投稿

ラベル(仕事)が付いた投稿を表示しています

【仕事】若手起業家が、はまりやすい「失敗」とは?

イメージ
自分の「アイデア」に酔っていないか? これから起業を目指している20代の方や大学生と話をしていると 「自分のアイデアに酔ってしまっている」 と感じることが少なくありません。「オレのアイデアは凄い!」と 「自分に対する自己評価」が高くなりすぎて、見落としてしまう部分が多くなってしまう のです。 もちろん、自己評価を高くして突っ走れるのも「若さ」の特権であります。私自身も20代で起業しましたが、自分の能力を過大評価しすぎていたため力不足に苦しみ、 ボコボコに叩きのめされました。 そこから「次こそは!」と這い上がれたのも、ありあまる「若さゆえの突進力」のおかげであることは事実です。 しかし、もしも私が起業した20代の頃に戻れるのならば「 自分のアイデア(能力)を過信するな。それだけに頼るな!」 と100回ほど繰り返すでしょう。「わかったよ。しつこいな!」と言われたとしても、さらに300回ほど繰り返すでしょう。 まずは「基礎」が8割 著名な成功者の自伝などを読むと、みな10代の頃から独自のアイデアを企画し、自由奔放なスタイルでそれを実現してきたことが書かれています。彼らの思考を学び自分に吸収しようとすることは、とても大切ですし積極的に取り込んでいきたいもの。しかし、彼らのように 「独自のアイデア」で成功できる人は、全体の数% でしょう。天才的な才能と実践量と運を味方にすることで成し遂げられる世界は、 簡単ではないからこそ注目され評価を受け書籍にもなる のです。 私も含め「普通の人間」がゼロから起業し伸ばしていくならば、まずは 「基礎」を徹底的に実践していく方が近道 です。 仕事は「お客様から、支払いをいただいて」はじめて結果 になります。どうすれば、お金をいただけるものを提供できるのか。何を扱い、学び、実践していけば、それを手に入れられるのかという「基礎」の部分に8割ほどの時間と労力を、スピードをつけて実践していくことが近道です。 基礎が8割 アイデアが2割 しっかりとした 「商売の基本」を実践を通して学び、お客様からの信頼を受けることができるようになってから、少しずつあたためていたアイデアを提供していく と(ほんとうに信頼関係ができているならば)ようやく耳を傾けてもらえるようになります。そこからが、腕の見せ所です。今まで磨いてきた「基礎」に「アイデア」を加えて、自分らしい

【独学のすすめ】社会人になったら、勉強しよう

イメージ
すべり止めしか、合格できなかった・・・。 「今年で、独立起業して19年になります」というような話をすると「この人は、優秀な人なのだな。何か才能があったのだろう」と思われるかもしれません。しかし残念ながら、いろいろな所で話したり書いたりしていますけれども、私は決して エリートでも学歴があったわけでもなく、特別な才能に恵まれたわけでもありません。 集団行動も苦手なので、一番最後に登校して誰よりも早く下校するような、学校の先生からすれば扱いにくい生徒だったと思います。 そんな不真面目な生徒ですから、 高校受験も大学入試もことごとく失敗し両方とも滑り止めしか合格しませんでした。 学歴に関してはコンプレックスの塊のような学生時代だったのです。就職活動をする時も「こんな自分が、倍率の高い会社に就職できるわけがない」と考えていたので、挑戦するわけでもなく、適当に就職活動して採用されたところに勤めることにしたくらいです。おそらく、 この記事を読んでいる皆さんの方が、学校の勉強や成績は良かったと思います し、周りや先生からも期待を受けるような生徒だったのではないでしょうか。 社会人になってから「勉強の方法」が、わかるようになった。 そんな私が、ある程度仕事ができるようになったきっかけは 「社会人になってから勉強の方法が、わかるようになった」 からだと思います。そして「学ぶことのおもしろさ」を、ようやく体感できるように、なったからだと思うのです。 学校教育は、複数の科目を勉強しなければいけません。大量の情報を覚え、テスト会場で発揮できる人が評価されます。 地道なまじめさと、長時間の積み重ね学習が要求 されますから、自分のように気分にムラがあり、バイクを乗り回したり大音量でギターをかき鳴らすことが楽しかったような人間には、到底向いていません。 しかし社会人になってからは、自分の得意分野を徹底的に勉強することで、評価を得ることができます。「売り上げ」のように、明確なデータで自分が積み重なっていることを客観的に判断することができます。 一度失敗しても、もう一度勉強し直して挑戦することもできます。 「10回失敗」でも「1回成功」すれば「あの人は、できる!」と注目されます。20回失敗しても、2回成功すれば「あの人は、また成功した!」と言われたりもします。入試は一発勝負ですが、 人

