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7月, 2010の投稿を表示しています

ぼくが、涙もろくなった理由。

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昨日は、誕生日だった。
と、いっても、目が覚めた瞬間に「ああ、そうか。今日からオレは世界平和のために生きよう」と、劇的に人生観が変わるわけでもなく、盛大な催しがあるわけでもなく、仙台の街で、ひとりの男(←独身)が、静かに年齢をカウントしただけのことなのだが、やはりそれでも、何かと考えることがある一日だった。

就寝まぎわに、ある女性からメールが届いた。 誕生日のお祝いのメールだ。いわゆるデコメールと、いうのだろうか?色々なアイコンが貼付けてあって、いかにも女性らしいメールだな、と思った。
わすれないうちに、とりいそぎ、お礼の返信をしようと思った瞬間に、ふと気がついた。「あれ? この人は、どうやって自分の誕生日を知ったのだろう?」教えた記憶はないんだけどな。
正確に言うならば「7月の末が誕生日なんだ」と、いうような話はした。でも具体的な日時は言わなかったし、聞かれなかったので、そこで話は終了となった。別に教える必要もないし、知ってもらうこともないし、ただ社交辞令というか「今年は真夏日が続くから、たいへんだよね」とか「じゃあ、今度食事でもしようよ」のように、話のつなぎとして話題になっただけのこと。よくあることだ。 でも、彼女は、どこかで調べて、メールを送ってくれたのだろう。もちろん、調べようと思えば、いくらだって調べることができる世の中だ。ちょっと検索すれば、かなりの個人情報を入手することだって、できる。知人に聞けば、数秒でわかる。
でも。と、思った。わざわざ、こうやって調べてくれて、誕生日に間に合わせて、メールを送ってくれたんだな、と思った時に、案外無頓着な感じの人に見えたけど、実は気が利く人だったんだな、とか、彼女の誕生日の時にも、忘れないでメールを送らないといけないな、でも女性に誕生日を聞くのは、なかなか大変だよな、などと一瞬にして様々なことを考えながら、メールを返信した。

メールを送信したあとで、また気がついた。よくよく考えてみれば、以前の自分なら、このようなことは考えなかっただろう、と思った。誕生日のメールが届いて、ありがとう、と返信して、それで終わり。今回のように、送ってくれた相手のことや、手間などに意識を向けることは、まずなかっただろう。
たぶんこれは、自分自身が年齢を重ねて、それなりの経験をしてきて「何かをするには、それなりの手間と時間と、労力がかかるものなんだ」と、いう…

いつか行ってみたい場所 マッターホルン

もはや、いつのことだったか、どこでだったのか、すっかり忘れてしまったけれど、子供の頃に写真で見て、強烈に印象に残っている山があった。
大人になってから、それがスイスのマッターホルンと、いう山だということを知った。 スイスとイタリアの国境に位置し、標高4.478m。アイガー、グランド・ジョラスに並んで、アルプス三大北壁のひとつ。知れば知るほど、自分にとって魅力的な山だということが、わかった。
そして、しかるべき準備と、それなりの費用を準備すれば、自分のようなアマチュア登山家でも、登れる山だということも、知った。 それ以来、いつか登ってみたい。登れないまでも、ツェルマットまで出掛けていき、その姿を実際に目でみたいと思っている。普通は、思うだけで終わってしまうことが多いかもしれないけれど、マッターホルンの場合は(何らかの形で)挑戦できる日がくるような気がしている。思うだけなら自由なので、そのように考えることにしている。

