【1分文学】芥川龍之介「芋粥」を読む【はじめての文学入門】



・名作文学を、1分で紹介。今回は「芥川龍之介 芋粥」です。



 
人間は、時として、充されるか充されないか、わからない欲望の為に、一生を捧げてしまふ。(芋粥 芥川龍之介)

こちらは、芥川龍之介「芋粥」の中の一節です。私たちは夢や希望、これを手に入れたいという目標があるから、それをモチベーションにして頑張っていくことができるわけです。しかし、実際にそれが手に入りそうになる瞬間。長い間、追い求めていた「それ」が手に入る瞬間に、人はどのような振る舞いをするのか。どのようなことを考えるのか。

「芋粥」には、その心情が表現されています。短編ですが、とても重厚感のある名作です。気になった方は読んでみてください。


【関連】「芋粥」あらすじ解説動画




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