私の好きなジーンズ「45rpm」その1
45rpmのデニム
以前、古着で購入した45rpmのジーンズ。前の所有者は、定期的に洗濯するタイプの方だったらしく、ほぼ均一で色落ちしていて、アタリと呼ばれるような変化はあまり見られない状態だった。全体的にコンディションが良かったので「キレイ目」の服装をする時に、愛用してきた一本である。
後ろには「R」の刺繍。シンプルなデザイン。写真では、今ひとつ伝わりにくいと思うのだが、すこし緑が入ったような独特の深みのあるトーンをしている。染めが違うのか生地が違うのか、詳しいことは素人の自分にはわからないのだが、とても綺麗な色合いだと思う。
ちょうどこのくらいの状態が好みなので、今の状況を保ちたいのだが、履けば洗うし洗えば色落ちする。変化を楽しむのがデニムの醍醐味のひとつではあるが「ここで色落ちをストップさせたい」時に、加工できる技術があれば使ってみたい気もする。いや、それでも変化していく悲しみを感じつつ、現状を受け入れる方が「デニムの醍醐味」なのだろうか?なかなか難しいところである。
ちょうどこのくらいの状態が好みなので、今の状況を保ちたいのだが、履けば洗うし洗えば色落ちする。変化を楽しむのがデニムの醍醐味のひとつではあるが「ここで色落ちをストップさせたい」時に、加工できる技術があれば使ってみたい気もする。いや、それでも変化していく悲しみを感じつつ、現状を受け入れる方が「デニムの醍醐味」なのだろうか?なかなか難しいところである。
45rpmとUNIQLOを比較してみる
色味を説明するために「4年間愛用した、UNIQLOデニム」と並べて写真を撮ってみた。左が45rpmで右がUNIQLOである。スマホで撮影した写真なので少々わかりにくいが、それなりに色味の違いを確認していただけると思う。夏場や暑い日には、UNIQLOのさわやかなブルーが合うけれど、秋から冬にかけては45rpmの深みのある色を合わせてみたい。
スタイルはストレートで、生地は若干厚め
スタイルはストレートで、生地は若干厚め。床に置いて写真を撮ると、左に向かってねじれているのがわかる。
昨今の流行では細身のジーンズが好まれるのかもしれないが、自分の中では「このくらいがちょうどいい」と感じる絶妙のシルエットである。シンプルではあるが細やかなデザインがされていて「なんとなく、いい感じ」を醸し出してくれるジーンズだと思う。
ただ唯一の心配が、ウェストのサイズが合わなく(最近、危険になってきた)なってしまい、そもそも履けなくなることである。以前どこかで「おしゃれはヤセ我慢をすること
」という一文を目にしたことがあるのだが、ヤセ我慢をしつつ痩せられるように多少無理をしながら「伊達男」を気取ってみたいと思う。
⧬「45R」デザイナー・井上保美さんの本 井上保美さんの365日 着こなし見本帖