【人生哲学】自分の「思い込み」に気がつける人はほとんどいない、からこそ。

イメージ
あなたの「本当の問題点」は、そこではない 多くの人は、 自分の「本当の問題点」に気がついていません。 全く見当違いだったり、すでにある一定の完成度に達している部分などを「ここをクリアすればなんとかなる」と、時間を費やしてしまっています。 たとえば、長期間売り上げが低迷しているホームページを改善しようと考えたとします。本人(達)は「自分たちに不足しているのは、デザイン力だ。デザインをリニューアルしよう」「まずは、注目されるデザインにしなければダメだ!」と考えて、デザイナーを探して発注しリニューアルを試みます。 しかし、 本当の問題点は「デザイン」だけではない 場合が多いのです。文章かもしれない。ツールかもしれない。担当者の感性かもしれない。そもそも商品企画が時代に合っていないかもしれない。 長期間にわたって低迷している場合は「原因がひとつ」である場合は、まずありません。 複数の要素を見直し、速度を上げて改善していく必要があるものです。しかし、本人(達)は「デザインが最大の問題点」と考えているので、そこにしか視点が集まりません。使える時間と費用をフル活用して「このデザインなら大丈夫だろう!」というサイトへリニューアルします。 その結果、見栄えがよいので「見てもらえる」デザインになるかもしれません。しかし「時本当の問題点」を改善せずに、デザインのみを工夫したとしても、結果にはつながりにくいものです。 「改善するべきは、そこではない」 からです。 私たちは「自分の思い込みを、信じたい」 私たちは 「自分が見たいもの。聞きたいもの」だけを優先します。つまり「自分が問題点だと考えている部分」が、正解だと信じたいのです 。その他の部分を指摘されても「それは大丈夫だと思う」「まずは、これをがんばりたい」と耳を貸さずにやり過ごしてしまいます。そのくらい「本当の問題に気がつく = 自分の思い込みを認識する」のは難しいのです。一部の「成長できる人たち」をのぞき、ほぼ全員が「それに気がつけない」ままに、時間を過ごしてしまうのです。 思い込みを捨てる、ということは、 自分自身の性格を変える、ことと同じ なのかもしれません。 それを変えることは難しい。しかし、変えることができれば、一気に世界が広がっていく。 「オレのこの性格は、もう変えられない」 と、うそぶいたまま100歳まで生きていくのか。

【仕事】私が起業した時に考えていたこと「まずは、質より量をこなせ!」

イメージ
自分には「新しいもの」は作れない。 私が19年前に独立起業を考えた時の話です。以前、どこかに書いたかと思いますけれども、私は自分に 「発想力」や「企画力」があるとは考えていませんでしたし、シンプルで定番商品を好む方なので「目新しいものを作り出すことは、難しいだろう」 と考えていました。 そこで、自分の強みのようなものを探してみたところ、かろうじて見つかったのが 「仕事をこなすスピードが早い」 という事だったんですね。会社勤めをしている時も(出来栄えはともかくとして)私が最初に仕事を終えることが多かったからです。おそらく、要領といいますか、優先順位といいますか、 効率よく整理していくポイントを見極めるのが得意だったのではないか、と自己分析 してみたわけです。 「下手な鉄砲も、数打てばあたる」と、いうことで 自分が一週間かけて考えたアイデアでも、才能のある人なら一日で考えてしまうかもしれない。それならば 「質よりも量で勝負しよう」 と起業した当時の私は、そう考えました。下手な鉄砲も数打てば当たるといいますが、とにかく量で勝負するんだと。通常の3倍の量をこなしていけば、どれか1つは当たるんじゃないかな、とそんなふうに考えたんですね。 なので 「人の3倍作業する。質より量」をキャッチフレーズ にしました。恥をかくこともあると思うけれど、まずは恐れずにやってみよう。完成し、実践することを最優先として、圧倒的な数をこなしていくことを目標にしたのでした。 「予算がなければ、自分で作れ。そうすれば無料!」 当時、私が一番時間を費やしていたのが 「広告制作」 でした。どんなに素晴らしい商品を作っても、お客さんがいなければ売ることができません。売ることができなければ、利益を得ることができません。 まずは集客です。 そのためには「広告」が重要であり、限られた時間を投資していくには最適な作業だと考えたからです。 当時(つまり19年前)はインターネット広告はまだ黎明期でしたから(Google広告も、SEOという概念もまだ存在していません)広告といえば、新聞折り込み広告や、雑誌広告、ポスター、などを活用していくことになります。 物件を契約するだけで予算の多くが飛んでしまった私には、 広告もすべて手作業で自分で作っていく必要 がありました。私は、自宅のMacを使用して、す

