秋保温泉のおはぎ さいちへ行ってきた。

秋保温泉へ行ってきた。
今回の目的は磊々峡へ紅葉狩りを楽しむこと。で、その様子を書く予定だったのだが、それ以上に興味深いことがあったので、当初の予定を変更して「秋保のおはぎ さいち」について書いてみたいと思う。

秋保に「おいしい、おはぎの店」があることは聞いていた。そして、どうやら凄い人気であることも聞いていた。が、「秋保温泉にまで来て、わざわざおはぎというのもな・・・」と、斜に構えていたので、今まで何度も秋保温泉に来ていたというのに、全く足が向かなかった。

ところが今回は、連れが「さいちで、おはぎを買おう」と言ってきた。「今まで、何度かここ(秋保温泉)に来たけど買えなかった。今回は寄ろう。買おう!」と主張してきたので、昼食の前に寄ってみることにしたという訳だ。

店の前に到着して、驚いた。すごい車。駐車場は満車状態。店の前で係員が3人ほど「満車」のプレートを持って車を誘導している。こんなに混んでいるのか? みんな、おはぎを買うために??? と、とりあえずUターンをして戻ってくると、運良く空きができたので駐車することができた。そして、指定された場所に止めて驚きその2。「ここって、普通のスーパーなのでは?」

自分は「おはぎ専門店」のような店舗をイメージしていて、おはぎだけがカウンターに並んでいるような、こじんまりとした(なにせ、ここは秋保温泉のド真ん中なのだ)店構えを想像していたのだが、目の前にあるのは普通のスーパーだ。いわゆるパパママストアというやつだ。連れが「普通のスーパーなんだよ。スーパーの中で売ってるの」と、説明してくれる。そうだったのか。


よし、それではさっそく、と店内に入ってみると、確かにスーパーだ。普通のスーパーだ。いろいろあれこれ売っているスーパーだ。そして、あるコーナー周辺だけ、異常なまでに人が集中している。そして、手に抱えられた「おはぎ」のパック・・・一人で5〜6パックくらい、まとめ買いしているじゃないか。おはぎって、そんなにたくさん食べるものなのか? いや、まあ、おみやげだよな、と熱気に押され、ぶつかって少しよろけたりしながら、棚の前に辿り着く。

当日は、日曜日の午前中だったのだけど、棚は、ほとんどスカスカ状態だった。そして見ているそばから売れていく。当初は、買わないつもりだったのだけど、つられて家へのおみやげに一パック(2個入りで210円)買ってしまった。

会計を済ませて車で外に出る。店を後にする僕の車の横を、老若男女が小走りで店へ向かっていく。そして次の順番を待つ車の列。みんな、何をそんなに急いでいるのだ? そうだ、おはぎを買うためだ! 不況とか、物が売れない、とか、そんな言葉ばかり聞こえてくるけれど「それでも売れているところは、売れているんですよ」と、コメンテーターのような感想を抱きながら、店を後にしました。

ちなみに、さいちに関する本も出版されているらしいので、今度読んでみたいと思います。こちら↓
【送料無料】売れ続ける理由 [ 佐藤啓二 ]
【送料無料】売れ続ける理由 [ 佐藤啓二 ]
価格:1,500円(税込、送料別)

人気のある記事

私とハトの七日間決戦 アイテムは100均のみ!

裾上げしたジーンズの裾を、自分で加工してみる。

uniqloジーンズの色落ち(四年経過)

【バリ島へ行った話(3)】航空券とwebチェックイン(ガルーダインドネシア航空でバリへ)

【名言】「日本より頭の中のほうが広いでしょう」夏目漱石 三四郎【名作文学を読む】