【Youtube 佐藤ゼミ】強情さえ張り通せば、勝った気でいる 【吾輩は猫である 夏目漱石】 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ - 5月 03, 2024 今回は「吾輩は猫である(夏目漱石)」の一場面を紹介します。興味をもった方は、ぜひ作品を読んでみてください。後半は、函館で「名探偵コナン」の聖地巡礼をした話をしています。☺このブログの「目次」へ☝筆者:佐藤隆弘のプロフィール ✍︎:佐藤への仕事の依頼&問い合わせ ☑:ブログのTOPへもどる佐藤ゼミでは、文学作品を通して「考えるヒント」を提供していきます。夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・宮沢賢治など、日本を代表する文豪の作品から海外文学まで、私(佐藤)が読んできた作品を取り上げて解説します。チャンネル登録(無料)&高評価で応援お願いします。☈佐藤のYoutubeチャンネル「オンライン文学講座 佐藤ゼミ リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ
私とハトの七日間決戦 アイテムは100均のみ! - 6月 05, 2018 ハトがベランダにやってきた。 それは5月のゴールデンウィークが終わり、10日ほど過ぎた時のことだった。 「ハトがベランダに居る!」 連れがスマホで撮影した写真を送ってきた。その時は「ふうん、このあたりにもハトがいるんだ。今まであまり見かけなかったけどな」程度にしか思っていなかった。たまたま移動の途中に、少しベランダで休憩していると考えていたのだった。 それから数日後。私もベランダに鳩がとまっているのを発見した。しかも相手(ハト)は身動きもせずに、部屋の中をじっと覗き込んでいる。あきらかに こちらを「観察」 している。私は野生の動物が放つ鋭い視線に、一瞬戸惑ってしまった。まるで鳩がこの家の持ち主で、私が侵入者のようにさえ思えてきた。野生の凄みに恐怖を感じてしまう。 気を取り直して、窓の近くに立つ。鳩は逃げない。少し身体を揺らした程度だ。まさか、飛びかかってこないよな、とおそるおそる慎重に窓を開けると、鳩は向かいの電柱へ飛び移った。そして、また こちらをじっ、と見ている。 互いの空間でバチバチと火花が飛び散っているような気さえする。しかし飛びかかってくる様子もないし、まして相手は空中にいるのだからこちらからはどうすることもできない。とりあえずその日は、ベランダの掃除をして様子を見ることにした。 パートナーを連れて、鳩が再訪する 翌日は土曜日だった。私は部屋の中で作業をしていた。ベランダのあたりでごそごそと音がした。鳩の鳴き声も聞こえる。もしや、と思いベランダを覗きこんでみると、いた! 鳩だ! しかも パートナーの鳩と一緒だ! 私は窓に近づいて開けようとした。窓に手をかけた段階で、鳩は近くの電信柱の上に飛んで行き、そこからこちらの様子を伺っている。なんとなく不安を感じたが、とりあえずしばらくはこないだろうと考え、窓を閉めて 机に戻って作業を再開した。一時間ほど時間が過ぎてからキッチンへ行きコーヒーを淹れたり、周囲を掃除したりしていた。席をはずしていたのは3〜40分程度だと思う。ベランダの方からガサゴソという音が聞こえてきた。 まさか? と思ってベランダに行ってみると、 先程の鳩がベランダに戻ってるではないか! 私は窓を開けた。鳩はまた二羽でそそくさと電信柱に戻っていった。「これは、ちょっと休憩にきたという感じではないな」 Read more »
【ダイソー】腕時計(500円)の電池を交換する【ミリウォッチ】 - 3月 31, 2021 先日 ダイソーで購入した500円の腕時計 (ミリウォッチ)の時間が遅れるようになった。おそらく電池切れだろう。テスト電池とはいえ、もう少し持つかと思ったのだが、予想以上に残量が残っていなかったようである。 こんなこともあろうかと、腕時計を購入する際に、一緒に電池を購入しておいてよかった。さっそく交換することにする。 高価な腕時計であれば専門店に依頼するが、ダイソーの製品であれば交換費用の方が本体価格よりも高くなってしまうので、自分で交換作業をすることになると思う。簡単な手順を紹介するので、電池交換が必要な方は参考にしていただきたい。 とはいえ、特に難しい作業は必要ない。まずは時計の裏蓋をはずそう。