮っておこうかと思ったものの、あまりの酷さに止めてしまったほどだ。

カビを落とすには、どうすればいいのか?そっと、床の上におき、まずは濡れたタオルで表面をこすってみる。ある程度は取れたが、全体的に広がっているし、こすっても落ちない汚れもあちらこちらに見受けられる。このライダースジャケットを着用することは、とりあえず当分の間はなさそうだが、そうだとしてもこのまま放置しておくのは気がひける。さて、どうするか?

クリーニングに出す? たしかにそれがベストではあるが、費用もかかりそうだ。うん、そうだ洗濯機で洗ってみようか? バイクで走っている時に、突然の雨でずぶ濡れになったこともある。そもそも外を走り回る時に使っていたジャケットで、ラフに扱っていたものだから、今さら繊細なメンテナンスをしたところで・・・。

革ジャンを、洗濯機で丸洗いしたらどうなる?などと考えたところで「どうせ駄目なら、まあしかたない」という自己責任で、丸洗いしてみることに決めた。いや、むしろ、丸洗いしたらどうなるのか、ということを知りたくなったのだ。

まず最初に、風呂場へ持っていき、ていねいに水洗いをした。さすがに、このカビまみれのものを洗濯機に入れるのには抵抗があったからだ。この段階で、おおむね綺麗になったので「これでもいいか」という気分になったのだが、予定通り洗濯機に入れてみることにした。そして待つ事40分。水をふくんで重たくなったライダースジャケットを外に出す。おお、き…

JINSで、度付き偏光グラスを作る。

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度入りの変更グラスで、釣りをしたい
私は釣りが趣味である。そして、近眼の私にとって「度付き偏光グラス」というものは、ひとつの憧れ(?)であった。最近は、コンタクトではなく眼鏡で外出することも増えたので「度付き偏光グラスが欲しいなあ」という気分も高まっていた。しかし、高額になりそうだし躊躇したまま数年が過ぎていたのだった。

そんな折、JINSのホームページでオプションレンズがオンラインストア期間限定で半額になるキャンペーンをしているのを見つけた。偏光レンズも対象で、通常5000円が半額になる。フレームとセットにしても1万円を少し越えるくらいで購入できる。オンラインストアで眼鏡を購入するのは初めてだったので若干抵抗はあったのだが、安さに惹かれて即座に購入を決めてしまった。
注文後、10日で到着 10日ほどで、品物が届いた。おそるおそる着用してみると、うん、わるくない。正直、眼鏡を試着せずに購入するのは不安の方が大きかったのだが、これなら大丈夫だ。おもわず胸をなでおろしたのだった。
若干、掛け心地が良くなかったので、買い物に出かけた時にJINSの店舗に立ち寄って調整をしてもらった(無料で調節してもらえた)。ついでに、使用している通常の眼鏡も調整してもらったので、一石二鳥だった。よい買い物ができました。

追記後日、釣りに行った時に使用してみた。なかなかいい感じだった。数年前に購入した3万円ほどの偏光グラス(度なし)と比較しても、自分のレベルでは「さほど差がない」と感じた。しかもこちらは「度付き」なので、コンタクトをしなくても使用ができる。しばらくは、これを相棒にして釣りを楽しみたいと思います。

uniqloジーンズの色落ち(一年経過)

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UNIQLOジーンズ(セルビッチ)の色落ち 1年経過
今からちょうど一年前、ユニクロでセルビッチの生デニムジーンズを購入した。時の流れるのは早いものである。もう一年過ぎてしまったのか。あまりにも早すぎて、今が西暦何年なのか(2016年である)平成何年なのか(平成28年)即答できないくらいの早さで時間が過ぎていく。

中学生の頃は「1年あれば、なんでもできる」と息巻いていたが、今では「1年では短すぎる」と感じてしまう。これは決して良いことではないような気がするので、少し反省したいと思う。反省したところで、どうにもならないかもしれないが、とりあえず意識することが大切だと思うので心に留めておこうと思う。

さて話をもどそう。ユニクロのジーンズである。
あれから一年ほど、ジーンズは「これだけ」を着用してきた。平日は仕事があるので、ほとんど着用しなかった。週末もジーンズ以外で過ごすことも多かったので、この一年で着用したのは月に4回として、50回前後ではないかと思う。洗濯は3〜4回ほど着用したあと、普通に洗濯機で市販の洗剤を使って洗った。特にややこしいメンテナンスや気配りはしていない。そんな状況で一年間過ごしたジーンズがこれである。



いかかだろうか。そう、なんの変哲もない。とくに感慨もない仕上がりとなった。まあ、適当に着用して、適当に履いていると、こんな感じになるという見本である。全体的に色合いが淡くなり、手が触れる部分は白くなる。ストレスがかかる部分は柔らかくなり、そうでない部分はわりにシャンとしている。適当に履いているわりには、ほどよい感じに濃淡ができているのは、生地が良いからだろう(たぶん)。
丈の長さは、裾上げをしなかったので最初は「やや長め」だったのだけど、今は「ちょうどいい」感じになっている。1センチまではいかないが、5ミリは確実に縮んでいると思う。ちなみに、昔愛用していた某有名メーカーのジーンズよりは縮みが少なかった。色落ちも、ユニクロジーンズの方が若干緩やかのような印象である。

