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第22回定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台へ行く。

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第22回定禅寺ストリートジャズフェスティバルへ行ってきた。このイベントは、2日間にわたって行われるのだけど、自分が見にでかけたのは、初日8日(土)の午後。土曜日だから、少し空いているかな、と思っていたのだが、さにあらず。ものすごい人、人、人。ここ数年間で、自分が参加したジャズフェスの中でも圧倒的な人の多さだった。 写真は、定禅寺通りの映像なのだけど、ご覧の通りにバンドの周辺には人だかりができていて、かなりの熱気を帯びていた。熱心に演奏に見入る人。立ち止まって、しばし耳を傾けてから次のスポットへ移動する人、道路の横に腰掛けて友人と話をする人、それぞれのスタイルで音楽を楽しんでいる。 自分は、連れと一緒に立ち止まったり、覗き込んだりしながら、定禅寺通りを散策して西公園へと向かった。ここではフリーマーケットと多国籍の屋台が出ていた。 芝生に座って屋台で買ってきたものを食べる。飲む。食べる。うまい。川の方から吹き抜けてくる涼しい風と音に浸って、まさにフェス気分だ。 ちなみに写真に写っている「HINANOビール」は、タヒチのビールで、HINANOは女の子の名前なのだそうだ。と、いうことはステッカーの女の子がヒナノなのだろうか。たぶん、そうなのだろう。そうではないのかもしれないけれど、それはともかくいつの日か、タヒチでHINANOビールを飲んでみたいものである。 西公園から仙台駅前の方へと、ぶらぶら歩いていく。途中でジャズフェスのグッズを買おうかと思い立ち寄ったところ、ほとんどのグッズが売り切れていた。残念。でも、せっかくなので残っていた、写真のステッカー(200円)を買った。これで、ほんのわずかだけど、自分もジャズフェスに参加したような気分になる。あとで、ノートやクリアファイルにでも貼ろうと思う。 そんなこんなで、半日ずっと街歩きをして、音楽を聴いて、食べて、ひさしぶりに仙台の街を楽しみました。たのしかったです。

組立天体望遠鏡(星の手帖社)を買ってみた。

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子供の頃からずっと、天体望遠鏡が欲しかった。親に頼んでみたところ、顕微鏡は買ってもらえたのだけど天体望遠鏡は買ってもらうことができなかった。なので、ずっと「大人になってから買おう」と思っていたのだが、それがようやく実現したというわけだ。 しかし、ところでなぜ、頼んでいない顕微鏡は買ってもらえたのに天体望遠鏡は駄目だったのだろう。もしかして、顕微鏡と天体望遠鏡を間違えたのだろうか? 間違えるということはないよなあ・・・いや、しかし。 それはともかく、今回購入したのは「組立 天体望遠鏡(星の手帖社)」だ。お値段なんと、1580円(税込)安い! 初心者にはうってつけの商品だ。しかし、こんなに安くて大丈夫なのか? と思いネットで検索してみると、どうやらかなり優秀な商品らしい。初心者が月を観察するならば、これで十分に楽しめるらしい。子供の頃からの夢が、こんなにあっさりと叶ってもいいのだろうか、とい戸惑いはあったけれど、思わず購入してしまった。ちょっと緊張した(笑) 箱の中身は、このような感じだ。 見ているだけで、失われた少年時代(?)の気分が湧きあがってくる。早く箱から取り出して、バラバラにして組み立てたい衝動を感じるが、そこはまあさすがに大人なので、説明書を一読してからゆっくりと組み立てていく。 プチプチにくるまれたレンズを手にとった時は、妙な感動というか、迫力を感じた。ピカピカに磨かれたレンズを、指紋がつかないように、おそるおそる手に取って眺めているだけで、わくわくしてくる。ものすごく高価な宝物を手にした時のような気分だ。光に当ててみたり、のぞいてみたりして、たっぷりと楽しんでしまった。この組立キットのコピーは「10分で完成!」なのだが、この時点ですでに15分は経過していると思われる。 しばらくレンズを堪能したあとは、特に山場などもなく手順通りに組み立てて、あっさりと完成。レンズの向きに気をつければ、さほど難しい部分もなかったので、小学生でも組立てることができるだろうという印象。夏休みなどに、親子で組み立ててみるのも楽しいかと思います。さて、完成した望遠鏡で、さっそく部屋の窓から月を観察してみると・・・。 見えるぞ! その日は折しも、満月。光り輝く月の様子を観察することができた。ただし、手で持っていたせいか、少しの振動でもブレるし見失って

ブルームーン

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本日はブルームーン。 願いをかけたら、叶えてくれそうな月明かりです。