Googleマップの3D表示による、マッターホルンのマップ。 ドラッグすると、マッターホルンの勇姿を、グリグリ回して見ることができます。
大きな地図で見る

あぶくま洞へ行く

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福島県滝根町にある「あぶくま洞」へ行ってきた。
当初は、同じ福島県内にある「サファリパーク」へ行くか、あぶくま洞にするか、迷っていたのだが、同行していた人が、サファリパークを頑固なまでに拒んだ(理由は、よくわからない)ために、こちらに来ることになった。
あぶくま洞は、昭和44年に発見された鍾乳洞だ。ゲートで入場券(入洞券?)を購入して、入口まで歩いていくと、中から冷たい冷気が流れだしてくるのを感じる。まさに「これから別の世界に入っていくのだ」という、気分になってくる。天井から、落ちてくる水滴も、臨場感を高めてくれる。
時々、頭が天井の岩にぶつかりそうになるような、狭い洞内を、身をかがめたりしながら歩いていく。結構な圧迫感。通路横を流れて行く水。ちょっとした探検気分を感じながら、一番最初に、この場所を見つけた人は、どのようなことを考えたのだろう?期待感なのか、冒険心なのか、それとも恐怖感なのか?などと思いつつ、滑りやすい足下に気をつけながら、そろりそろりと歩いていく。
コースの全長は、一般コースが600m。設置された階段を上がったり、下ったりしながら、進んでいく。少し下がっただけでも気温が、ぐっ、と下がるような感じがする。上にあがった途端に、空気があたたかく、やわらかになったような感じになる。以前、別の鍾乳洞へ行った時には、このような感覚にはならなかったから、単なる思い込みなのかもしれないけれど、思い込んだ方が楽しいので、連れと一緒に、さむくなった、あたたかくなった、と、話しながら歩いていく。
そんなこんなで、天然のクーラーを楽しみながら奥の方へ進んでいくと、あぶくま洞最大のホールである「滝根御殿」に到着する。顔を上げて見上げた先に広がる、鍾乳石が作り出す「御殿」は、まさに圧巻。ヨーロッパの聖堂を思わせるような、どこからかパイプオルガンの響きが聞こえてくるかのような、荘厳で静かな空間だった。
係の方の説明によると、この部分全体が創られるのに、8000万年という時間がかかっているそうだ。8000万年? 800年でも凄いのに、8000万年? と、そのスケールの大きさに、全くイメージをすることができなかったけれど、まあ、とにかく凄いということだけは、よくわかる。目の前にある、ちいさなコブのようなものでも、おそらく数百年くらいの時間は経過しているのだろう。まちがって蹴っ飛ばしたり、バラ…

磐梯吾妻スカイライン

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福島の「磐梯吾妻スカイライン」へ行ってきた。 今までに福島へは、何回も行ったことがあるけれど、なぜか「磐梯吾妻スカイライン」は(有料道路ということもあり)一度も通ったことが、なかったので、とても楽しみにしていた。
磐梯吾妻スカイラインは、「日本の道100選」にも選ばれている、ドライブコース。東北方面のドライブ関係の雑誌には、必ずといってもいいくらいに登場する道だ。スカイラインと、いう名前の通り、平均標高1,350mを走る山岳ルートなので、とりわけ、山好きの方には魅力を感じるコースだと思う。
当日は、梅雨明けの翌日にふさわしく、空には絵に描いたような青空が広がっていた。3連休の最終日ということもあって、渋滞気味になることを覚悟していたのだけど、思いの他空いていて(というよりも、すれ違う車もほとんどないくらいの状況)、快適に走ることができた。
このスカイラインには、作家・井上靖氏が名付けた「吾妻八景」がビューポイントとして設定してある。その中でも自分が個人的に気に入ったのは「天風境」だ。山谷の間を吹き抜けてくる風が、力強くも心地よく通り過ぎていく。強い陽射しで、少しくたびれ気味だった体を、癒してくれるかのような風が絶え間なく吹いていく。設置してあった看板に「天翔る風が〜」というフレーズがあったのだけど、本当に空から吹き下ろしてきたのではないか、と感じるような、心地よい風をたっぷりと浴びることができた。
浄土平のようにレストハウスがあるような、大きなビューポイントでは、たくさんの車が駐車していたけれど、個々のビューポイントは素通りしてしまう車の方が、多い様に感じた。ぜひ、この道を走ることがあれば、ひとつひとつのポイントに立ち寄ってみることをおすすめしたい。晴れていれば、磐梯山や安達太良山も見えるので、例の詩を思い浮かべながら眺めていただきたい。
磐梯山の鋭角な姿は、かっこいいですよ。自分は磐梯山にも安達太良山にも、登ったことがあるのだけど、頂上に立ったことがある山を、こうやって眺めることができるというのは、なかなかいいものだ。こうして遠くから眺めていると、あんなに高くて険しい場所に、どうやって登ったのだろう?危なくないのだろうか? などと、人ごとのように思ったりもする。登っている時は、そんなことは全く考えないのだけど。
それはともかく、真夏の磐梯吾妻スカイラインの風は、山岳ルートらし…

