絵本と木の実の美術館へ 長野への旅(1)

今年のシルバーウィークは長野へ行った。
ちなみに今「シルバーウィーク」という言葉を使ったのだが、このシルバーウィークはかなり不確定要素が多いらしく、次回のシルバーウィークは11年後なのだそうだ。そんなに貴重なものだとは知らず、なんとなく「今回の連休は長いなあ」と気楽に過ごしてしまったのは私だけではあるまい。なにしろ次は11年後なのだ。なにごとも過ぎ去ってしまってから、その有り難さに気がつくものである。

まあ、それはともかく。今年のシルバーウィークは長野へ行った。宮城から長野へは車で移動すると片道約6時間といったところ。カーナビに入力すると4時間30分くらいと表示される場合もあるのだが、実際には休憩を入れたり流れが悪くなったりすることもあるので、6〜7時間くらいかかってしまう。さらに今回はシルバーウィークということで、ところどころ渋滞が入ることを覚悟していたのだが、幸いにして高速はスムーズに移動できた。ひとまず出だしは好調である。

さて、高速を降りてまず最初に向かったのは「絵本と木の実の美術館」である。
あれ? ここは長野ではなくて新潟では? と土地勘のある方なら気がついたと思う。そう長野へ向かう途中、たまたま目にした情報が気になって予定を変更して立ち寄ってみたというわけだ。


絵本と木の実の美術館

ここ「鉢」にある、2005年に廃校になった真田小学校が、2009年7月26日、空間絵本美術館として生まれ変わりました。美術館は丸ごと、絵本作家の田島征三さんが長年思い描いてきた空間絵本です。(ホームページより)

廃校になった小学校の施設を美術館として活用している、と聞いただけでも興味をそそられてしまう。多少遠回りになったとしても行くしかない、という場所である。実際に立ちよった「絵本と木の実の美術館」は、ちょうど夏から秋へと移る気配や、校舎の中を歩くことで自分が小学校に通っていた頃のノスタルジックな気分が蘇り、そこに展示作品のパワフルな子供の思いが流れ込んできて、とても不思議で心地よい時間を過ごすことができた。

建物と敷地全体が「作品」となっていることで、圧倒的な世界観に浸ることができるので、興味がある方はぜひ立ち寄ってみていただきたい。(絵本と木の実の美術館ホームページはこちら)しかし、旅というものは意外とこうやってふらりと立ち寄った先に、面白い出会いがあったりするものだけど、今回もいい感じの場所でした。

さて美術館に2時間ほど立ち寄っただけなのに、あっという間に時間は夕方近くを示していた。急いでルートに戻り、本日の宿である野沢温泉を目指すことにする。ちなみにカーナビに示された時間は、ここから約1時間30分。さあ出発だ。(長野への旅 つづく


追加:
美術館のトイレのドアに、このような張り紙が残っていた。すばらしいフレーズである。まさにその通りである。と、トイレの前で唸り写真を撮ってしまった。名言というものは日常生活の中に漂っているものである。
トイレのドア

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