【人生哲学】3年の努力で「10年」食える

ある起業家の「奥様」との会話

今日は「3年の努力で10年食える」といった話をしてみたいと思います。今回お話しする内容は、私が独立起業して4年目に、ある社長の奥様から伺った話です。その方は、当時70代だったと思います。仕事の合間といいますか、休憩時間などに時々お話をさせていただいたりしていたんですね。

ある日、いつものように休憩していた時に、なぜそのような話になったのかは忘れてしまったのですが、私が「これから世の中はどのような方向に進むかわからないし、私のような小さなところは、いつどうなるかわかりませんよね。一瞬で吹き飛びますよね」と、いうような話題を口にしたのです。すると奥様は、

「佐藤さんは起業して何年目ですか?」

と、聞いてきたんですね。そこで私が「今年で4年目です」と答えると、即座に「もう大丈夫ですよ。10年は大丈夫ですよ」と断言して下さったのです。

「3年乗り越えられたら、10年大丈夫」

もちろん奥様は、私のくわしい状況は全くご存知ありません。どのような生活をして、事業の状況がどうなっているのか、ということは全くわからないんだけれども「3年乗り越えられたら、もう大丈夫」と話して下さったのですね。その時私は「ああ、そうか大丈夫なんだ」と。何か具体的な理由や根拠があるわけではないけれど、この調子で精一杯がんばっていけば大丈夫なのかもしれない、と妙に落ち着いた気分になったことを覚えています。

そして実際に、今年で起業してから19年になるのですが、奥様の「10年大丈夫」という言葉通り、今日まで仕事を続けていくことができました。事業の方向性の検討や、震災の被害もありましたが、なんとか乗り越えることができました。実体験を通して、奥様の予言(?)を検証することができたのです。

10年乗り越えられる「意志力」が育っている

今回、あらためて「あの時、奥様が私に教えたかったこと」は何だったのか、と考えてみました。もうご本人に直接は聞けないので、推測になりますけれども、おそらく「3年間、じっくりと下積みの期間を耐え忍んでくることができたのなら、そこから10年乗り越えられる意志力が育っている」と、いうことなのではないかと思います。

半年や1年程度の「下積み」では、どうしても底が浅くなります。しかし3年かけて継続することができたのなら、それなりに強い土台になっていきます。若い時は、焦ります。結果が出ないから、と数ヶ月くらいで別のことを始めてしまうものです。奥様は「3年間がんばれたのだから、自分を信じて研鑚していきなさい」と30代前半の若くて生意気な私を「大丈夫」と応援して励まして下さったのだと思うのです。

数年かけ「現場で鍛えた土台」を育てよう

これから世の中が、どのような方向に進むかはわかりません。仕事の内容を変更したり、転職を検討する人も増えてくるでしょう。しかし、どのような仕事を選ぶとしても「土台」がなければ長続きしません。10年、20年と続けていくには、数年かけて現場で鍛えた体験を通した「土台」が必要です。それがあれば、どんな職場でも別の職種でも、周りの人から喜ばれる「仕事」ができるのだと思います。

今、自分が行っていることは、未来の土台につながっているか。つなげられるように、限られた時間を精一杯活用できているか。それを本当の意味で理解し、実践することができたのならば色々あったけれど、なんとか「大丈夫」とやっていけるのかもしれない。目の前の状況に必要以上に心を惑わされず、進んでいくことができるのだろう。今、私は自分の体験を通して、そんなことを考えています。

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