この腕時計(ミリウォッチ)は風防がABS樹脂で傷つきやすいので、下に柔らかい布などをひいてから作業を進めていくことにする。 裏蓋を外すと、写真のように白いプラスティックのカバーで覆われているので、こちらもはずしていく。無理に引っ張るとリューズに引っかかってしまうので、はずれる方向を確認しながら作業していこう。 白いカバーをはずすと、今回交換する電池の姿が見える。一応精密機械なので、時計を逆さにして叩き落としたりせず、慎重に電池をはずしていく。電池はかなり小さいので、滑って落としてしまうと探すのが大変なので(←実体験)注意が必要だ。 前回の記事( ダイソーで五百円の腕時計を買う )にも書いたのだが、この腕時計の電池は「SR626SW」が指定である。しかしながら、ダイソーでは「SR626」しか販売されていなかった。しかたがないので「まあ、たぶん大丈夫だろう」と、自己責任で「SR626」に交換することする。 電池を入れ替え、さきほどの手順を逆に進めていけば完了である。ご覧の通り、特に難しいポイントもコツも必要ない。乱暴に作業をして部品をなくしたり壊したりしないように注意しつつ挑戦していただきたい。 ちなみに、今回の電池交換には特殊な道具などは必要なかったのだが、裏蓋を外す際に「超精密ドライバー」があると作業がしやすいと思う。写真のドライバーもダイソーで100円(税別)で購入したものである。つまり、時計も電池も工具もすべてダイソーで揃ってしまったのだった。ほんと、ダイソー様々ですね。 【関連】 ・ ダイソー「ミリウォッチ」を購入する ・ダイソー(ミリウォッチ)の電池を交換(2回目) Read more »
「ローズマリー」で、鳩対策(その2) - 6月 01, 2020 鳩がベランダに! ベランダの方から「バサバサ」と音がした。嫌な予感がした。急いでベランダに近づくと・・・いた! 手すりにヤツ(鳩)がいた。そして、こちらを「じっ」と観察している。そう、今年もこのシーズンがやってきたのだ。 前回「 私と鳩の7日間決戦 ダイソーアイテムで対策 」を書いたのは、ちょうど2年前だった。昨年はこなかったので「もう、こないだろう」と考えていたのだが、 それは甘かったようだ。 「鳩は気に入った場所に執着する」という情報を目にするが、どうやら私のベランダは「お気に入りの場所」のひとつになっているのかもしれない。まったくうれしくない「お気にいり」である。 とはいえ、巣作りを始められてしまうまでが勝負なので、早急に対策を施すことにする。もちろん今回もダイソーアイテムを主軸にして、プラスアルファで対応することにする。 まずは「掃除」 なにごとも整理整頓と清掃が基本である。まずはベランダを掃除する。 「鳩は自分のニオイが残っているところを好む」 という情報を目にしたので、手すりなどを消毒液を使って拭いておいた。だいぶ綺麗になったので、これで鳩が来なければ「おかげでベランダが綺麗になったよ」で終わるのだが・・・。 鳩よけには「ローズマリー」? そして、前回の「 鳩よけアイテム 」に加え、今回 新しく導入したのが「ローズマリー」 である。ハトは「バラやミントの香り」を嫌うらしく「ローズマリー」でも効果が望めるらしい。偶然、ローズマリーの鉢植えがあったので、それを「鳩よけ」として最前線(鳩がやってくる位置)に設置してみることにした。 今回は、このような布陣で鳩に挑むことにする。鳩はハトで巣作りに必死だと思うのだが、こちらはこちらで「ここに作られては困る」わけである。ここ数日が勝負だと思うので気合をいれて対応していこうと思う。 前回の記事: 私と鳩の7日間決戦 ダイソーアイテムで対策 (追記) 対策をほどこして数日が過ぎた。2日間ほど、近くの電信柱にとまっているのと、朝方にバサバサと羽音を立てて頭上を飛んで行ったのを見かけたのだが、その後ベランダにやってきた様子はない。 朝に「ポーポーポポ」と鳩の鳴き声が聞こえてくる度に「きたか!」と反射的にベランダを見てしまう。ここ数日が鍵だと思うので Read more »
