東北歴史博物館へ行く。

東北歴史博物館へ行ってきた。
今回の目的は、特別展示室の「家族でおでかけ」を見ることだ。
案内によると「家族旅行が急速に拡大した昭和40〜50年代の様相を紹介」とある。ちょうど自分の子供の頃の時代に重なるので、懐かしいものに出会えるのではないかと思いでかけてみることにした。


ここ東北歴史博物館へ来るのは、今回で2回目なのだけど、敷地も広いし建物も魅力的なデザインので、駐車場から入口へ向かって歩いているだけでも、なんとなくわくわくしてくる。当日は小雨が降っていて、すこしぼんやりとした風景になっていて、それもまた雰囲気があっていい感じだ。


まずは観覧料金を支払って(一般500円)チケットを購入。常設展をぐるりと回ってから特別展示室へと向かう。展示室には、当時のポスターやパンフレット、そして駅弁のパッケージなどが展示されていて、かなり見応えがあった。とりわけ、個人コレクションと思われる展示物の保存状態と質と量が、とても良くて、駅弁の包み紙などは、しわひとつないのではないか、と感じるほど丁寧に保存されていて、ここまでコレクションしたという情熱というか、心意気のようなものに感動してしまった。
自分のように「さあ飯だ。おおっ!うまそうだー」と、包み紙をバリバリ破いてしまうような人間には、とうていできない作業である。せめてこれからは、写真を撮影して少しでも記録に残していこうかなと、思った次第です。もしかしたら、将来何かの役に立つかもしれない。立たないかもしれない。まあ、それはともかく。


それにしても、当時のデザインは、今見ても斬新だし、アイデアとして活用してみたいものがたくさんあった。昭和のデザイナーというか、クリエイターはもちろんスポンサーも今よりもずっと自由だったのではないか? 革新的だったのではないか? 「よし、このポスターで観光客を呼び込んでやるぜ」というような「中途半端なデザインでは、見てさえもらえないぜ」というような、パワーのようなものを感じた。 温故知新ではないけれど、あらためて自分が生まれて行きてきた「昭和という時代」を見直して、そこからエネルギーの源のようなものを感じてみたいものだと思いました。

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