おとなになった、瞬間。

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今月号のpenは「ヌードは、美しい」だった。そう、そのままつまり「一冊、まるごとヌード特集」である。
書店で見かけた際に、手にとって、パラパラとめくってみたのだが、おもむろに「む、これは確かに美しい」とか「なかなか、こんな風には撮れないものだよな」と、周りの目を気にせずに、見入ってしまっている自分がいた。
そして、そんな自分に気がついた瞬間「自分も大人になったんだな」と、感じてしまった。ヌード特集の雑誌を立ち読みして、おとなになった、もなにもないかもしれないけれど、直接的&間接的に、そう思ってしまったのだから、これは仕方がない。平日の午後に、書店で雑誌を見ていた時に、自分が「おとなになったな」と感じた。そして、その雑誌は「ヌード特集」だった、というわけだ。
そういえば、と考えてみる。自分が「おとなになった」と感じたのは、いつごろだったのだろう。すこしずつ、時間軸をさかのぼって考えてみたところ「16歳の時に、原付の免許」を取った時に、そう感じたということに気がついた。

自分は7月の夏生まれ。誕生日になるのを待ちわびて、飛ぶように試験場に行き、免許を取ったものだった。試験を受けて、電光掲示板に自分の番号が表示された時は、ふるえるくらい嬉しかった。そして、ピカピカの免許証をもらった瞬間に、自分が大人になったように感じたものだった。16歳の夏。奇しくも、まさに今、この時期のできごとだ。
たぶん僕は「これで、自分の行きたい場所へ、行きたい時間に、自分の意志で、どこへでも行ける」ということに、「おとな」っぽさを、感じていたのだと思う。うちの父親は、かなりの出不精で、めんどうくさがりなので、家族をどこかに連れて行くという考えそのものが、希薄な人だった。でも、子供だけでは行けない場所も、たくさんある訳で、早く父親(=大人)の力を借りずに、自分の力だけでどこか遠くへ行きたいと、ずっと考えていた。それを現実として、実感できたのが『原付の免許を手にする』ということ、だったのだと思う。原付の免許証が、実際に手にして、目で確かめることのできる「おとなの象徴」だったのだと思う。
その後、レストランで皿洗いのバイトをして、貯金したお金で教習所に通い、自動二輪の免許も取ったのだけど、その時も「うれしかった」けれど、おおきな気持ちの変化はなかった。車の免許を取った時も、普段バイクで街の中を走り回っていたから、…

