吹上高原キャンプ場へ

夏キャンプ「吹上高原キャンプ場」へ

7月の連休を利用して、吹上高原キャンプ場へ行ってきた。
ここは宮城県の西北に位置するキャンプ場で、仙台市内から高速道路を使うと約1時間40分。一般道路だと2時間ちょっとで到着する近場(と、言ってもいいだろう)のキャンプ場である。当初は別のキャンプ場を利用する予定だったのだけど、夏休みが始まってすぐの連休だから混雑するだろう、と考えてここを選んだのだった。

なにせここ吹上高原キャンプ場は400組収容可能なキャンプ場なのだ。500組という説もある。まあ、とにかく広いキャンプ場なので、多少混雑しても大丈夫だろうと考えてここを選んだのだった。

吹上高原キャンプ場へ到着&想像以上の密集度!

周辺を観光しながら移動し吹上高原キャンプ場に到着したのが午後2時ころ。受付を済ませて場内に進んでいくと、すでにテントが連なっている光景が目に飛び込んできた。等間隔できれいに並んでいるテントは音楽フェスの会場のようだ。受付で「今日は混んでいますよ」と言われたので覚悟はしていたのだけれど、想像以上の盛況だった。その密集度に、しばし圧倒される。

しかしぼんやり眺めていても仕方がないので、自分達のテント場を探すことにする。中央付近のトイレや水場が近いところは混雑しているから必然的に端の方へと移動することになる。賑わう盛り場から押し出されるようにして辿り着いた隅の方に、ようやく雰囲気の良いスペースを見つけることができた。ここなら隣との距離もあるし、静かに過ごすことができるだろう。



キャンプの楽しみの半分は「準備と設置」の時間(?)

荷物を置いて見上げた空には、夏を思わせる見事な青空。時折そよぐ風は心地よいけれど、気温は30度近いので作業をしていると汗が流れてくる。ちょっとこちらを持ってくれ、あちらに引っ張ってくれ、とタープを張りテントを設置し椅子などを並べ終わったころにはすっかり汗まみれになってしまった。ひとしごとである。

でも、設置の作業は「組み立てる」楽しさがあるからわりと好きな時間です。個人的にはキャンプの楽しみの半分は「準備と設置の時間」にあるのではないか、と考えるくらいです。楽しいですよね。




そんなこんなで設置を終えたあとは、食事の準備にとりかかることにする。炭をおこして、途中の道の駅などで購入してきた食材を調理していく。作って食べて飲んでまた作って。とりわけ今回はアルミホイルを使った蒸し焼きが絶品だった。やはり炭で調理すると美味しい。とろとろホクホクになって甘みが増していく。野菜が苦手なちびっ子達も、これなら飛びつくのではないだろうか。

そんな風にして、これうまいね! を繰り返していくうちに長いはずの夏の太陽もあっという間に沈み夜がやってきた。さて第二ステージの開幕。焚き火を用意して薪をくべていきます。

キャンプの楽しみの、もう半分は「焚き火」の時間(?)




山友達のひとりが「食後に焚き火を眺めている時間が、至福のひとときだ」と言っていたけれど、確かにそうかもしれない。周辺に灯りが全くない漆黒の空間で、煌々と灯っている焚き火を眺めていると癒されるような、それでいてどこか元気が湧き出てくるような不可思議な気分になってくる。

風が吹き抜ける度に、さわさわさわと木々の葉が音を立てていく。静かだから、自然の微かな音も耳に飛び込んでくる。パチ、と薪がはぜる音。そしてキャンプ地の夜はゆっくりと更けていきます。静かなり。

さて、そんなわけで今回初めて利用した吹上高原キャンプ場は、繁忙期でも大丈夫なかなり広いキャンプ場でした。特にファミリーキャンパーやグループキャンパーが多く、大勢でキャンプを楽しむには良い場所だと感じた。施設のスタッフの方達も親切だったし、トイレや水場やゴミの管理もしっかり清掃されていたので気持ちよく利用できた。また機会があれば寄ってみたいと考えています。

吹上高原キャンプ場 ホームページ

人気のある記事

私とハトの七日間決戦 アイテムは100均のみ!

裾上げしたジーンズの裾を、自分で加工してみる。

uniqloジーンズの色落ち(四年経過)

【名言】「日本より頭の中のほうが広いでしょう」夏目漱石 三四郎【名作文学を読む】

【バリ島へ行った話(3)】航空券とwebチェックイン(ガルーダインドネシア航空でバリへ)