【人生哲学】あなたの可能性を育てるヒント「2本の柱を立てろ!」

イメージ
あなたの可能性を見つけるヒント 以前書いた 「あなたの可能性を見つける質問」の記事 を読んだ知人から「あのように質問されることで、自分と向き合うきっかけを作れますね。深いところで再確認できそうです」というメッセージが届きました。ありがとう! しかしそれにしても、身近な人から感想が届くと必要以上に恐縮してしまうのは、どうしてなのだろう? いや、もちろん素直に嬉しいんですけどね。 さて「自分と向き合うきっかけ」を見つけてもらえたのは、とても嬉しいことです。しかし、きっかけで終わらせてしまってはもったいない。 きっかけは成長の種ですから、そこから育てなければいけません。 そこで今回は前回の記事からひとつ足を進めて、あなたの可能性を育てるヒントというテーマで話してみたいと思います。 自分の可能性を「二つの柱」で育てていく 前回あなたは、今と過去の自分に質問することで、自分の可能性を示唆するキーワードを、いくつか見つけることができたと思います。せっかくのチャンスです。ここで少しだけ立ち止まり、 もう少しだけ「キーワード」を掘り下げて 考えてみましょう。  私は「 自分の可能性を育てる」には、2つの柱(視点)が必要 だと考えています。 ①結果にこだわらず、好きだから続けていくこと。 ②好き嫌いではなく、世の中に必要とされることを続けていく 前回、あなたが見つけたキーワードを、この 2つに分類 してみてください。多くの人達が、①②のどちらかだけを選んで行動してしまいます。しかし、ものごとを育てていくには、複数の視点を持ちバランス良く底上げしていく必要があります。大きく高い目標を手にしようとするならば、なおさらです。 そこで私は、 ①=好きなこと優先 ②=必要とされること優先 の2つの柱を設定し並行させて同時に実行していくこと を、おすすめしています。不思議なもので、この2つを育てていく過程で 「いつかどこかでクロスする瞬間」 がやってくるものです。そこに 後ほど解説する「③タイミング」 という要素が加わることで、現実的に手応えを感じる段階にまで進むことができるようになります。 そしてなによりも、複数の視点を設置し同時に進めていくことは、これからの新しい時代に必要な考え方のひとつになると私は考えています。この部分はまた機会があれば別のところで書いてみたいと思

【人生哲学】私が「書く」ようになった、きっかけ。(Nさんからのメール)

イメージ
文章を褒められたことは、一度もなかった。 私は、コピーライターという肩書きで仕事をしているということもあって 「子供の頃から文章を書くことが得意」 と思われることが少なくない。 ところが実際は、 文章書くことは得意でもなんでもなかった。 苦手でもないし嫌いでもないが、特に好きなわけでもない。作文で評価されたこともなければ、 国語の成績が一番わるかった というのが実際のところである。 なので、大学を卒業して就職活動をする時も、クリエイター系の仕事を志望することはなかった。自分にクリエーターとしての才能(能力)があるとは、全く考えていなかったからだ。あのような仕事をする人は、子供のころから評価を受け、 しかるべき才能がある人が進むものだ と思っていたからだ。 メル友「Nさんからのメール」 そんな私が 「文章を書くこと」 について、意識を向けるきっかけになった出来事がある。それはインターネットを始めた、今から大体20年ほど前のことである。 その当時私は、インターネットの掲示板で知り合った人たちと メールで情報交換することを楽しみにしていた (いわゆる『メル友』というやつだ)。日本全国に住んでいる人たちと、自分が好きなことについて情報交換ができる。周囲には共通のテーマで話せる相手がいなくても、インターネットを通せばたくさんの人達と同じ話題でやりとりができる。それに夢中になっていたのだった。 その中に、Nさんという女性がいた。彼女は、大学院で美術を研究していた人だったと記憶している。某作家の作品について情報交換したことがきっかけで、メールを交換するようになったのだった。 四月の上旬だった。彼女から 「そちらも桜が咲きましたか?」 とメールが届いた。私は帰宅する途中に目にした、桜の蕾がほころび始めた様子を書いて返信した。その文章を読んだNさんから返信が届いた。そこには 「前から思っていたけれど、佐藤さんは文章書くのが上手ですね。 その場に立っているような気分になりました 」 と書かれてあった。 新鮮な驚きが、背中を押してくれた。 驚いた。何が驚いたかと言って、文章を褒められたということに驚いた。私は今までに「自分が書いた文章を褒められたこと」などない。学校の先生には、赤ペンでザクサクと修正され 「〇〇が書いた作文を見せてもらえ。あんな風に書け!」 と

【人生哲学】3年の努力で「10年」食える

イメージ
ある起業家の「奥様」との会話 今日は「3年の努力で10年食える」といった話をしてみたいと思います。今回お話しする内容は、私が 独立起業して4年目に、ある社長の奥様から伺った話 です。その方は、当時70代だったと思います。仕事の合間といいますか、休憩時間などに時々お話をさせていただいたりしていたんですね。 ある日、いつものように休憩していた時に、なぜそのような話になったのかは忘れてしまったのですが、私が「これから世の中はどのような方向に進むかわからないし、私のような小さなところは、いつどうなるかわかりませんよね。一瞬で吹き飛びますよね」と、いうような話題を口にしたのです。すると奥様は、 「佐藤さんは起業して何年目ですか?」 と、聞いてきたんですね。そこで私が「今年で4年目です」と答えると、即座に 「もう大丈夫ですよ。10年は大丈夫ですよ」 と断言して下さったのです。 「3年乗り越えられたら、10年大丈夫」 もちろん奥様は、私のくわしい状況は全くご存知ありません。どのような生活をして、事業の状況がどうなっているのか、ということは全くわからないんだけれども 「3年乗り越えられたら、もう大丈夫」 と話して下さったのですね。その時私は「ああ、そうか大丈夫なんだ」と。何か具体的な理由や根拠があるわけではないけれど、この調子で精一杯がんばっていけば大丈夫なのかもしれない、と 妙に落ち着いた気分になったこと を覚えています。 そして実際に、今年で起業してから19年になるのですが、奥様の「10年大丈夫」という言葉通り、今日まで仕事を続けていくことができました。事業の方向性の検討や、震災の被害もありましたが、なんとか乗り越えることができました。 実体験を通して、奥様の予言(?)を検証 することができたのです。 10年乗り越えられる「意志力」が育っている 今回、あらためて 「あの時、奥様が私に教えたかったこと」 は何だったのか、と考えてみました。もうご本人に直接は聞けないので、推測になりますけれども、おそらく「3年間、じっくりと下積みの期間を耐え忍んでくることができたのなら、 そこから10年乗り越えられる意志力が育っている 」と、いうことなのではないかと思います。 半年や1年程度の「下積み」では、どうしても 底が浅くなります 。しかし3年かけて継続することができたのなら、それなりに

【人生哲学】チャンスをつかめる人 つかめない人の違いとは?

