野沢温泉へ 長野への旅(2)
長野への旅 野沢温泉で「集印帳」めぐり
ところが土産屋にて「集印帳」を購入した時から急に忙しくなった。これは文字通り、野沢温泉内にある「集印場」を巡って集めると記念品と交換してくれるというシステムなのだが、何気なく集印帳を購入してから気がついた。そう、記念品は観光協会で交換してもらうのだが、自分たちが購入した段階で受付時間が残り1時間を切っていたのである。
間に合うかどうか挑戦してみようじゃないか、と妙なテンションが加わって、なんだかんだでぐるりと回って終了10分前に「10ヶ所」分集めてしまった。意外とがんばればできるものである。いそいそと記念品(タオルだった)と交換し、観光するというよりは印を集めることが目的になってしまったけれども、まあなんというか、よかったね、という結果になった。
野沢温泉の外湯を巡ろう
この後、夕食を済ませてから外湯を巡った。野沢温泉の外湯は基本的に温度が高めのように感じた。前に来た時はもう少し低かったような印象があるから、季節や源泉の状況によっても変化するのかもしれない。ちなみに今回はどこの外湯もかなり混雑していたので、3つしか入ることができなかったのだが、2つがかなり熱くて数分入っていると、ちょっとビリビリしてくる感じで早々にあがってしまった。もうひとつは我慢すれば、なんとか入っていられる温度だった。
一緒に入っていた小学生低学年の子は「熱い!熱い!」と言って、結局足首までしか入れることができないでいた。それを見た父親が「早く入りなさい。男だろう!」と言って「無理!お父さんのせいで入れない!」と、なんだかよくわからない理由で言い返していたのが微笑ましかった。そうやって言い合いするのも旅先のいい思い出になるもの。ですよね。たぶん。