そして、ついさきほど「とくに感慨もない」と書いたばかりなのだが、こうやってあらためて観察していると、わりに「しみじみ」とした気分になってくる。他の人から見ると、なんてことのないジーンズなのだが「それでもオレにとっては、まあ、ね」というような気分になってくるのも不思議である。そんなものである。
そんなわけで…

knot の腕時計

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今年の春に、腕時計を紛失してしまった。
普段、めったに物をなくさない方なので「腕時計を失くしてしまった」というダメージが自分で思っていたよりも大きかったらしく、新しい腕時計を購入することを躊躇したまま数ヶ月が過ぎてしまっていた。恋人と別れたからといって、すぐに新しい恋人と付き合う気持ちにはなれないのと同じである。いやもちろん、すぐに付きあっても構わないのだけれど、出会いのチャンスは逃さずに生かした方がいいと思うけれど(笑)今回は7〜8年ほど愛用した腕時計だったので少々冷却期間をおきたくなったのである。

とはいえ、腕時計がないと不便なので(スマホがあれば時間がわかるじゃないか、というのも事実ではあるけれどスマホをポケットから取り出して確認するのが面倒なのです)そろそろ新しい時計を購入しようと考えていた。そこで候補にあがったのが「knot」である。以前から、ここの腕時計は気になっていたのだけれど、当初は通販のみだった(と思う)ので購入を躊躇していた。ところが、ふと立ち寄った仙台LOFTにknotが置かれているのを発見。実物を見てみて「やはり、これはいい」と購入を決めたのだった。

ちょうど7月が誕生日だったので「自分への誕生日プレゼント」という名目で購入しようかと考えていた。すると、連れが「誕生日に、腕時計をプレゼントしてあげる」と切り出してくれた。ずっと腕時計なしで過ごしている様子を見て不憫(?)に思い、プレゼントしてあげようと考えてくれたらしい。これはうれしい。遠慮なく甘えてプレゼントしてもらうことにした。

そんなわけで、knotの腕時計を手に入れることができた。シンプルだけど上品だし、Made in Japanだし、なにより価格が安い。ぱっ、と見た感じでは、今まで使っていた某メーカーの腕時計にも勝るとも劣らない気品とクオリティだと感じた。このような言い方が正しいかどうかはわからないけれど、かなりお値打ち品だと思います。ぜひこの価格とクオリティでがんばって下さい。おすすめしておきます。

ひとつだけ、ベルトのデザインが気になった。これは好みの部分が強いと思うのだけど、もう少しベルトの幅や色味の点などで「何か」が欲しいなあと思ったわけです。おそらく、これからラインナップが増えてくると思うので気に入ったベルトが販売されたなら、付け替えて楽しんでみようかと思っています。

チチヤスのキャラクターロゴ

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チチヤスのキャラクターロゴ


表がこうで、






















裏がこう。なごむ。

UNIQLOジーンズを買う。

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ユニクロで買ったセルビッチジーンズを、育ててみる
ユニクロに行ったところ、セルビッチの生デニムを発見。良さそうだったし、ちょうど限定価格で安かったから購入してみることにした。

今は生デニムとかリジッド、などと呼ぶそうだけど、自分が学生のころは「ノンウオッシュ」と呼んでいたような気がする。当時はインターネットはなかったから、雑誌などを見て情報収集をして色々と地道に研究したものだった。
雑誌で「ジーンズをはいたまま風呂に入り、タワシでこする」というノウハウを見つけた時は「確かにこれなら、身体に合わせてきれいに色落ちしそうだ」とワクワクして試してみたくなったのだけれど、そうかといって実家の風呂でそんなことをしたら親に怒られそうなので、シャワーを浴びながらこっそりと擦ってみたものだった。そしてそんな苦労のわりには特に好みの色落ちにならなかったのも、また良い思い出である。
そういえば「ノンウオッシュは、洗うと縮む」ということを甘く考えていて、洗う前に裾上げをしてしまい、裾がくるぶし近くまで短くなってしまったこともあった。ガンガン洗えばきれいに色落ちする、と思い込んで、こまめに洗っていたところ、ただの白っぽいジーンズになってしまったこともあった。
周りを見ると「絶対に洗わない」ということで、遠目で見ても汚れて色が変色?しているようなジーンズをはいている人もいたし「裾上げはしない」と言って、20センチくらい捲って履いているような人もいた。「俺はロッカーだからスリムしか履かない」と言って、遠くから見ると下半身だけがひょろりとして見える人もいた。
現在のように、簡単に情報を入手できない時代だったから勘違いや失敗も多かったけれど、その分(よくもわるくも)個性的な人は、とことん個性的だったような気がする。
まあそれはともかく、久しぶりにノンウオッシュのジーンズを購入したので、昔を思い出しながら色落ちを楽しんでみようかなと考えています。 最初の色合いがこれ。実は個人的にはこの状態の色も好きなので「このままでもいいかな」という気持ちもあったりします。