【バリ島へ行った話(3)】航空券とwebチェックイン(ガルーダインドネシア航空でバリへ) - 8月 03, 2023 ・航空券の予約をしよう。 日本からインドネシアへは飛行機で移動することになる。成田からデンパサール空港まで ガルーダ・インドネシア航空 の直行便が運行していて、今回はこちらを利用した。チケットを予約する際に「席を隣り合わせで予約するためには、 オプションで追加料金が必要になる 」と説明があった。数千円の追加ということなので(正確な金額は忘れてしまいました)さて、どうしようかと1分ほど考えた。 旅の計画をしていて悩ましいのが、追加料金が続いて当初の予定よりも大幅に予算が膨れ上がっていくことである。数千円のオプションが積み重なると、あっというまに数万円になったりする。予算に余裕がたっぷりあるのならば問題ないのだが、そういう状況ではない。限られた資金を活用して 「すこしでも遠くへ、少しでも長く 」の旅が、私たちの基本姿勢である。今回の旅も、もちろんこれが原則である。 さてどうしようか、別に席が並びでなくてもいいかな……、などと考えていたところ、スタッフの方から「 早い者勝ちにはなるけれど、webチェックインの時に席を選べるので、そこで確定する方法がある 」という説明があった。 あぁ、それでいいです。時期的にそこまで混雑していなさそうだし、並びは取れなくても前後の席は大丈夫だろう、と軽く考えてオプションは追加せずに予約申し込みをした。 ところが、このときの判断が甘かったことを知るのは…… と、言うこともなく、後日無事にwebチェックインで並びの席を押さえることができたのだった。 ・webチェックインは、48時間前から webチェックインについて補足説明をしておこう。ガルーダ・インドネシア航空の場合、 48時間前から、webチェックイン (事前チェックイン)をすることができる。ログインすると、その時点で空いてる席が表示されるので、好きな席を選んでチェックインできるシステムになっている。事前にガルーダ・インドネシア航空のアプリをスマホにダウンロードしておくとよろしいかと思う。 英語表記なので、私のように語学力に心配な人は少々戸惑うかと思うのだが、手順を解説しているサイトがあるので、それらを見ながら頑張ってチェックインしていただきたい。意外とこういうのって、気を使いますよね。予約完了、のはずが、最後のボタンをタップするのを忘れて未完了のままになっていたりしてね……いや、今 Read more »
「ほんとうのさいわいは一体何だろう。」銀河鉄道の夜(宮沢賢治)より - 12月 02, 2020 今回は「銀河鉄道の夜」の一場面を紹介してみたいと思います。列車の中でジョバンニとカンパネルラが2人で会話をしている場面です。 「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」 「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙がうかんでいました。 「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。 「僕わからない。」カムパネルラがぼんやり云いました。 「僕たちしっかりやろうねえ。」(九、ジョバンニの切符より) ジョバンニは、みんなの幸せのためになら、なんだってやる、とカンパネルラに話します。それを聞いてうなずくカンパネルラ。でもジョバンニには 「 ほんとうのさいわい」とは、何なんだろう、と疑問が浮かんでくる んですね。 「ほんとうのさいわい」について考えを巡らせていく、ジョバンニとカンパネルラ。そしてこれからも一緒に進んでいこう、と約束をする2人。 2人の気持ちがつながっている様子 が表現されている、静かで美しい場面の1つだと思います。 「ほんとうのさいわい」とは何だろう? ジョバンニは「ほんとうのさいわい」と問いかけ、カンパネルラは「わからない」と答える。確かに私たちも 「ほんとうのさいわい」と質問されると、答えられない自分 に気がつきます。 私たちは「幸せになりたい」と思って生活していますよね。もっと自分らしく生きたいとか、恋人が欲しいとか、働きやすい仕事を探したいとか、様々なことを思い浮かべながら「これが実現すれば、幸せになれる」と考え、そこに向かって進んでいこうとします。 ところが実際に「それ」が実現したとしても、 今度は別の新しい悩みが生まれてくる ものです。たとえば恋人ができたとしても、一緒に時間を過ごしてみると価値観の異なる部分が目についてイライラする。自分の考えは理解してもらえているのか? 別のことを考えているのではないか? もしかして浮気をしているのではないか? などと相手が理解できなくて悩む。口論になる時もある。 私にとっては幸せでも、相手にとっては幸せではない時もある。 すべての人にとって「ほんとうのさいわい」とは何なのだろう? それは存在するのだろう Read more »