効果的な読書の方法とは? その1

仕事関係の方から「どのような本を読めばいいですか?」「忙しいのに、いつそんなに本を読んでいるのですか?」と、いうような質問を定期的に受けます。
そんな時は「読まなければならない本、ではなく、その時に読みたいと思った本を読む」「読み始めたら、最後まで一気に読む」の2つを答えるようにしています。


これは最近自分が体感していることなのだけど、年齢を重ねるごとに「集中力&持続力」が格段に弱くなっていることを実感することが多くなりました。中学生~高校生くらいの時は新書だと2~3時間程度で一気に読み終わり「ああ、もう読み終わってしまった」という感じだったのだけど、最近では気がつくと新書を3〜4日くらいかけて、ようやく読み終わるというようになってしまっていたのです。しかも読み終わるのはまだ良い方で、最初の数ページだけをパラパラとめくり「続きは後で読もう」と、数日は横においておくのだけれども、そのうち書店で新しい本を買ってしまい読みかけの本は棚の隅の方へ、を繰り返すようになってしまっていたのです。これでは「本を読むのが好き」というよりも「本を買うのが好き」という感じです。買った段階で満足してしまっているのですね。

そこで自分に設定したルールのひとつが「読み始めたら、できる限りその日のうちに最後まで読む。とにかく読み終えることを重視する」ということなのです。購入した時点が「その本を読みたいという感情のピーク」なわけで、そこからは急速に下降していくわけなので「興味の感情が高いレベルを維持しているうちに、最後まで読んでしまおう」と思ったわけです。勢いを重視する、ってことです。だからこそ「読まなければならない本、ではなく、読みたい本」である必要があるわけですね。

ただ、この方法だと今度は「最後まで読まなければいけない、という苦痛」が生じるので、楽しいはずの読書が宿題が終わらなければ遊びに行ってはいけません、と同じになってしまうので、さらにひとつ「今の自分が興味がない、今ひとつ理解できない、と感じた部分は流し読みをしてもよい」というルールを設定しておきました。そもそも興味がない部分や理解できない部分は、時間をかけて読んだとしても「今の自分には残らない」場合が多いので、本当に必要な部分以外は、さっさと飛ばし読みをすることにしたわけです。本を読むのが好きな人ほど「飛ばし読み」に抵抗があるかと思いますが、もしかしたら「その部分に重要なことが書かれているのでは?」と不安になると思うけれど、そのように考えてしまうことが、途中で読むのを止めてしまった本を増やしてしまう原因になってしまうことが多いので、それなら飛ばし読みでも最後まで読んだ方が、結果的に残る情報量が多くなると考えたわけです。


このルールが、当時の自分には最適だったため、次々に未読の本が片付き、かわりに既読の本の山が高くなることで精神的にも視覚的にも、いい感じで読書を楽しめるようになっていきました。いい循環の始まりである。始まってしまえば、あとはその流れを止める方が難しくなってくるものです。つまり、流れ始めるまでが一番大変なのですね。

楽々と最後まで読み通すことができる方には「そんな読み方は・・・」と思われるかもしれないが、自分のように未読の本がベットの横に山積みになっているような人は、ここで紹介した内容を自分なりにアレンジしていただき、まずは未読の本の山を片付ける楽しさを体感し、「あれ? 意外とこの読み方でも覚えていることが多いんだな」と、頭の中の情報が増えていく感覚を味わっていただければ幸いです。さて、もう少し書きたいこともあるのだけれど、時間になったので本日はここまで。

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