古竜湖キャンプ場へ 夏のテント泊(1)

古竜湖キャンプ場で、夏のキャンプ


今年の夏はキャンプへ行こう。そう決めてから、実家の物置にあるはずのキャンプグッズを確認してみたところ、これがきれいさっぱり「なくなって」いた。父親に聞いてみると「捨てた」とのこと。彼はとにかく「自分が不要だと考えるもの = 他人もいらないもの =捨てる」という考えの人間なので、物置に置く場合は「捨てられる」ことを覚悟しなければいけない。子供の頃から大切にしていたものも、だいぶ捨てられてしまったが、今でも「あれは保管しておきたかった」と思うものもいくつかあるのだが本人は悪気があるわけではないし、親子といえども価値観は異なるので嘆いても仕方がない。とにもかくにも、新しいグッズを購入することにする。今年のキャンプは、まずはそこからだ。


とはいうものの、あまり多くの道具は持ち歩きたくないので、基本的には登山用の調理器具やライトを使用することにして、テントだけ新規で購入することにした。
今回選んだのは、ケシュアのテント。これは、以前山の友人に「簡単に設置できて、なにより安い」とおすすめされた製品。色々な考え方があると思うけれど、山岳用のテントではなく、平地用のテントならば「手軽さとコスト重視」でいきたいと思っていたので、迷わずケシュアにすることにした。

ネットで検索してみたところ、確かに安い。1万円以下でも十分に選択肢がある。その中でも目に止まったのが、Quechua(ケシュア) T2 2人用 BLUE だ。なんと、2人用で4980円。つまり1泊あたり、2490円/人という安さ。これなら2〜3回使用して壊れたとしても(壊れないと思うけど)十分に安いし、なにより値段以上の価値がある。即座に注文。近所のアウトドアショップで小物を買い込んだら、さあ出発だ。


今回行ったのは、山形県の「古竜湖キャンプ場」(なぜ、ここを選んだのかは後述)。いわゆるフリーサイト形式の無料キャンプ場なので「それなりの野営場」だと思っていたのだけど、近場に水場もあるし、簡易トイレもあるので、自分にはちょうどいい環境だと思った。山形市で管理しているようなので、気になった方はホームページなどで確認されると良いかと思います。


キャンプ場の名前になっている「古竜湖」は、一周15〜20分ほどの小さな湖だった。湖というよりは野池、というイメージかもしれない。自分が到着したのは午後4時過ぎくらいだったのだけど、先にテントを設置していたのは6〜7張ほど。ほどよく空いていて、いい感じだ。

テントを張っているのは、主に家族連れか3〜4人くらいの仲間で来ているグループのようだった。すでに焚き火をしたり、料理を始めている。管理棟で手続きを済ませたあと、管理人さんに「向こう側が空いてますよ。好きなところに(設置して)いいですよ」と言われたので、一番端の場所にテントを設置することにした。


←ここが本日のキャンプ地。木の影になってしまっているが、向こう側に古竜湖がある。木々の隙間から湖面が見えて、いい感じの雰囲気になっている。朝日が射し込んできたならば、きっときれいだろう。

そんなことを考えながら、テントの設置をはじめることにする。実は(と、強調するほどのことではないのだけど)新しいテントが届いてから、まだ一度も広げていなかったのである。つまり、初めて使うテントを現地で初めて広げてみた、ということである。
とはいっても、昔のテントとは違って「簡単ラクラクだろう」と思っていたのだが実際は・・・と、いうこともなく。予想通り簡単に設置できた。連れと2人で作業をしたのだけど、特に迷うところもなく15分ほどで完了した。子供のころにテントを設置した時は、試行錯誤をして何がなんだかわからなくなって、夜になったら倒壊したりもしたものだが、やはり新しい製品というのは便利なものだ。軽くてコンパクト。そして、なにより安い。古きよきもの、もたくさんあるけれど、アウトドアグッズに関しては、新製品がいいですね。買い替える余裕があれば、の話ですけれど(その2へ つづく

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