イメージ
チャンスをつかめる人 つかめない人の違いとは? 今回は 「チャンスをつかめる人 つかめない人の違い」 といった内容で考えてみたいと思います。私は今までに、起業家や経営者のみなさんと仕事をさせていただいてきたのですが、チャンスをつかんで業績を伸ばしていく人には「共通点」があるように感じていました。その一つが 「常に準備ができている」 ということだと思うのですね。 伸びていく人は、何か解決しなければいけないできごとがあると「この方法はどうでしょう」などと、すぐに提案して行動してくださるのですね。さらに準備が必要な事項でも、打ち合わせが終わった夜などに、 企画書や資料などをすぐに用意して送付していただける のです。なので、一緒に仕事をしていると「それで行きましょう」「今回は、こちらが良いのではないですか?」と具体的な回答ができるので、すぐに話がまとまっていくのですね。 そして 「あの人は、すぐに対応してもらえる = 何かあったら相談してみよう」 となり、次からもその人にお願いすることになります。 いつでも行動できるように「常に準備ができている」 これが、共通点のひとつだと感じています。 クリエイター志望のみなさんへ 私たちのところには、時々クリエイター志望の人たちから売り込みの営業を受けたりもします。この時も 「準備の段階」で勝負はほぼ決まっている ものです。 チャンスをつかめる人は、 最初の段階で「ポートフォリオ」をしっかりと準備 しています。大きなファイルを抱えてきて、机の上に広げながら説明をしてくれるし、こちらの質問にもていねいに答えてくれます。 作品を通してコミュニケーションがとれますから、短時間で多くの情報を共有 できます。 ところが、 「手ぶら」で何も準備せずにやってくる人もいる のです。ミュージシャン志望の人であれば「演奏」することで自分たちをアピールしますよね。クリエイターならば「作ったもの」でアピールしなければいけません。それがすべてです。「こんなことをやってみたい」と夢を語るのは大切ですが、 仕事として受注したいのならば「何ができるのか」を具体的に提案する。 そこが出発点であることを忘れてはいけません。準備で決まるのです。 チャンスは静かにやってきて、静かに去っていく 以前私は 「チャンスが来るときは、予感や気配のようなものがあるのではないか」

【人生哲学】人生は「ちいさな選択」の積み重ねで、できている。

イメージ
人生は「ちいさな選択」の積み重ねで、できている。 今回は 「人生は小さな選択の積み重ねで、できている」 という話をしてみたいと思います。 今、人生という言葉を使ったんですけれども、人生と言われるとあまりにも広大で膨大でとらえどころがない、という印象受ける方が多いと思うんですね。 しかし、 人生はちいさな選択の積み重ねでできている。ちいさな選択の集合体といいますか、それらを繰り返し、積み上げたものが「今の自分」なのだ 、と考えると今までとは違った視点が生まれるんじゃないかなと思うんですね。 「文章を読む」という選択 たとえば今みなさん、この文章を読んでいますよね。文章を読む以外にも、実際にはたくさんの選択肢があったと思います。音楽を聴くとかネットで何かを調べるとか本を読むとか、そのようなたくさんの選択肢の中から 「この文章を読もう」という選択 をした。 もしも、この文章を読まずに、本を読んでいたら、別の「発見」があったかもしれない。何もせずにゴロゴロするという選択もあった。ジョギングして身体を動かすという選択もあった。そして、そのような 「小さな選択 = 発見」 がきっかけになって、その後の流れが少しずつ変化することもあると思うんです。それが 10年、20年経過すると「人生」と呼ばれるものになる と思うんですね。 19年前の「自分」に説教したいこと 今私は独立起業して19年経つのですが、起業して自分で仕事を選べるようになると「自分がやりたいこと」とか「自分が興味があること」だけを選んでしまうのですね。かっこいいことか、目立つような部分、 大きな選択だけ意識してしまう のです。 小さな選択は目立ちません。 なので、その時は重要性に気がつかないのですが、だいぶ時間が経過してからようやく「しまった、ここの部分を見落としていた」と、気がつくのです。 大きな選択ひとつで人生が変化するのではなく、ちいさな選択をていねいに考えていくことが、大きくしっかりとした未来を育てていくのだ 、だいぶ後になってからようやく気がつくのです。 もしも私が19年前に戻ることができたのならば、当時の自分に向かって「いいか。小さな選択の積み重ねが、大きな流れを作っていくのだ。 目の前の小さな選択を考え抜けない人は、大きなことはできないぞ 」と説教すると思います。たぶん、当時の私は耳を傾けられないと