夏の八幡平へ(2)八幡平散策からふけの湯

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八幡平を散策する 夏の八幡平へ(1) 2日目は、いよいよ今回のメインイベント。八幡平(標高1.613m) のトレッキングである。 ルートは「八幡平山頂レストハウス」を出発し、八幡沼や湿地帯などを散策しつつ、八幡平頂上を目指す。そして下山。 全行程で90分ほどで一周 で手軽さながら、山の雰囲気を十分に楽しめるという充実のコースである。 当日は夏休みの最中ということもあり、団体客や家族連れでにぎわっていた。さらに、ここに掲載している写真を見ていただければ、おわかりいただけるように、見事な晴天に恵まれて、楽しい時間を過ごすことができた。 今回は、 八幡沼を周遊してガマ沼の横を通り頂上へ向かうコース を選んだのだけど、八幡沼周辺の湿原は非常にすばらしく、ゆるやかな地形の木道をポクポクと歩いていると「ここは、北欧か?」(まだ行ったことないですが…)というような透き通った気分に浸ることができた。 道も整備されているし特に危険な箇所もないので、小学生でも楽しみながら歩けるコースだと思います。 もちろん手軽なコースとはいえ、山は山なので、基本的な装備をしていくことをお忘れなく。 ちなみに、登山口である見返り峠駐車場の利用料金は410円(平成24年8月現在)。この利用料金は、施設の維持管理や清掃などに使われるということでした。 下山後は、レストハウスにて、お土産の購入。そして食事。人気の「源太カレー」を食べて、先ほど歩いて来た八幡平の風景に想いをめぐらせる。たのしいひととき。食事を終えて次に向かうのは下山後の「お約束」である温泉だ。 山のあとは、温泉。ふけの湯へ 八幡平周辺には、魅力的な温泉が多いのだけど、今回選んだのは「 源泉秘湯の宿 ふけの湯 」。ここも 昨日行った「藤七温泉 彩雲荘」 に負けずおとらず、秘湯の雰囲気満載のすばらしい温泉だった。 この写真を見ていただくと、おわかりいただけるかと思うのだが、 山間に温泉が沸き出したので、そこに湯船を設置して露天風呂にした 、という野趣あふれる温泉なのである。写真の右下の方にある岩場に、男女別の露天風呂がひとつずつ。写真には写っていないけれど、左側の方に混浴の露天風呂がひとつ。さらに建物の方に、内風呂と露天風呂が男女それぞれひとつずつ、と複数

夏の八幡平へ行く(1)藤七温泉「彩雲荘」

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夏の八幡平へ行く(1) 夏休みに八幡平へ行ってきた。 目的は、八幡平へ登ることと、周辺の温泉めぐりをすることだ。行程は一泊二日。そこそこゆとりのある日程で、のんびりと過ごすのが目的である。 アスピーテラインへ向かい、 北緯40度を通過 宮城県の泉ICから高速道路にはいって北上。八幡平への最短ルートだと、松尾八幡平ICで高速を降りてアスピーテラインに向かうことになるわけだけど、今回は、 松尾八幡平ICでは降りずに、 さらに北上して秋田の鹿角八幡平ICで高速を降り秋田側からアスピーテラインに入るルートにした。 なぜこのルートにしたかというと、宿泊地が八幡平温泉郷なのでアスピーテラインを往復して戻ってくるのではなく、一旦秋田側に出て八幡平方面に戻ってくる形にしようと思ったからである。さらにつけくわえれば、秋田を少しだけでも走ってみたかったからである。と、文章にするとわかりにくいと思うので、興味がある方は下の地図で確認してみていただきたい。ちなみに、鹿角八幡平ICから秋田側のスピーテラインまでは、車で3〜40分くらいの走りやすい道でした。途中にガソリンスタンドやコンビニ等はほとんどないので、IC付近で給油等を済ませておかれた方が安心かと思います。 そんなわけで、予定通りに秋田側からアスピーテラインに向かう。アスピーテラインの入口付近に「北緯40度」のモニュメントとトイレがあったので、そこで一旦休憩をしてから、アスピーテラインに入っていく。 ここは、いわゆる山岳道路というやつで、ところどころ急な坂が続いたりもするけれど、道幅も広いし(観光バスも走っていた)眺めも良く、とても気持ち良く走ることができる道だった。とりわけ当日は晴天だったので、今まで自分が登ったことがある遠方の山も眺めることができて、うれしかった。こうやって、過去の登山の思い出に浸ってしみじみできるのも、山登りの醍醐味のひとつですね。 後生掛自然研究路で、大地のパワーを見学する 美しい景色を眺め鼻歌を歌いながら、最初に立ち寄ったのが「 後生掛自然研究路 」。ここは、噴湯地をぐるりと巡ることができる、自然研究路。ゆっくりと歩いて、一周3〜40分のコースだ。整備された道を歩いていくと、いたるところで「ポコポコ」と噴泥している様子を間近

ラシーンにETC

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ついにというか、とうとうというか、ラシーンにETC車載器を設置した。 今までも何度か「そろそろ付けようかな」と思いつつ、なんとなく先延ばしにしていたのだけど、ETC割引の「東北復興観光支援パス」などの特典をみるにつけ、設置しない理由がみつからない、という状況になってきた。初期投資はかかるけれども、これらの割引特典を活用すれば、数回利用すれば回収できるし、ちょうど週末から旅に出る予定だったので、設置に踏み切ったというわけだ。 そんなわけで、イエローハットへ行き「一番安いのは、どれですか?」と質問して三菱のETC車載器を設置した。本体+セットアップ料+工賃で、1万4千円ほど。まあ予算通り。待ち時間は1時間半くらい、といわれたのだけど、実際は45分くらいで終わった。 実家の車のETC車載器だと、エンジンをかける時に「ピーピー」と確認音が出るだけなのだが、自分が購入したものは「カードが入っていません」と音声が出る。教えてくれるのはありがたいのだが、カードを入れていない時の方が多いので、あとで音声を消そうと思っている。ちなみに、別の車で使っていたETC車載器とは、カードの挿入方向が逆だったので、間違った方向で差してしまい「エラー」になってしまった。その時に「まだ一度も使っていないのに、もう壊れたのか?」とあわててしまったのは秘密である。まずは他人を疑う前に、自分を疑うべきである。正規の方向に差し込んだところ、もちろん、ちゃんと動作しました。よかった。

