真夏の遠刈田温泉へ行く(八月 お盆の頃)

遠刈田温泉で、立ち寄り温泉を楽しんだ日



ひさしぶりに遠刈田温泉へ行ってきた。
遠刈田温泉は、仙台市内の自宅から片道1~2時間程度で行ける手頃な距離なので、時々遊びに来ていた温泉地。震災後、久しぶりに遠刈田温泉の湯につかりたくなり、でかけてみることにした。

普段は一般道路を通って、ゆっくりと現地に向かうのだけど、今回は夏休み中ということで、途中の道路が混雑しているかもしれないと思い、高速道路を使って行ってみることにした。

一般道路を使うと、仙台市内からだいたい1時間40分ほどで到着する。それが高速を使うと、1時間20分ほどで到着できた。その差20分。時間にすると「20分程度?」という印象を受けるけれど、信号待ちもないし、一定の速度で淡々と走ることができるので体感時間よりも、かなり早く到着したように感じた。

ただし途中の道路が震災の影響により、片側通行になっているところもあったので、これから遠刈田温泉へ向かう方は、注意をしていただきたい。途中、片側交互通行の信号機を無視して、こちらに突っ込んできた車が一台あったので対向車が見えにくい場所などは特に注意をした方がいいかもしれません。

松川の遊歩道を散策する

到着後、目的地である「共同浴場の神の湯」に行こうかと思ったのだけど、入口周辺にたくさんの観光客の姿が見えたので、後回しにして周辺を散歩してみることにした。


遠刈田温泉の周辺には、松川という綺麗な川が流れていて、この川に沿うように遊歩道が整備されている。この遊歩道は、川の流れを眺めながら、遠くに霞んで見える蔵王の山々を拝むことができるので、歩いていると気分がいい。

川の水はとうとうと流れていき、里山が遠くにぼんやりと霞んで見える。当日は、真夏で気温が30度を越えていたのだけど、川の方から流れてくる風のおかげで、さほど暑くは感じない。

遊歩道に設置されていたベンチに寄りかかって写真を撮っていると、地元の方に「こんにちは」と会釈をされた。とても自然で、感じの良い笑顔だったので、僕もつられて笑顔になってしまった。その方は遊歩道の向こう側へと歩いて行く。僕はベンチに留まって、写真を撮ったり川を眺めたりしていた。

しばらくして、その方がまたこちらの方へ戻ってきた。その手には見事な花が、いっぱいに抱えられていた。そういえば今日はお盆だ。あの花はご先祖様を迎えるために飾られるのだろうか。

川下の方へ歩いていくと、川の側に降りられそうな場所があった。水に近づいて水に手をひたしてみる。真夏だというのに、冷たさが指先から全身まで、ゆきわたっていくように感じる。おそらく、この川の源泉は蔵王山系だろう。昨年、蔵王の樹氷を見に行ったけれど、そこの雪が溶けて、ここまで流れてきているのかもしれない。そんなことを考えながら、地面に座って、青い水の流れを眺めながらぼんやりとした。特に何も考えなかった。何も考えていないな、ということすら考えなかった。


共同浴場「神の湯」へ

そんな風にして、川のそばで時間を過ごしてから、また「神の湯」へと戻った。まだ入口周辺には、たくさんの人の姿があった。でも、もう、混雑していてもいいや、と思い中に入る。入浴料金の300円を支払い、脱衣所に行くと、想像していたよりも大勢の人でにぎわっていた。服を脱ぎ、日帰り温泉用に持ち歩いている石鹸で体を洗い、湯船に向かうと・・・なんと満員状態だった。

そこそこ大きな湯船だというのに、その周辺をぐるりと取り囲むようにして、人が湯につかっている。今まで、何度もこの神の湯にきたけれど、ここまで混んでいるのは、初めてだと思いつつ、スペースが空くのを、しばし待ってみる。

3分ほどして、一人あがった。それを合図にするかのように、次々に、あがっていく。気が付くと、湯船につかっているのは僕と初老の男性の2人だけになってしまった。いつの間にか貸し切り状態になっていたのだ。

いったい、先ほどの混雑は、何だったのだろう? と思いつつ、ゆっくりと温まる。後から入ってきた、4歳くらいの子供が、父親の体にお湯をかけて遊んでいる。父親がたしなめても止める気配がない。しまいには顔にお湯をかけて、ひどく怒られてしまい、小さくなっていた。この子の今日の絵日記には「きょうは、おんせんにはいって、おとうさんにおこられた」とでも描かれるのだろうか。いや、いまどき、絵日記などを宿題にされたりするのだろうか。

そんなことを考えながら、風呂からあがり脱衣所でしばらく涼んでいた。5分ほどして、先ほどの親子が脱衣所にやってきた。ここでも、その子は下着を床の上に放り投げたり、体を拭こうとしている父親に甘えたりして、困らせていた。そして、最後には怒られて、大人しくなっていた。自分も子供の頃には、あんな風にして父親を困らせたのだろうか。いや、怒られた記憶はないから、案外「いい子」だったのかもしれない。いや、ただ単に、覚えてないだけかな。

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