何歳になっても「伸びていく人」「伸び悩む人」の違いとは?【起業家の教え】

イメージ
「伸びていく人」「伸び悩む人」の違いとは? 「トーク力を身に付けたい」と考えている人に「確かにトーク力も重要です。ただ、あなたの場合は文章力を身につけた方がいいですよ。一見遠回りに見えますが、その方が伸びると思います」とアドバイスをして「なるほど、では文章力から鍛えてみます」と実行できる人は、まちがいなく伸びます。 たいていの人は実行できません。「オレは文章力ではなく、トーク力を磨いた方がいいはず」と考えを変えることができずに「あの先生はダメだ」と批判を始めます。そして「言い方がイヤ」「オレの方が歳上なのに、話し方が上から目線」「服装のセンスが悪い」などと、 関係のない部分までも批判して「自分は間違っていない」という理由 を集め始めます。 そして別の先生のところへ行く。最初はなんとなくよかったものの「あなたは文章力を身につけた方がいいですよ」と、同じ指摘をされる。批判を始める。そこをやめて先生を探す。このような サイクルを繰り返してしまうのです。 先生と生徒の「気持ちのよいサイクル」 これは極端な例ですが、もしかすると、同じような体験をしている方もいらっしゃるかもしれません。なぜ、そのようなことがわかるかというと、 私は20年以上教育の現場で仕事をしてきたので、伸びる生徒と伸びない生徒の特徴がわかる からです。 伸びる生徒は「やってみます」と、演習を積み重ねます。 半年後には一定の演習量を積み重ね、スキルアップを実現します。適切な指導ができる先生ならば、 生徒の伸び具合に合わせて次の課題を提示したり、もっと才能を伸ばすために他の先生を紹介 してくれたりするでしょう。たとえそこを離れたとしても互いに感謝の気持ちはつづくし 「気持ちのよいサイクル」 が生まれていくのです。 学生時代の「学習体験」にヒントあり このような記事を読んで「何か、気になる」ことを感じた方は、 学生時代のことを思い出してみてください。 中学生・高校生の頃を振り返り「成績が伸びた時、伸びなかった時」 を思い返してみると、伸びた時は先生の指導を素直に実行していたし、伸びなかった時は「あの先生はダメだ」と批判を繰り返していたと思います。 (もちろん、間違った指導方法の先生もいるので客観的な判断は必要です。私も、学生時代は先生によく殴られました。あれは指導ではなく、個人的な感情を優先しただけだと思う

【わかりやすい文章の書き方】文章力とは? 3つの要素から考察する

イメージ
文章力とは? 文章力を上げるには? 「文章力を磨きたい!」 今、あなたはそんな風に考えていると思います。しかし 「では、その『文章力』とはどのようなものですか? 具体的に説明してください」 と聞かれたのならば、答えられる人は多くないでしょう。たぶん、ほとんどの人は「それは、あの、その・・・」と説明を試みつつも「いじわるな人だな」と考えると思うのです。 質問する前に、まずは自分の意見を提示すべき! と、いうわけで、今回は 「私(佐藤)が考える『文章力』の定義」 について考察してみたいと思います。普段、なんとなく使っている「文章力」という言葉について一緒に考えていただけると幸いです。 文章力 = 3つの要素を使いこなせる力 私が考える「文章力」とは、大きくとらえて次の「3つの要素を使いこなした文章を書ける力」です。 1)リズムのある文章 2)余韻のある文章 3)目的のある文章 ひとつひとつ解説していきましょう。 1)リズムのある文章 私は20年以上「教育」の仕事に携わってきました。この仕事では 「難しいことを、わかりやすく説明する」 ことが大切です。生徒に余計な負担を与えずに「内容を理解することに集中」してもらうためにも、私は「リズムよくスムーズに流れていく」文章(解説)になるように心がけてきました。 人が集中できる時間は短いもの。さらに高校生のように、学校へ行って部活で体力を使って、そこからさらに勉強、ともなれば眠気との戦いになるのは当然のこと。そこで「リズムよく説明」することで、なんとか集中力を保ってもらい 「気がついたら、説明が終わっていた」 というような文章(説明)を目指していた流れから 「リズムのある文章」を意識 するようになっていました。 実際のところ「著名な書き手の文章」であれば、多少リズムが乱れて読みにくい文章であったとしても、最後まで読み続けようとするでしょう。しかし、私たちのような 「無名の一般人」の場合は「リズムが悪い(読みにくい)= 読むのを中止」 となる場合が多いもの。 論理を展開する順番、ひらがなと漢字のバランス、改行のタイミング、適切な語彙の選択など様々な角度から考察し、読者にストレスを与えず 「心地よく読み進めていける、リズムのある文章」 を書ける力(=文章力)を身につけていきたいものです。 2)余韻のある文章 =読後感 休日返上で

