「音声入力」と「電子書籍か紙の本か?」2018年を振り返ってみる。

こんにちは。コピーライターの佐藤です。あっ、という間に、平成最後の年末がやってきました。そして静かに過ぎていこうとしています。

昭和生まれの私は【昭和→平成→ 新元号】の三つの時代を生きていくことになります。なんだか不思議な感覚がしますね。

さて、今回は「音声入力」と「電子書籍か紙の本か?」というテーマでメルマガに書いた記事に加筆したものを、こちらにも掲載します。読んでみてください。



音声入力か? キーボード入力か?


さて、今年、私の仕事環境で大きく変化があったのは「音声入力での執筆」の比率が多くなったということです。正確な割合は分かりませんが、大体60%は音声入力、それ以外がキーボード等による入力となっています。つまり、とうとう音声入力がキーボード入力の割合を越えてしまったというわけです。

たしかに、音声入力では誤変換や誤字脱字が発生します。それでも、最初からキーボードで入力していくよりは、圧倒的に早く(つまり話し言葉のスピードで)文章を書いていくことができるので、キーボードによる修正の時間を考慮しても、かなり効率が良くなったと感じています。



アイデアを「音声」で書き留める。


さらに私の場合は、移動中にアイディアの断片が思いつく場合があります。今までは、急いで手帳に書き留めるか、近くにあった用紙に走り書きをしていました。ところが、手元に筆記用具がなかったり、書き留めた用紙を紛失してしまうことが多々あったのです。

しかし、音声入力を使うと移動中でも電話をしている素振りで、書き留めておくことができます。小さな声で早口に話しても、割と正確に拾ってくれるので大丈夫なのです。なによりも用紙を紛失したり、かさばったりすることなく、その場で記録できるのは大きなメリットになります。

不思議なもので「アイデア」は、思いついた瞬間にその「場所」で書き留めないと、きれいさっぱりと忘れてしまうものです。少し移動してから、さあ書き留めよう、と思っても、ほんの数分前に思いついたことなのに「あれ?」ということも頻繁にあります。

音声メモではなく、音声入力メモにすることで、今までは紛失していたアイデアを、だいぶ形にできた一年だったと感じています。




「手書き」の効果について。


さてそうなってくると、以前からの読者のみなさんの頭には、私が繰り返してきた「手書きの重要性」はどうなったのだ? という疑問が上がってくるかと思います。

いいえ。決して手書きの重要性は失われていません。私の場合は、キャッチフレーズのように、1つの文章を何度も掘り下げて考察していくような場合は「手書き」で考えていきます。私は脳の専門家ではありませんが「手書き」で書いていると他の方法で書いている時とは違った部分が、活性化するような印象があります。

すでに頭の中で形になっている文章は「音声入力」で作成し、まだアイデアの断片状態で、そこから深く掘り下げていく場合は「手書きで考えていく」という、使い分けをしています。ぜひ一度試していただき、その違いを体感してみてください。




電子書籍か、紙の本か?


さてもうひとつ変化した点は「電子書籍」の比率が大幅にアップした、ということです。以前、ブログにも書きましたが、今年Fire7タブレットを購入したことにより、雑誌や漫画を電子書籍で読むようになったため、私の書籍購入比率は「電子書籍が60%・紙の本が40%」になったのでした。とうとう、電子書籍が紙の本の比率を上回ったということになります。

そうなってくると「紙の本」はどうなっていくのかということになりますが、こちらの記事書いているように、


【趣味的な要素、コレクション、または所有欲 = 紙の本】

として、紙の本の存在価値は保たれていくと思います。しかし、私のように子供の頃から紙の本に親しんできた世代は、それを入手することに喜びを感じますが、これから生まれてくる若い世代のように、電子書籍に触れる機会の方が多い場合は、どうなるのでしょうか? この辺も興味深いところです。




新しいツールを楽しみながら、地味に書き続けていく


さて、今年一年間「文章作成」という点で、私が変化を感じたのは以上の二点になります。来年は、どのような変化が起こるのでしょうか? もしかすると来年の今頃は、まったく別の方法でメルマガを書いているのかもしれません。これからも、新しいツールを楽しみながら、コツコツと文章を書いていきたいと考えています。GO to 2019 !

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