タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密を観に行く。

いよいよ、とうとう「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」を観てきた。数年前に「スピルバーグ監督によって、映画化されるかもしれない」という噂を耳にしてから、ずっと楽しみにしていた映画だったので、期待感は最高潮。数日前から、タンタンの冒険旅行を読み返したりして、この日に備えていた。


だいぶ前にも書いたかもしれないが(書いていないかもしれないが)自分がタンタンの冒険旅行に魅力を感じたきっかけのひとつが、スノーウィーだった。主人公のタンタンに寄り添い、けなげに動き回るスノーウィーの活躍ぶりを見て「なんて、かわいいヤツだ!」と思ったことが、きっかけだった。


実家で犬を2匹飼っていて、子供の頃から犬好きだったから、スノーウィーに実家の犬の様子を重ねていたのかもしれない。スノーウィーを通して、自分の犬の思い出を見ていたのかもしれない。そんなこともあって、動いているスノーウィーを、3Dで観ることができると考えただけで、楽しみでしかたがなかった。映画の予告編で、ほんの数秒だけ動いているスノーウィーを見ただけで、思わず「うおっ!」とつぶやいてしまったほどだから、自分がどれほどスノーウィーのファンなのかを想像していただきたい。


そんな期待を抱えつつ映画館へ向かう。

今回は「3D・字幕版」で鑑賞した。やはり「冒険」は3Dで観るべきだろうという考えから、最初から3Dで観ることは大前提だった。
久しぶりに3D版を観るということで、初めて知ったのだけど、今は通常版にプラス300円さらに眼鏡代100円が加算されるようになっていた。つまり「1.800円+300円+100円=2.200円」ということになる。別な意味でも気合いがはいった(笑)少しも逃さずに、じっくり観てやろうという気分になる。

さて、実際のストーリの感想は、これから観に行く人たちのために、書かないでおこうと思う。ただ、ひとつだけ書いておくならば、映画を観終わってしばらくしてから「ああ、面白かったな」と、じわじわとくる作品だったと思う。ひさしぶりに、映画らしい映画を観たという気分だ。こんな風に、映画館でもう一度観たいと思う映画に出会えるということは、なかなかうれしいことですね。
できれば何度か観たいので「半券を持っている人は、空席がある時のみ2回目以降は800円で鑑賞可」など「3回目以降は300円」というような割引制度があれば、映画好きならば何度か通うと思う。映画の醍醐味は、同じ場所、同じ空間で、たくさんの人と一緒に観る。そして、自分が笑った同じ場面で他の人たちが笑っている様子を観てさらに笑う、というような部分もあると思うので、何らかの形で実現してもらえないかな、と空想したりしている。液晶テレビが大型になって、3Dも自宅で観られるようになった時代だからこそ、そんな空間の提供に、映画業界ががんばってもらえたのならと、勝手に妄想したりしている。

あ、それから、スノーウィーはスクリーンの中で、確かに生きていました。動いていました。ハドック船長はしぶくて、原作で読んでいた時よりも魅力的に感じたし(想像していたよりも、背が低くてずんぐりしていましたけどね・笑)タンタンは機敏で、スマートでした。デュポン・デュボンは、自分の中のイメージと完璧すぎるほど一致していたので、思わずニヤリとしてしまうくらいでした。面白いですよ。


関連:「タンタンの冒険旅行を巡る冒険」

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