瑞鳳殿七夕ナイト 森のコンサートへ行く。

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瑞鳳殿七夕ナイト 森のコンサートへ行ってきた。 瑞鳳殿は伊達政宗を祀る霊廟。仙台の観光案内には、必ずといっていいほど紹介されている場所だけれども、自分がここを訪れるのは、もう一体いつ以来になるのだろう。確か、大学生のころに一度来たような気がするから・・・いや、違ったかな・・・と、いうほどだいぶだいぶ昔の記憶しかない。 今回ここにやってきたのは、七夕期間中にライトアップされるということと、コンサートがあるということを教えてもらったからだ。ちょうど気候も涼しかったし、七夕らしいことをやってみたいとも思っていたので、連れ立ってでかけてみることにした。 ライトアップされた瑞鳳殿は、記憶の中の微かな映像よりも、ずっとずっと艶やかだった。極彩色に染められた「ど派手」な装飾は、まさに「伊達者」といった印象である。最近、つくづく思うのだけれど、当時の奥州と中央との差は、今の時代と比較すると格段の違いがあっただろう。情報の伝達方法も細いものだったろうから、伝わるものなどは、ほんの一部だったろう。その多くを想像するしかなかっただろう。そのような中で、伊達政宗は何を思ったのだろう。「負けないぜ」と思ったのか。それとも「ど派手に行ってやろう」とニヤニヤしたのか。「このくらいは、やらなければ」と必死に考えたのだろうか。そんなことを想像しながら、伊達政宗が残したものを見ていると、なんだか複雑な気分にもなる。そして同時に、正宗のように、この仙台の地から「ど派手にやってやろう」という気分にもなる。しかし、それにしても、すごいデザインですよね・・・。 当日は、和太鼓グループの「族ーYakara」の演奏が行われていた。太鼓の音と、笛の音。まさに、この場所にふさわしい音が鳴り響いていて、遠くから微かに音が聞こえてきただけで、わくわくしてきた。 最初は「太鼓の音もいいなあ」とか「演奏する時は、かなり激しい動きをするんだな」というような感じで聞いていたのだけど、ステージが進むにつれて、曲のイメージが頭の中に見えてくるような感じになってきた。太鼓の音と笛の音(だけ)で、豊かな映像が見えたような気分になった。これからは、和太鼓の音楽も、色々と聞いてみよう。やはりライブで音を体感する、というのは大切なことだよな、と再確認しました。 資料館で流されていた映像を見ると、四季折々、それぞ

立秋を過ぎたころ。

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友人に「その人は、あなたの何を見ていたのでしょう?」と言ってもらえた時、ずっと背中の上に乗っかっていた「何か」が、手を振って遠くへ飛んでいった。アイスクリームの冷たさと甘さが舌の上に広がっていくように、すべてがふわりと溶けて消えていった。 たとえば、唇がひとつしかないから、ひとりにしかキスができないように、きっと僕たちは「ひとつのこと」だけを見て、それだけを信じて、限られた鼓動を重ねていくのだろう。ひとつしか見えないのではなく、ひとつだけを選び見続けていくのだろう。 カーテンを押し上げて入ってきた外の風が、部屋の中を通り過ぎていった。それが想像していたよりも涼しかったのは、秋が近づいてきているからなのか、自分が裸でいるからなのか。たぶんきっと、その両方だと思う。そろそろシャツを着ようと思う。 ただいま、午前2時50分。これで深夜の連続ツイートおわり。今年の夏は、高い場所へ飛行機雲を見に行く。さっき見た天気予報は曇りだったけど、きっと晴れるんじゃないかと思っている。

7月に思ったこと。

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「7月に起業した」というお客さんからメールが届く。ふと、自分が起業したのも7月だった事を思い出す。「物件を見せてください」と不動産屋に飛び込んできた、スーツも着ていない20代後半の若造に、今思えば「良く貸してくれたよなあ」と思ったりもする。もし僕が不動産屋だったら…どうだろう? あれから色々あったけど、今僕はこうやって生きている。誤解されることも、酷い言葉を投げつける人もいたけれど、そんな人達はみんなすぐにどこかへいなくなってしまった。やさしい笑顔の人だけが残ってくれた。今、僕の近くにいてくれる人達は、みんなそうだ。おどろくほどそうだ。 つながる人はつながるし、離れる人は離れていく。中途半端な反論なんてしなくてもいい。ぐっ、とこらえて「ありがとう」と頭を下げて、それでも自分を信じて歩き続けると、必ず理解してくれる人があらわれる。すぐに来る。これは絶対にそうだ。実際に僕は何度もそれを体験した。 ある方から「病気の時にした判断は、たいてい間違っている。ほとんどの場合、悪い方を選ぶ」と教えられた。7月は体調を崩していたので、療養に集中していた。暑い日の犬のように眠っていた。でも今は回復している。食べ物もおいしく感じる。だからまた歩き出すことにした。8月だしね。 たぶん、きっと、今の自分が考えているよりも早く、あの場所へ辿り着けると思うんだ。