【佐藤の文章講座】アイデアは一瞬で消え去る。手書きメモのススメ

イメージ
メモのススメ アイデアの多くは、 日常生活のふとしたタイミングに突然訪れる。 Macの前に座って「さあ、書くぞ!」という時に、都合よく思いつくということはありません。そして大抵の場合、道を歩いている時、車を運転している時、風呂に入っている時、など、突拍子もない時に思いついたりします。 そして「よし、これはおもしろそうだ!」と考え、あとであらためて考察してみようと考えていると、 ものの数分くらいで綺麗さっぱりと忘れてしまいます。 「あれは何だったかな?」と、ひらめいたアイデアを思い出そうとしている時の喪失感といいますか、もったいない(実際は、たいしたアイデアではない場合も多いのですが)気分でいっぱいになります。みなさんも同じような体験があるのではないでしょうか? だから「メモ」する そのような「もったいない感」を覚えなくてもいいように、私の場合は 「メモ」を小まめにとる ようにしています。移動中ならば、安全な場所に立ち止まるまで、忘れないように何度も頭の中で繰り返します。手帳に書き留めると、ほっと安心します。それでも、タイミングがあわなくて、メモをするのがすこし遅れたりするだけで、あっというまに消え去ることもあります。 どうしてこんなに忘れやすいのだろう 、と自分の記憶力の弱さにあきれてしまうことは、しょっちゅうです。 そして不思議なもので、私の場合、 メモをしてしまうと(メモをした瞬間?)内容を忘れてしまいます。 安心するからなのか、全くきれいさっぱりと意識から消えてしまいます。1年前の手帳を読み返してみた時に「これはどうやって発想したのだろう」とか「なんでこんなこと思いついたんだろう」と考えることがよくあります。 昔は、あまりにも覚えていないことが多いので、自分はどこかに欠陥があるのではないか、とさえも思いました。しかし最近では、そんな風に「覚えていない」ことで、 手帳を読み返した時に新鮮な気持ちで接することができる ため、 新しいアイディアへの発展とか、別の要素得組み合わせることで、思っていたよりも良いものになったりする場合があるので、これでいいのかな、と考えてもいます。その分、 メモをする時にしっかりと書いておけばいい と思っています。 メモは手書きか? スマホか? ちなみに、 メモは手書きの方が良い ような気がします。他の所でも解説しているので詳細は省きます

【佐藤の文章力講座】情報収集の方法とは?

イメージ
【佐藤の文章力講座】情報収集の方法とは? 前回の記事 で 「ひらめきは、情報と経験量に比例する」 ということを書きました。おそらくみなさんの頭の中には「では、 どうやって情報を集めていけばいいのですか? 」という質問が浮かんでいると思います。 すこし厳しめの回答になりますが 「どうやって情報を集めれば」というような質問をするようでは成長が望めない 、ということになるのではないかと思います。まるで呼吸をするように意識することなく、すべての事象から「アイデアの種」を拾い続けていく、ということだからです。 日常のできごとに「アンテナ」を立て続ける 実際に、私の周囲の「アイデアがひらめく人たち」は、 日常生活のほとんどを情報収集にあてアンテナを立てている のですね。生活していると、様々な情報(できごと)に遭遇しますが、それらの中に「興味をひくものはないか?」と常に意識を向けています。 たとえば、知人のデザイナーと一緒に移動していたとします。すれ違った人が「ちょっと変わったデザインのTシャツ」を着ていたので「さっきのTシャツ見ました?」と話しかけると「見ました。キャラクターが履いていた靴の色がかわいいヤツですよね」のような答えが返ってきます。 私は「ちょっと変わったTシャツ」というレベル でしか見ていませんが、 デザイナーは細やかな部分まで観察し情報収集 しています。そして「あのTシャツのブランド、私も好きなんです」とブランド名を教えてくれたりもします。次回に会った時に、そのTシャツを着ていて「あっ!それは!」「いいでしょ?」と、話題を作ってくれたりもします。 目が出ない「アイデアの種」の方が多い もちろん、そのような「アンテナ」を立てて集めた情報が、すぐに仕事に活かせるわけではありません 。ほとんどの情報が普段は「眠っている」状態 ですし、活用したとしても「不採用」になる確率の方が圧倒的に多くなります。 そして実際のところ 「ひとつの情報が、そのまま大きなアイデアになる」 ということは、ほとんどありません。きっかけになることはありますが、そこは出発点で試行錯誤が始まり、あれだこれだ、修正だ、変更依頼だ、などと雑多な作業を積み重ねた先に「いいアイデアですね」とまとまることが多いのです。そうやって拾った種を「どのように育てていくか」が力のみせどころです。 だからこそ「情報収集す