仙台泉プレミアム・アウトレット

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仙台泉プレミアム・アウトレットへ行ってきた。
ここは、仙台市郊外の静かで雰囲気のよい場所にあって、隣接しているタピオには書店やアウドアショップなどのテナントもあるし、駐車場も大きいので、仕事の移動で近くを通った時などは、時々寄ってみたりしている。
自分はいつも、タピオの立体駐車場に車をとめて、そこからアウトレットの建物の方に、移動していくのだけど、2つの建物をつないでいる通路からの風景が、開放感があって気持ちがよく、なんとなく遠くに来たような感覚にもなれるので、途中で立ち止まって、今日も中山の観音様が見えるな、とか、初夏だから木々が青々として鮮やかだな、などと眺めてみたりしている。
自分と同じ様に、途中で立ち止まって、携帯電話で写真を撮っている人も、結構みかけるので、みんなも同じ様に感じているのかな、などと考えながら、歩いていく。もしかすると、買い物よりも、この場所の雰囲気が好きで、ここに来ている人も少なくないのではないかと、思ったりもする。
そんなことを、考えながら、結局、というか、予定通り、というか、テナントを、ぐるりと回ってみたものの、何一つ買い物はせずに、また出発点のタピオに戻ってきた。スタバに入って、オープンカフェのコーナに座って、目の前に見えるロイヤルパークホテルの建物を眺めて、連れの子と、理想の夏休みの過ごし方について、一時間くらい話をして帰ってきた。これから夏が始まって、もっともっと暑くなって、楽しい予定が次々にやってくるのだ、と考えると、夏生まれの自分としては、この上ない、わくわくを感じる。早く真夏にならないかな、と考じる気分と、まだ夏にはならないでくれ、と今の時期を楽しみたい気分とが、半分半分。

FP3級 合格証書

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FP3級の合格証書が自宅に届いた。事前に、webの合格発表で確認はしていたものの、実際に証書を見てみて、ようやく「合格したんだな」と実感がわいてきた。やはり、このようなものは「デジタル」よりも「紙」のほうが、いいかもしれない。

FPの資格試験は、ひょんなことがきっかけで、挑戦することになり、今回の合格に辿り着いたわけだけど、ひさしぶりの「試験会場」の雰囲気は、身が引き締まったというか、独特の緊張感があって、なかなか楽しかった。
1ヶ月くらい、わりと真面目に勉強して、その成果を、このわずか1時間の中で全部出し切らなければならないのだ、という試験ならではのプレッシャーは、普段使っていない脳が刺激されるような感覚があって、なかなか心地よいものだ。試験前のプレッシャーと、試験後の開放感、そして、合格発表を見る時のドキドキ感は、1年に1回くらいは、味わってみてもいいかなと思ったりする。
さらに、今回気がついたことは、FP3級の試験は「学科」と「実技」の2種類の試験科目があるのだが(両方とも、マークシート形式)自分の正答率が、両方とも80%だったということ。つまり、自分の試験勉強は、無意識のうちに「80%」くらいの学習量をこなしている、ということなのかもしれない。合格点は60%だから、70%の勉強量だと不安だし、90%までは必要ない。その中間の80%くらいまでは、やっておこう、という自分の無意識の心理が見えてくるようで、自分のことながら、なんだか可笑しくなった。
とにもかくにも、合格おめでとう(←自分)。今日は、祝杯だ。

取材を、うけました。

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昨日、ある取材を受けてきた。
秋頃に開催されるセミナーで、講師をやってほしい、という内容で、セミナーの内容や、目的などを話していただいてから、講師プロフィールの内容をインタビューされる、といった流れだった。
通常の取材と異なることは、依頼をしてきた方が「一般の方」だったということ。つまり、自分達のサークルの活動(非営利)として、初めてセミナーを開催する、ということで、すべてが手探りの状態だった。
そんなわけで、案の定というか、当然の流れというか、純粋なインタビューというよりは「イベント企画のアドバイス」をしている時間の方が長くなってしまった。気がつくと、かなり熱心に話しこんでしまい、ちょっとした企画会議のような感じになってしまっていた。
担当の方(2名)は、両名とも熱心な方で、自分が話した内容をメモしたり、その場で考えたりしていて「よいイベントにしよう」という気持ちが感じられた。成長しようとか、もっと良いものを作ろう、という雰囲気が伝わってくるのは、楽しいものだ。「資金はないけれど、その分、動き回ってがんばります」という心構えにも、共感できたので、できる範囲でサポートさせていただくことにした。
セミナーのテーマが「教育」に関するものということもあり、ぜひ「盛り上げて」いただきたいと、思う。詳細が決まり次第、告知をしていこうと思うので、興味がある方は、お楽しみに。