初夏の秋保大滝へ

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7月中旬。 梅雨の晴れ間に、秋保大滝へ行ってきた。 前回、ここにやってきたのは、ちょうど6ヶ月ほど前。その時は、雪が深かったため秋保大滝へ向かう道を先へと進むことができず、途中で引き返してしまった。なので、今回改めて、天気の良い日を選んでここにやってきたというわけだ。 休日ということもあり、たくさんの家族連れでにぎわっていた。靴をぬいで川に足をひたす子供たち。足をすべらせて、腰のあたりまで水に浸かって青ざめてしまう子もいれば、水中眼鏡をかけて、深くもぐろうとしている子もいる。そして、その様子を写真におさめようとカメラを構える親の姿。まさに夏休み(実際には、まだ夏休みには早いのだけれど)といった風景だ。 実は、というほどの事ではないかもしれないが、今回この文章を書くにあたって秋保大滝について調べてみたところ、この場所は「宮城県仙台市太白区秋保町」になるのだそうだ。ずっと、宮城県秋保町だと思い込んでいたので、今回確認することができてよかった。つまり秋保大滝は「仙台市内にある、滝」ということになるわけだ。そんなことわかっているよ、という人の方が多いと思うのだが、個人的にはちょっとした気づきだったので、ここに記してみた。ちなみに、秋保大滝は国の名勝にも指定されていて「日本の滝百選」にも選ばれている。これも、ついさきほど確認したばかりの情報なのだが、さも昔から知っているかのように書いてみた。 名勝・秋保大滝で涼しい風を堪能したあとは、秋保温泉にむかってホクホクと身体をあたためる。今回寄ったのは「市太郎の湯」である。ここにはもう、何度かやってきているのだけど、日帰り温泉施設なので気軽に立ち寄れるし、露天風呂の雰囲気もいいので気に入っている。当日は利用時間が18時30分まで(季節によって変動あり)だったので、7月の長い太陽の光を楽しみながら、ギリギリまで入浴してのんびりと過ごしてきた。滝を見て、温泉にはいって、綺麗な景色をながめて、なかなか充実した休日になりました。

ラシーン マフラー補修

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さいきんどうも、ラシーンの排気音が大きくなってきたような気がしていた。スポーツマフラーに交換した時のような「ボボボボー」という感じの音になってきたような気がしていた。 これはもしや、と思い、マフラー周辺に手を当ててみると・・・やはりそうだ。手に排気ガスが当たる感触がする。これはどこからか漏れているぞ。先月、車検を通したばかりだから、穴が空いているとしても小さなはずだが、とていねいに探ってみたところ、マフラーとパイプの接続部分に小さな穴が空いていることを確認した。 やれやれ、またか。でも、これが「古い車」に乗るということなのだから、仕方がない。ひとりで脱力していても穴は塞がらないので、修復を行うことにする。このラシーンに乗るのは、あと2年の予定なので、費用の点からマフラー交換という選択肢は考えられないし、まだ穴も小さいので、修理で対応することにした。さっそく、カー用品店で「マフラー補修用のパテ」を購入してきた。これだ。 で、結論を最初に書いてしまうと、最初のパテ埋めは見事に失敗した。手順通りに作業を行って1日乾燥させたのだが、パテがあっさりと吹き飛んでしまった。雨が降っていたため、湿気があったからかもしれない。穴が小さいからと油断していたからかもしれない。それはともかく、2回目は1回目の失敗を生かし、パテを塗った上に付属のセラミッククロスを貼り強度を増してみた。その後、1日乾燥させてからエンジンの回転数を上げないようにして30分ほど走行してみたところ、今度は完全に固まったようだった。 そこから念のために、さらに1日乾燥させてから、補修部分を耐熱塗料でコーティングしておいた。ついでにタイコの部分にも塗ってみた。みごとにギラギラピカピカ(塗料が銀色なので)の状態に仕上がった。一瞬、うれしい気分になったのだけど、すぐに「いやいや中身はボロボロなんだぞ」ということを思い出して、なんだかモヤモヤとした気分になった。 それはともかく、乾燥させてから軽くテスト走行してみると、漏れもなく排気音も元の状態にもどっていた。よし、とりあえず一段落。今回使用した  ソフト99 【SOFT99】 マフラーパテ  は「1000度でも変質しない、高耐熱性パテ」ということだが、はたして耐久性はどのくらいなのだろう。専用の高耐熱性パテと言っても、やはり数ヶ月が限界だろうか? と

東北歴史博物館へ行く。

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東北歴史博物館へ行ってきた。 今回の目的は、特別展示室の「家族でおでかけ」を見ることだ。 案内によると「家族旅行が急速に拡大した昭和40〜50年代の様相を紹介」とある。ちょうど自分の子供の頃の時代に重なるので、懐かしいものに出会えるのではないかと思いでかけてみることにした。 ここ東北歴史博物館へ来るのは、今回で2回目なのだけど、敷地も広いし建物も魅力的なデザインので、駐車場から入口へ向かって歩いているだけでも、なんとなくわくわくしてくる。当日は小雨が降っていて、すこしぼんやりとした風景になっていて、それもまた雰囲気があっていい感じだ。 まずは観覧料金を支払って(一般500円)チケットを購入。常設展をぐるりと回ってから特別展示室へと向かう。展示室には、当時のポスターやパンフレット、そして駅弁のパッケージなどが展示されていて、かなり見応えがあった。とりわけ、個人コレクションと思われる展示物の保存状態と質と量が、とても良くて、駅弁の包み紙などは、しわひとつないのではないか、と感じるほど丁寧に保存されていて、ここまでコレクションしたという情熱というか、心意気のようなものに感動してしまった。 自分のように「さあ飯だ。おおっ!うまそうだー」と、包み紙をバリバリ破いてしまうような人間には、とうていできない作業である。せめてこれからは、写真を撮影して少しでも記録に残していこうかなと、思った次第です。もしかしたら、将来何かの役に立つかもしれない。立たないかもしれない。まあ、それはともかく。 それにしても、当時のデザインは、今見ても斬新だし、アイデアとして活用してみたいものがたくさんあった。昭和のデザイナーというか、クリエイターはもちろんスポンサーも今よりもずっと自由だったのではないか? 革新的だったのではないか? 「よし、このポスターで観光客を呼び込んでやるぜ」というような「中途半端なデザインでは、見てさえもらえないぜ」というような、パワーのようなものを感じた。 温故知新ではないけれど、あらためて自分が生まれて行きてきた「昭和という時代」を見直して、そこからエネルギーの源のようなものを感じてみたいものだと思いました。