【人生哲学】独立起業して19年目に「思い出した」言葉

イメージ
独立起業して19年目に「思い出した」言葉 今年の6月で独立起業して19年目になった。今までは「今年で何年目だったかな」と適当に考えるくらいで、特に気にとめていなかった。ところが、なぜか今年は妙に「当時のこと」を思い出す時間が増えていた。自分にとってはめずらしいことだった。 若い頃は「昔話をするような大人には、なりたくない」とうそぶいていたし、セミナーなどでの自己紹介のような必要最低限の時以外は、あまり語ることはなかった。しかし、あまりにも頻繁に浮かんでくるので、もしかすると 「当時を振り返るタイミングなのかもしれない」 と考え、Youtubeに「起業した時の話」というような動画を公開することにした。 実際に録音してみると、30分を越える長さになった。そして話せば話すほど、当時の細かな部分が思い出されてきて「まだまだ話せる」ような感覚があった。おそらく自分で考えているよりも 「起業した時のことを、話したかった」 のだと思う。あまりにも辛い時間が続いていたので「思い出したくもない」と考えていたのだけど、それと同時に、どこか懐かしむような気分があったのだと思う。 ・動画「私が20代で起業した時の話」は、こちら 今のところ、当時を振り返ってみて「あたらしい発見」のようなものはない。むしろ「 もう少しがんばれたのではないか?」という反省点 が思い浮かび、あまりよい気分にはなれない。それと同時に「あのころの経験が、今の自分」を形成していることも確実なことなので、 失敗や成功というものは長いスパンで考えるべきものだな 、とも思っている。 「想像できることは、かならず実現できる」 ここまで書いてきて、ふと思い出した言葉がある。 「想像できることは、かならず実現できる」というフレーズ である。 当時読んだ、マンガの台詞だったか、雑誌の記事だったのか、正確なことは忘れてしまった(なにせ19年も前のことなので、もはや確認することはできない)。 当時、このフレーズを目にした時の自分は 「想像できれば、実現できるなんて、 そんな簡単な話はない 」と感じていた と思う。そんなことで実現できるのなら、いくらでも想像してやる、と鼻息を荒くしていたように思う。頼れるのは自分だけだ、と若さゆえの勘違いで起業した自分にとって、どこかリアリティを感じられなかったのだと思う。 あれからそれなりに長い時間が

【文章力向上講座】文章には「適切な速度」がある。

イメージ
文章には「適切な速度」がある 文章には「適切な速度」がある と、私は考えています。早く読めるもの、読み込むのに時間がかかるもの、この2つですね。どちらが良い悪いではなく、目的や情報に合わせて使い分けていく必要があるわけです。 簡単に比較してみると、 ・早く読める文章 = 情報量が少な目の文章 読みやすく一般的には好まれるが、情報量が少ないため、長期には読まれにくい内容。 ・読む速度が遅くなる文章 = 情報の密度が高い文章 。 密度が高いため読む速度は落ちる。資料としての価値。長期にわたって読まれやすい内容。 このような違いがあると思います。最近の傾向としては「 短く簡潔な文章 =速度が速い文章が」好まれる ように感じています。ちょっとした時間にスマホを覗いて、時間を潰す。次々に表示される記事を読んでいくものの、読み終わった後に「何を読んだか覚えていない」というような 「消費を前提とした文章」 とでもいいましょうか。 これからは、ますます 「早く読める文章」を好む人の割合が増えていく でしょう。そして、そのような文章が書ける人が、重宝されるでしょう。そして、こちらのタイプの文章を書けるようになりたい、と考える人も多くなるでしょうから、文章術のアドバイスは「 早く読める文章の書き方」 が中心になっていくことでしょう。 深みを求める読者層は、一定数存在する しかし同時に、 より深い情報を好み、考察していく事を好む人たちが、一定数存在 することも忘れてはいけません。 「密度のある文章(資料)=時間が必要な文章」を読み込むことで、理解度を高め広げていく面白さを知っている人たちも確実にいるのです。 そのような人達に向けた文章を準備しておくことで、他とは違った「つながり」や「広がり」がはじまる可能性があります。そしてなによりも、そのような文章を提供できる人には、 一定の読者数がつく可能性が あります。別の記事にも書きましたが、今後の方向性として 「人数の多さを目的とした文章 →  少人数でも深い『つながり』がうまれる文章」 を目指すのであれば、このスタイルの文章を目指すということも、おもしろい選択のひとつだと感じます。 「わかりやすく、密度が高い文章」を目指せ もちろん「時間が必要な文章」といっても、それに甘んじていてはいけません。可能な限り速度を早める工夫を行いつつも、どうして

【文章力向上講座】表現技法を甘く考えてはいけない(上級者向け)

イメージ
「表現技法」を、軽く考えてはいけない 私は様々なところで 「まずは基本が大切」 という解説をしてきました。文章が苦手な人は、すぐに使えそうな「表現技法のテクニック」を学ぼうとします。しかしそれは土台ができていないのに、表面だけを飾り立てるようなもの。表面の錆だけを落としても、すぐに下から新しい錆が浮かび上がってくるように、根本から鍛えていかなければ意味がない。そのようなことを、解説してきました。 しかし、ここで誤解をしていただきたくないので、あらためて強調しておきますが、 ・「基本 = むずかしい」 ・「表現技法 = かんたん」 と、いうことではありません。むしろ逆の意味であると、私は考えています。 ・「基本 = むずかしい」 ・「表現技法 = もっとむずかしい」 と、いうことですね。「基本をしっかりと身につければ、表現力(技法)は自然と身につく」というわけではありません。実際は 「かなり難しい」ので、軽く考えてはいけない ということですね。 基本は「膨大な時間と演習」の積み重ね 基本を身につけることは「むずかしい」ことです。しかるべき時間と演習を積み重ね「身体に染み込ませるまで」ひたすら繰り返していく必要があります。「1万時間の法則」というようなフレーズを目にすることがありますが、そのくらいの 時間を投資する必要があるのが「基本」だと私は考えています。 しかし、別の視点で考えるならば「1万時間の演習」を積み重ねることができるのなら 「基本を身につけることができる」 と、いえるかもしれません(もちろん、それ以上の時間が必要な人もいると思いますが、あくまでも仮説として)。 さらに上を目指すには「センス」が必要になる しかしそこに 「表現技法」という、自分の個性を輝かせるための「プラスアルファ」 を磨いていくには、努力だけでは越えられない「なにか」が存在すると感じています。全力を注いで取り組んでも、そこにたどり着けるかわからない。いわゆる 「センス」というような、先天的な才能が必要かもしれない。 もっている人は越えられるし、不足している人は足踏みを続けるかもしれない。 非常に曖昧な領域といいますか 「やってみなければ、わからない」 という部分が多いと思うのです。さきほど、 ・「基本 = むずかしい」 ・「表現技法 = もっとむずかしい」 と解説したのは 「表現技法

