いちご狩りへ行く。

いちご狩りへ行ってきた。
今回行ったのは、宮城県亘理町にある「JAみやぎ亘理吉田観光いちご園」。仙台市内からは、車で約1時間といったところ。天気もよく、ドライブがてら行ってみることにした。


ちなみに自分は「いちご狩り」に参加するのは初めてだ。と、いうよりも「狩り」に参加するのが初めてだ。子供の頃に連れていってもらった記憶もないし、何かの行事で参加したこともないので、色々な意味で初めての「狩り」ということになる。
ここまで書いていて、ふと思ったのだが「狩り」ってなんだか勇ましい言葉だなと感じた。長い槍を持って、うぉーっ、と雄叫びを上げながら突進していくイメージの言葉だが、今回の狩りのターゲットは「いちご」である。手のひらに乗るようなイチゴなのである。子供が「おいしー」とパクパク食べるイチゴなのである。まあ、そんなことを考えながら車で移動。到着。途中の4号線バイパスが混んでいたので、1時間20分くらいで到着。天気もよく、絶好の狩り日和だ。


受付で入園料を支払ってから(1月15日~5月6日は1,500円(小3以下700円)5月7日~6月中旬 1,300円(小3以下600円)で、30分食べ放題)ビニルハウスの中に入る。
中はとてもあたたかくて、ふわっ、とした空気が漂っている。訪問したのは4月の中旬だけど、長袖シャツ一枚でも心地良い感じだ。


思っていたよりも、中は広く開放感がある。最初のイメージでは、しゃがんで「狩る」のかと思っていたのだが、腰の高さよりやや上くらいの棚が設置されていて、そこにイチゴの苗が植えてある。自分が行った時は、他にも15人くらいのお客さんがいたけれど、開放感がある中で狩りをすることができた。


これが、イチゴの花だ。
白い花が咲き、緑の実が成り、赤く熟していくわけである。
ちいさなお子さんには「こんな風にして、イチゴができるんだよ」と勉強する、良い機会になることだろう。


実際に、家族連れの姿も多く、あちらこちらで「おなかいっぱーい」とか「おかーさーん。こっちー」とか「はい、両手にイチゴを持って。こっちを見て」とビデオ撮影をしている姿が見られた。中には、自分は全くイチゴを食べずに、お孫さんの後を追いかけて、写真を何枚も撮影しているお爺ちゃんもいた。なにはともあれ、いい光景である。休日である。あちこち駆け回るお孫さんに振り回されるお爺ちゃんも、楽しそうにしている。よかった。


これが、緑から赤に変わり始めているイチゴの様子。このように緑の状態のイチゴを見ると「イチゴは果物ではなく野菜なのだ」という感じがする。青い状態のままで、ガリガリと食べるのが好きな人もいるのではないか、と思ったりもする。もしかすると、そのような食べ方をする料理があるのかもしれないと、思ったりもする。「ちょっとこの、サクっ、とする食感がいいんだよ」と、この時期のイチゴを食べることを、とても楽しみにしている人がいるかもしれない。世界は広いから、調べてみるとわりと多くの「青イチゴマニア」がいるのかもしれない。いないかもしれない。まあ、結局、どちらでもいいのだが、やはり自分は完熟したイチゴが美味しいと思う。


それにしても、初めてイチゴを食べた人は、どのような気分で口に運んだのだろう。こんなに赤くてツヤツヤしているものだから、わりと勇気が必要だったのではないかと思う。子供が平気な顔をして食べている様子を見て、大人達は、あわてて止めたかもしれない。「生ではダメ。火を通してから!」という時代もあったかもしれない。1日3個まで、という決まりがあったかもしれない。逆に主食だった時もあるかもしれない。


それはともかく、見事なまでに赤くて光を浴びて輝いている。赤の中の赤、というくらいツヤツヤしている。今回は、この「真っ赤なイチゴ」を見ることができただけでも、イチゴ狩りに来たかいがあったというものだ。
もちろん、味もあまくて美味しかったです。ミルクなども必要なく、そのまま口に入れても「甘い!」という感じだったので、気になった方はぜひ一度「イチゴ狩り」に出かけてみていただきたい。たのしいですよ。

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