バッテリー強化剤を試してみる。

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ラシーンのバッテリーも今年で5年目に突入。今までは何の不具合もなく動作してきたのだけど、暑い日が続いたせいか、どことなくバッテリーが弱ってきたような気配がしてきた。今までは「キュル、ドーン」という感じで一発でエンジンがかかっていたのだけど「キュルキュル、ドーン」と少しずつ長くなってきたような状況だ。 年数から考えると当然のことなのだけど、このまま「キュルキュルキュル・・・」となってしまっては大変だ。まして、これから行楽シーズンで遠出をする機会も増えるから、山の中とか市街地ではないところでバッテリーが上がるようなことがあっては・・・と、かなり気になってきた。 とはいうものの、まだ新しいバッテリーを購入するような状況でもないし、自分のラシーンは「寒冷地仕様」なので大き目のバッテリーが積んであるので値段も高めだし、ということで、さてどうしたものかと迷っていたところ、ホームセンターで「バッテリー強化剤」というものを発見した。300円くらいだったので、さっそく購入。駐車場で添加してみた。 添加した翌日の朝、おそるおそる(?)キーを回してみると「キュル、ドーン」に戻っていた。そして、数日経過しても同じような感じを保っているので、効果があったのかなと思っている。これから夏になるし、さてどうなるか? 旅の途中で突然バッテリー上がり、というような事態にだけは、ならないでほしいと思っているのですが。

仙台市天文台へ行く。

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仙台市天文台で「100万人のキャンドルナイト」のイベントが行われたので行ってきた。 当日の天文台では、時間ごとに様々なイベントが行われていて、家族連れや恋人達、友達連れでにぎわっていた。ちびっこ達が、知的好奇心を満載にして、色々なものに夢中になっている様子を見るのは、なかなか良いものだ。僕も子供ができたのなら、こうやって連れてきてあげようと思ったりする(まだ結婚すら、していませんけどね・笑) そんなイベントの中で、自分が参加したのは「天体観望会」だ。これは施設の望遠鏡を使って、その時に観測することができるものを見る事ができるという内容だ。僕は、子供のころから「望遠鏡」が欲しくて、家族に「望遠鏡が欲しい」と折々にねだっていたのだけど、その願いは叶わず大人になってしまったという思い出があるので、こうやって大きな望遠鏡を目の当たりにできるというだけでも、わくわくしてくる訳である。 しかし、それにしても、なぜあんなに望遠鏡が欲しかったのだろう? と自問自答してみる。そこで、子供の頃に家においてあった天体観測の絵本を見て、星に興味をもったからだ、ということを思い出した。あの絵本の名前は何だったろう? そんなことを考えながら、あいまいに検索をしてみると・・・あった! あっさりと見つけてしまった。その絵本とはこれだ。 【送料無料】星座を見つけよう とりあえず「黄色の表紙」ということだけは確実に覚えていたので、写真を見た瞬間に「まさにこれだ!」とうれしくなった。2人の子供が会話をしながら、星座の解説をしてくれるのだけど、そのイラストの雰囲気が好きで何度も眺めていたことを思い出す。そして今回、作者H.A.レイ氏というドイツ生まれの絵本作家だということも知った。どうやら子供ながらに、異国の雰囲気を感じて楽しんでいたのかもしれない。 さて話を戻そう。「天体観望会」についてだ。このイベントでは、スタッフの方が、その日観測できる天体を解説しながら見せてくれるのだけど、今回見せてもらった中で個人的に心に突き刺さったのが「土星」だった。なぜそんなに突き刺さったのかは、自分でもわからない。ただ「本当に土星は存在するのだ」とか「今、僕たちが見ている土星の映像は、今よりも過去の時間に土星から発せられた光なのだ」とか、そんなことを色々と考えてしまったからだと思う

帽子を染めてみた。

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自宅で、色あせた帽子を染めてみた。 愛用の帽子が色あせてきた。 ここ3〜4年ほど、夏の時期に使っていたもので、普段はもちろん山にも川に行くときも愛用していたものだ。買い替えようと思い、色々と探していたのだけど、なかなか気に入ったものが見つからない。 愛用してきた帽子も思い入れのようなものもあるし、さてどうしようかと迷っていたところ、ネットで ダイロンマルチ という染め粉 が評判が良さそうだったので試してみることにした。送料込みで500円。このくらいなら試してみる価値ありだと思ったわけだ。ちなみにカラーは「エボニーブラック」にした。 ちなみに最初の状態は、これだ。最初は真っ黒だったのに、見事に色あせてしまって黒というよりは、グレーになっている。 これはこれで味があるといえば、あるのだけど、最初からこの色だと言われたのなら信じてしまうかもしれないけれど、今回は染めてみることにした。 まあ例え失敗したとしても、それはそれで面白いものができあがるかもしれない。何事も経験である。失敗を恐れていては、進歩もないのである(←おおげさ) 製品に添付された手順の通りに進めていく。 まずは粉状の染料を湯で溶く。別にバケツを用意して、帽子が浸るくらいにまで湯をいれる。 そこに帽子をいれ、最初の20分はもみ洗いの様にして布に染料をしみ込ませていく。やってみるとわかるのだが、20分間もみ続けるというのはわりと大変な作業だ。面倒だし、手も疲れてくる。 が、ここで仕上がりが決まるのはわかっているので、きっちり20分間もみ続ける。その後、さらに20分ほど液につけておく。時折コップで湯をかきまぜてムラにならないようにする。合計40分。なかなかきつい。その後は水洗いをして、陰干しする。乾いてからが楽しみだ。 仕上がりはこれだ。光の加減で若干緑がかってみえるけれど、実物は、まさに「真っ黒」に染まっている。新品の状態の時よりも黒いのではないかと感じるくらいだ。いや、実際に黒いかもしれない。それはともかく。これなら、文句なし。 あとは、どのくらい色が持続するのか、といったところが気になるところだけど、雨が降った時に色が落ちてこないかが心配だ。顔が真っ黒に染まったら、情けないですからね(笑)

