腕時計(チプカシ)の電池交換を自分でしてみる。【CASIO LQ142】
前回はダイソーで購入した腕時計(500円)の電池を交換したが、今回はひきつづき【CASIO LQ142】の電池を交換してみることにする。最近では「チープカシオ」といわれている腕時計である。使用する工具は写真のマイナスドライバー一本だけ。それではさっそく作業にうつろう。
まずは裏蓋を外す。マイナスドライバーを隙間にいれて、ほどよく力をいれると「ぱかっ」と外れる。慣れないと、必要以上に力を加えたり(もしくは力が足りなかったり)してうまく外れない場合があると思うので、注意しながらほどよい力をかけて外そう。
裏蓋がはずれると、本体が見える。筆者は、このように狭いところに緻密に納められている工業製品を見ると「ほほう」と、なんとなく見入ってしまう。機能美というか設計の妙というか、美しいですよね。
もともと使われていた電池はSONY製の「SR626SW」だった。今回はダイソーで見つけた「SR626(100円税別)」と交換する。パッケージに記載されている通り「SR626」はデジタル時計向けの仕様だと思うのだが、これでも大丈夫だろうという自己責任で「SR626」を使うことにする。ちなみに「SR626SW」もアマゾンで200円前後で販売されていたので、気になる人はそちらを購入した方が安心かと思います。(参考 Amazonで「SR626sw」をさがす)
電池の右上の方に、マイナスのネジがある。ここを緩めると電池がはずれるので、なめらないように少しずつ力を加えて回していこう。電池を外すと、こんな感じになります。
あとは新しい電池を入れて、さきほどと逆の手順で裏蓋をはめれば終了。ここまでの作業時間は、だいたい10分くらいだったと思う。もともとは防水仕様なのだけど、自分で交換したあとは効果が落ちると思われるので、この点は注意したい。あくまでも「自己責任」で交換しよう。当局は一切の責任を持たないのでそのつもりで。
【CASIO LQ142】は1000円前後のお手頃価格で購入できるので、電池が切れたら「費用をかけて交換するよりも、新しいのを買った方がいい」と、なってしまう人も少なくないと思う。それならば「失敗してもいいや」と、電池交換に挑戦してみるのも楽しいかと思います。作業をしているうちに、自分の中の「なにか」が目覚めるかもしれない。それでは今回の作業はここで終了する。
※追記
今回の電池は「SR626」を使用したのだが、一週間経過した段階では特に問題もなく動いている。時間が遅れるということもない。とりあえず当面はこれで乗り切ろうと思う。
ただ、電池の持ちは悪くなりそうだし、前回電池を交換した「500円のダイソー腕時計」の電池も「SR626sw」だったので、次回は「SR626sw」をまとめ買いしておいて、そちらに交換しようと考えている。
【参考】