走ることを始めてみる。(その9) 「膝痛との戦い」
前回「継続は力なり」と、いうようなことを書いたばかりなのだが、その舌の根の乾かぬうちに、さっそく一週間ほど休みをとってしまった。
それはなぜかと申しますと、そう市民ランナーの多くが悩まされていると言われる、例の「膝痛」が原因である。
もともと自分は、過去に登山で右膝を痛めてしまっていたので、膝に対するケアにはそこそこ注意を払っていたつもりだった。ところが今回は、右膝ではなく左膝を痛めてしまったのである。おいおい右だけでなく左にも気を使ってくれよ、俺たち二人でひとりだぜ、と叫ばれてしまったわけである。
それにしても、学生のころは「身体が丈夫なだけが取り柄です」と自己紹介をしていたわけだが、もはやこのフレーズは使えなくなってしまった。これがつまり、年齢を重ねるということなのだろうか。
…と、しんみりしているわけにはいかないので、痛んでいる箇所を調べてストレッチやら、なにやらかにやらを実行して様子を見ている。
せっかく5キロを気持ちよく走れるようになったばかりだというのに、こんなに休んでしまっては、すぐに元に戻ってしまうような気がして心配なのだけど、できればもうしばらくは走っていたいので、メンテナンスの方法を学びながら強化&治療に勤しみたいと考えている。の。だが・・・(つづく)。