ラシーン ポジションライト交換

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ラシーンのポジションライトが切れたので、交換してきた。工賃込みで700円。作業は15分程度で終了。バッテリーとタイヤの状態もチェックしてもらって、まあ一安心といったところ。 で、今回は運転席側のポジションライトが切れたのだけど、なんとなく気になって前回助手席側を交換した時の記事を確認してみると、( ラシーンのポジションライト交換 )なんと、1年前の6月だった。偶然とはいえ、なんとなくうれしいような悲しいような。どうやら自分のラシーンは6月前後に電気系統が終わる周期になっているらしい。 作業中に、店内のグッズを見て回っていたのだけど、首に装着するクッションが目にとまった。飛行機に乗っている時などに、時折目にするアレである。車の中で仮眠をする時などに、これがあれば楽かなとも思ったのだけど、これから夏になって暑くなったら汗をかいてきつそうかなと思ったので止めておいた。あとは、ビビリ音が出るスピーカーも交換したいし、ETC車載器もとりつけたいし・・・などと考えながら、700円だけ支払って帰ってきました。

ラシーンのある生活 5年目へ

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この6月中旬で、ラシーンを購入して5年目に突入した。購入した時点で走行距離が8万km。そして現在が13万km。つまり4年間で約5万kmほど走行したことになる。年間1.2万kmペースだから、月にすると平均1千km走行ということになる。 オイル交換は5千kmに1回のペース。燃費は街乗りで8〜9kmといったところだろうか。何か気になるところが出てきたら、早めに点検に持っていって修理するという感じで、この4年間は大きなトラブルもなく過ごすことができた。 ちなみに修理した部分を上げていくと「アンテナ(モーター部分)交換」「ATFのホース交換(オイルにじみにより)」「サンルーフの調整(パーツが外れてガタガタになった)」「オーディオデッキ交換」といったところ。さらに今回の車検で「リアブレーキキャリパー交換」「パワステホース交換(オイルにじみにより)」等を交換したので、それも合わせて修理の総額は、現段階で20万円前後というところだろうか? 古い車(平成7年式)ということを考えれば、この程度で済んで良かったというべきなのか、こんなにかかったのか、は個人の判断によるところが大きいだろうけど、自分はおおむね覚悟していた範囲に収まったかなと思っている。 ただ、このラシーンはディーラーで購入したのだけど、購入時にセルモーター交換、エアコンコンプレッサー交換等々、かなりていねいに整備してもらったので、それらをすべて自分で交換&修理していたのなら、もっと費用がかかったと思う。前のオーナーも車検はディーラーで通していて、こまめに点検をしていたので、年式よりも状態は良い方だったことも良かったと思う。6月に車検を通したばかりなので、うまく行けばあと2年は乗れるわけで、走行距離が16万km前後くらいで降りることになるだろうか。最終目標としては、もう一回車検を通して20万km越えに挑戦したいという気持ちもあるけれど、さすがにそれは難しいかなと今はそんなことを考えています。

ラシーン オイル漏れ?

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自宅の駐車場の床に、真っ黒な染みのようなものを発見。嫌な予感を抱えながら染みに触ってみると、案の定オイルだ。単なる水ならば良いのにと思ったが、やはりオイルだった。なんということだ、先日車検を通したばかりなのに、早くもオイル漏れか? と凹んでしまったけれども、凹んでいてもしかたがない。放っておいても人間の身体のように治りはしないので、車検を通したところに電話をして、チェックの予約をいれる。 さっそくリフトアップしてもらい、指摘された場所を見ると・・・やはりオイルがにじんでいる。ポタリポタリとオイルの水滴もついている。説明によると、パワステのホースが劣化してそこからオイルがにじんでいるのだという。「車検で整備した時には、にじんでいなかった」ということだが、まあどちらにせよ漏れていることは事実なので交換してもらうことにする。 ホースの交換ということで工賃込みで4千円ちょっとだったのだけど、こうやってじわりじわりと修理&交換部分が増えてくるのは、古い車の宿命というところだろうか。とりわけゴムでできている部分は経年劣化を避けられないので、定期的にチェックして早めに交換するしかない。大きなトラブルになってからでは、泣くに泣けませんからね。さて、次は真夏にバッテリーがダメになるのでは、という予感があるのだが・・・ちょっと出費が続いているのでなんとか乗り切りたいと思っているのだけど、こればかりは思っているだけではどうにもならないからね。

もうひとつの世界 公開しました。

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電子書籍「もうひとつの世界」公開しました。 3.11の震災から1年と1ヶ月間、twitterにツイートしたものに写真を加えて、一冊にまとめたものです。 ぜひ読んでみてください。 そして、何か気になる言葉などが見つかりましたら、教えていただけるとうれしいです。 こちら ↓ 「もうひとつの世界 2011.3.11 - 2012.4.30