関連:
(5)uniqloジーンズの色落ち(あれから四年後) (4)uniqloジーンズの色落ち(あれから三年後)
(3)uniqloジーンズの色落ち(あれから二年後)
(2)uniqloジーンズの色落ち(あれから一年後)
(1)uniqloジーンズを買う。

献血へ行く。 その2

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先日献血へ行った際の検査結果が届いた。それにしても、健康診断の結果を見る時というのは、どうしてあんなにも緊張するのだろう。どれ確認しようかな・・・いやもう少し後で・・・ええい、いいや、もう見てしまえ、というような逡巡を頭の中で数回繰り返してしまう。すでに結果が出ているのだから、さっさと見てしまえばいいのに、時間をおいたからといって数値が向上するわけではないのに、ついつい躊躇してしまうのは、なぜなのだろう?
ちなみに、今回の検査結果はすべて基準値内におさまっていた。ほっとした。若干、コレステロール値が高めだったのは、年末年始の食事の内容が影響しているのだろうか? いつもより酒量が多かったし、肉料理が中心だったし、運動不足だったし、そうこの年末年始で1キロくらい太っていたからなあ、やはり餅は危険だあれは太る、などと無駄に記憶を辿ってしまった。とりあえず、自分もアラフォー世代。この機会に生活を見直して、次回の検査までに数値を下げられるように注意していきたいと思いました。

献血へ行く。

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献血へ行った。実は献血へ行くのは学生の頃に行ったきりだったので、20年ぶりくらいになる。なぜ突然また献血へ行こうと思ったかというと、話せば長くなるので簡単に書くと、たまには世の中の役に立つことでもしよう、と思ったからである。ちょうど休みで時間もあるし、家でゴロゴロしているよりは良いかなと思って出かけたというわけである。

今回は仙台のアエルにある献血センターへ行ったのだけど、広くて清潔感があって、とても快適な空間だった。自分が学生だったころの献血センターは、もう少し病院の雰囲気というか、ざっくばらんとした感じだったように記憶しているけれど、だいぶ変わったものだ。さらに驚いたのは「ポイント制度」になっていて、ポイントを(献血をすると内容に合わせてポイントがたまる)記念品がもらえるのだそうだ。うーん。いろいろと工夫をしているわけですね。

ちなみに学生の頃の献血記録は、データに残っていなかったそうだ。さすがに20年ほど前のデータは削除されてしまうのだろうけど、ちょっと残念だった。まあ、当時のデータを見せられても「ああ、この数値が高くなってる。歳はとりたくないなあ・・・」と、落ち込むだけかもしれませんけどね(笑)

めまい。

今から数週間前のこと。朝、目が覚めてベットから身体を起こした瞬間、目の前の風景が180度回転したように感じた。文字通り、ぐるん、と音を立てて視界が回転したのだった。「これは、めまいか?」と思った。しかし「めまい」にしては、目の前の風景が移動するスピードが早すぎるのではないか、と思った。おそるおそる、身体を起こしてベットから降りてみる。スリッパを履こうと思い下の方に頭を下げた時、またぐるんときた。とたんに、吐き気と冷や汗が全身から吹き出てくる。あわてて座る。またぐるん、とくる。まるで頭の中をかき混ぜられているかのようだ。目と身体がバラバラに動いているようだ。なんだなんだ、何が起こっているんだと思う。どこか危険な感じがする。とりあえず横になって休もうと考える。

ベットに横になって、寝返りを打つ。その度に視界が右から左へと、ぐわんぐわんと動く。そして吐き気と冷や汗。携帯で情報を調べてみようと画面を見ようとするのだが、気分が悪くて集中できない。じっとしていれば手足に力も入るし、呼吸も普通にできる。耳鳴りなどもない。それでも、ちょっと頭を動かすと、とたんに気分が悪くなる。汗が出る。世界が回る。一度だけ一人でトイレに行った。壁に手をつけて、そろりそろりと普段の何倍も時間をかけて歩いた。突然ぐるぐると回り出して倒れてしまったなら、もう誰にも助けてもらうことはできない。そう考えると恐ろしくなって、ギリギリまで水分を摂らないことにした。

もうこれは、病院に行った方がいいのではないか? しかし今日は日曜日だ。病院は日曜日の受付はどうなっているのだろう。自分では運転できそうにないからタクシーか。救急車を呼ぶほどでもなさそうだし…。いや、そもそも「めまい」は、どこの病院へ行けばいいのだろう。とにかく、なるべく身体を動かさず、じっとして耐えるしかない。不安だけれど今のところは、それしかない。
結論から書くと、この「めまい」は2日ほど継続した。3日を過ぎたあたりから突然、その症状は起こらなくなった。不安は残るし、なんとなく身体が揺らいでいるような気分にもなる。しかし、不思議なほど急速に、その症状は消滅してしまったのだった。

ネットで自分の症状を調べてみたところ「良性発作性頭位めまい症」に良く似ていると感じた。そこで紹介されていた「寝返り運動」という方法を試しつつ、様子を見ながら病院へ行ってみよ…