【佐藤の文章力向上講座】共感される文章の書き方(2つのポイント)

イメージ
共感される文章の書き方(2つのポイント) 「読み手に共感してもらえる文章が書きたい」 これもよく質問される項目のひとつです。しかし、ただ 単に一生懸命に書いていたとしても「共感される文章」には仕上がらない もの。今回は、共感される文章を書く時に、チェックしておきたい2つのポイントを解説します。 1)「書きたいこと」ではなく「読みたいこと」 共感する、ということは 「相手と自分の間に共通点がある」 ということ。共通点が多かったり、深かったりすることで「共感」が生まれるということですね。逆に考えるならば「自分が書いている文章に、 相手が読みたいと感じていること」が存在しなければ、そもそも共感が発生しない と、いうことになります。 どんなにすばらしい表現技法を駆使して書いた文章でも、その中に相手が「読みたい情報」が存在しなければ共感以前に、読んでもらえません。自己満足で押し付けの文章で終わってしまいます。 今、あなたが「書こうとしていること」は、読み手(相手)の中にも存在する情報なのか。 知りたいと感じている情報なのか。この視点を持ちながら考えていく必要があるのです。 2)共有できる「一定の情報量」は存在するか 「相手と自分に共通点」が存在するならば、そこには「共感の種」が存在するといえるでしょう。もしそれを見つけることができるならば 「 共感の種」の量を増やし、より多くの接点を増やしていく 必要があります。 たとえば初対面の人と話す時に「出身地が同じ」ということがわかれば、心の距離が近くなります。そして、他に共通点がなければ「同じですね」で終わってしまいますが、細かな情報を確認しあうことで 「自分と同じ価値観を持っている人」という認識 が生まれ、より会話を楽しみたくなるでしょう。 文章もこれと同じです。 深い共感を生み出すには「一定の情報量」が必要 になります。密度を深め、回数を重ねることで「それ」をつなげていく必要があるのです。一度ですべてが完結する、ということはまずありません。 「相手が読みたいこと」+「一定の情報量」=共感の土台 どのようにすれば1)2)の部分を深めていけるのか? そこを考えていくのが力の見せ所。表面的なテクニックは、表面的な共感(のような雰囲気)で終わります。土台を作っていく準備と土台が必要なのだ、意識を変化させていくことが大切なのです。 関連:

これからの時代に必要なこと「文章力&話す力」を磨こう

イメージ
未来の働き方「文章力&話す力」を磨こう  私は、今までに講師として「授業」を数千時間以上行ってきたので、教室で受講生に向き合って解説をすることは、それなりに経験があります。緊張やプレッシャーを感じることはありますが 「なんとかなるだろう」 という気持ちで乗り切ることができます。 なので、Youtubeを始めた時にも「なんとかなるだろう」と「話すこと」に関しては、そこまで気にとめることはありませんでした。いや、もちろん自分の声や話し方は、好きではないのですが 「ある程度、理解しやすい話し方はできるだろう」 と、思い込んでいた のです。 自分は「トーク力」が不足している・・・。 しかし、Youtubeのように 「音声のみでの解説」 となると、また違った難しさがあると感じました。現場ですと、身振りや全体の雰囲気などで補い「伝える」ことができます。ちょっとした話の脱線や、受講生からの質問を拾って広げていくこともできます。そして、私が得意なのは「そのような部分」だったと思います。  ところが「録音している」と考えると余計なことは話せませんし、間合いの取り方も変わってきます。自分の口癖が気になったり「あー」とか「えー」というような部分も、ひどく耳障りに感じます。なによりも 受講生の顔が見えないので、イメージしながら話していく しかありません。 そのように迷いつつ録音した内容は「わかりにくい」し、いまひとつテンポもよくありません。あらためて自分の解説を確認することで 「オレの授業って、全然ダメだ・・・」 と実感することができました。今更ですが・・・。 修正点が見つかる = 伸び代がある しかし 「修正点がみつかる」ということは「改善できる」ということ です 。 改善することができるということは「伸び代がある」 ということ、と考えました。そこで、毎回録音する度に、 ・「今回は、早口で話してみよう」 ・「すこし雑談を増やしてみよう」 ・「導入部分に〇〇を加えてみよう」 などと、 小さな変化を試してみること にしました。もちろん、すぐに結果が出るような作業ではありません。しかし、小さくても何かしらの課題を持って作業をした方がメリハリになるので、そんな風にして「自分自身を指導する」つもりで、続けてみることにしたのです。 今までは 「台本」のようなものを準備せず「一発撮り」 で作