ラシーン車検

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ラシーンの車検の時期となった。 この車は平成7年式。つまり、今年で17年目を迎えるという、かなりのオンボロ君だ。 実際のところ「今回は、車検を通すかどうか・・・」と迷っていたところもあったのだけど、ネットで検索してみると20万キロ近く乗り続けている方もいるようだし(自分のラシーンは13万キロ。年式の割には走行距離が少なめ?)かなり稀少な車になってきたので、廃車にするのも寂しい。デザインも気に入っているし、駐車場でもすぐに見つかるし、できれば乗り続けたい。というか乗りたい。 と、いうことで車検の見積もりを出してもらって、そこで判断することにした。当初の予定では15万円を越えないなら、車検を通し、越えるようなら買い替え検討ということにしていた。 で、実際に出てきた金額が16万円。実に微妙。狙ったように微妙な金額。でも、このくらいならまあ仕方ないか。むしろこの程度で済むなら・・・と車検を通すことにした。あくまでも自分なりにではあるけれど、定期的にメンテナンスもしているし、ラシーンの持病ともいえる「錆」も、パテ埋め加工の技術がアップしたので、かなり綺麗に補修できるようになったし、まあオッケーとしたわけだ。 ところが・・・その後が大変だった。「〇〇のパーツの値段が、△△で2万円ほど高くなりました」「〇〇も交換しなければいけなくなり・・・」と、出てくる出てくる追加料金。最終的に提示された金額は20万円近くになってしまった。ここまで費用がはねあがってくると「もはや、最初の見積もりの意味がないのでは」とも思ったが、途中で止めるわけにもいかないので、そのまま続行。最終的には中古パーツなども使ってもらい、18万円ちょうどで収めてもらった。 今回の見積もり金額がはねあがったのは、ブレーキ周りが原因だった。フロントはパット交換で済んだが、リアはキャリパーが要交換状態になっていたため、追加料金がかかってしまったというわけだ。もしも走行中にブレーキが故障するようなことがあれば、これはもう想像しただけでも恐ろしいことだから、今回チェックしてもらってよかったと思う。この部分は、外から見てもわからないので、古い年式の車に乗っている方は、定期的に検査してもらった方がいいかと思います。自分の場合は、特に違和感も出ていなかったし、ブレーキも効いていたので、わからなかった(気がつかなか

知的財産管理技能試験(3級) 合格。

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知的財産管理技能試験(3級)に合格した。 この検定試験は、知り合いに教えてもらって「おもしろそうだな」と受験してみたのだけど、思いのほか勉強も楽しく試験勉強というよりは、興味のある資料を読み込んでいくような感じで、淡々と勉強することができた。 試験勉強を通して、特許権、実用新案 権 、意匠 権 、商標権、そして著作権と、わりと目にする機会が多いけれども、きちんとは理解できてはいないこれらの法について、基本的な事項を一気に勉強することができたのは、とてもよかったと思う。今、自分に必要な知識だったな、と考えている。 法律関係の試験、と聞くと尻込みする方もいるかもしれないけれど、3級の場合は基本問題の語句を問われる問題が中心なので、専門的な知識というよりは浅く広くという感じなので、難易度は高くないと感じました。とりわけ、 コンテンツ制作に関わっている方は、一度勉強しておくと良いかもしれません。 ちなみに自分の場合は、市販のテキストを一冊購入して、空き時間に2〜3回ほど繰り返して試験に臨みました。それでも十分に合格点に達することができたので(学科試験はマークシート。実技試験は筆記ですが、一部語句を記入する程度で論述形式のものはなし。2012年現在)久しぶりに、試験のドキドキ感を味わいたい方にもオススメだと思います。ひさしぶりに、受験生の気分を味わいました。

小原温泉 岩風呂かつらの湯へ

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小原温泉 岩風呂 かつらの湯へ行ってきた。ここは、以前あるブログに書かれていたレポートを見てから、一度行ってみたいと思っていた温泉。 実は(と、いうことのほどでもないが)本当は、別の温泉へ行こうと思っていたのだが、そこは日帰り温泉ができる旅館が3時で終わってしまっていたため、仕方なく地図を見て辿り着いたところに「かつらの湯」があったといういきさつがある。 駐車場に車を止めて、設置されている看板を見たところ「おっ、こんなところに『かつらの湯』が」といった感じである。偶然というものは、時としてありがたいものだ。もしかしたら今日は、ここの温泉につかるために、最初の温泉で拒否されたのかもしれないな、とさえ思えてくる。目の前のできごとで、いちいち凹んではいけないのである。 ここの温泉の特色は、なんといっても「岩風呂」だ。岩風呂といっても、岩で括った風呂ということではなく、鍾乳洞のように階段で下に降りていった場所に湯船があるという、面白い造りになっている。入口から下の方を覗き込むと、数m下の方にお湯につかっている人の姿が見えるという、なかなか趣深い岩風呂なのである。 わりと急な階段を降りて、簡単に仕切られた脱衣所で服をぬぐ。湯舟はさほど大きくはない。7〜8人もはいれば、かなりきつい感じだ。ここは源泉からの湯をそのまま流しこみ、さらにその湯を川に流していくのだそうだ。なので、洗剤等は一切使えないことになっている。横においてあった桶を使って、じゃぶじゃぶと身体を洗ってから湯船につかる。見上げると、見事な岩肌がずっと上まで続いている。鍾乳洞の中で温泉にはいったら、こんな感じなのだろうなと思う。それでも、圧迫感や威圧感を感じないのは、温泉のあたたかさがあるからなのだろうか。しばらく、上の方を眺めながら、ぼーっとする。 岩の上の方に、植物が生えているのが見えた。少し遠くて形がよくわからなかったけれど、小さな花のようにも見える。よくもまあ、あんなところに、わざわざ、という気もするけれど、花は花で自分の意志であの場所を選んだ訳でもないだろうし、何かの偶然や必然であの場所になったのだろうけど、そのおかげでこうやって色々なことを考えることができたので、あの花の生命力には感謝したい。何を書いているか、よくわからないのは、そのくらいぼーっとした気分でのんびりできる場所だった、

いちご狩りへ行く。

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いちご狩りへ行ってきた。 今回行ったのは、宮城県 亘理町にある「 JAみやぎ亘理吉田観光いちご園」。 仙台市内からは、車で約1時間といったところ。天気もよく、ドライブがてら行ってみることにした。 ちなみに自分は「いちご狩り」に参加するのは初めてだ。と、いうよりも「狩り」に参加するのが初めてだ。子供の頃に連れていってもらった記憶もないし、何かの行事で参加したこともないので、色々な意味で初めての「狩り」ということになる。 ここまで書いていて、ふと思ったのだが「狩り」ってなんだか勇ましい言葉だなと感じた。長い槍を持って、うぉーっ、と雄叫びを上げながら突進していくイメージの言葉だが、今回の狩りのターゲットは「いちご」である。手のひらに乗るようなイチゴなのである。子供が「おいしー」とパクパク食べるイチゴなのである。まあ、そんなことを考えながら車で移動。到着。途中の4号線バイパスが混んでいたので、1時間20分くらいで到着。天気もよく、絶好の狩り日和だ。 受付で入園料を支払ってから( 1月15日~5月6日は1,500円(小3以下700円) 5月7日~6月中旬 1,300円(小3以下600円)で、30分食べ放題)ビニルハウスの中に入る。 中はとてもあたたかくて、ふわっ、とした空気が漂っている。訪問したのは4月の中旬だけど、長袖シャツ一枚でも心地良い感じだ。 思っていたよりも、中は広く開放感がある。最初のイメージでは、しゃがんで「狩る」のかと思っていたのだが、腰の高さよりやや上くらいの棚が設置されていて、そこにイチゴの苗が植えてある。自分が行った時は、他にも15人くらいのお客さんがいたけれど、開放感がある中で狩りをすることができた。 これが、イチゴの花だ。 白い花が咲き、緑の実が成り、赤く熟していくわけである。 ちいさなお子さんには「こんな風にして、イチゴができるんだよ」と勉強する、良い機会になることだろう。 実際に、家族連れの姿も多く、あちらこちらで「おなかいっぱーい」とか「おかーさーん。こっちー」とか「はい、両手にイチゴを持って。こっちを見て」とビデオ撮影をしている姿が見られた。中には、自分は全くイチゴを食べずに、お孫さんの後を追いかけて、写真を何枚も撮影しているお爺ちゃんもいた。なにはともあれ、いい光景である。休日である。あちこち駆け回

プリンターを買い替える(EPSON EP-704A)

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ここ数年使っていた、プリンターが壊れてしまった(Canon ip4500)電源が入らなくなり、完全にダメになってしまった。ここ4年ほどハードに使ってきたので「そろそろ壊れるかもしれないな」という、あまりうれしくない予感が的中してしまった。プリンターは商売道具のひとつなので、ないと困る。さっそく買いに出かけることにした。 最初は、前と同じ流れでCanonにしようと思いCanonのコーナーに行ってみたのだが、店頭にCanonの商品が極端に少ないように感じた。店員さんの話によると、タイの洪水で部品が確保できずに品薄状態が続いているとのこと。ようやく並び始めたが、まだ品薄の状況だということだった。なるほど。まだ洪水の影響は続いているということか。大きな被害があった洪水だから、現地では大変な状況なのだろう。 それを聞いて「では、今回はEPSONにしよう。一度使ってみたかったし」と、このEP-704Aにしたというわけだ。今回プリンターを選ぶ時に考えたことは「安いこと(消耗品とわりきる)」「ランニングコスト(月に1000枚近く印刷することも多い)」「レーベル印刷ができる(仕事で配布するCDに印刷)」の3つだ。この3つを店員さんに話して、教えてもらったのがこのEPSON EP-704Aだ。一番の決め手は「安かった」こと。自分は某家電量販店で購入したのだけど、1万1千円で購入した。コピー機能もついているし、理想通りの価格だった。ランニングコストは使ってみないとわからないが、話を聞いた感じでは劇的に安くも高くもならないような感じだった。この辺りは、また追記してみたいと思う。 購入後、Mac(Lion)に接続。インストールディスクを使って、特に問題なく認識した。プリントの速度も音も特に気にならない印象。なにせ、ほぼ1万円で購入できたのだから、文句は言えない。よい世の中だ。色調整をip4500で設定していたので、印刷物のトーンを修正するまでには、まだまだ時間がかかりそうだが、手間が必要そうだが、これはまあ仕方がない。少しずつ調整していこうと思う。 この写真は、ip4500とEP-704Aを並べてみたところ。すぐにわかると思うけれど、向かって左がip4500で右がEP-704Aだ。かなり大きさが違う。店頭で見た時は、こんなに大きいとは思わなかったが、自宅で見ると思って