気仙沼へ行く。(その1)

5月の連休を利用して、気仙沼方面へ行くことにした。
初日は唐桑半島でキャンプをして、2日目は大島へ渡るという、ざっくりとしたプランを立てて出発。期間は2泊3日の予定。

気仙沼市へは仙台市から車で約2時間30分というところ。急ぐ旅ではないので、昼近くに出発しても大丈夫だったのだけれど、連休中の渋滞に巻き込まれることは避けたかったので、午前中の早めの時間に出発することにした。結果的にはこれが正解で、松島周辺の道路もすいすいとクリア。三陸自動車道も良い流れのまま一気に終点の登米市に到着することができた。
ちょうど田植えのシーズンということもあり、登米市の田園風景は新しい季節の始まりを感じさせる瑞々しさが漂っていた。今回は良い旅になりそうだなと考えながら、青空が広がる心地よい道をゆったりと走る。途中、道の駅に立ち寄りソフトクリームを食べ(どうして旅の最中はソフトクリームが食べたくなるのだろう?)しばし休憩してから、最初の目的地である気仙沼復興屋台村へ向かった。


復興屋台村は休日を楽しむ人達で賑わっていた。どの店の入口にも入店を待って列をなす観光客の姿がある。そのまま列に並んで、おいしい魚料理を食べたいところだが、僕たちの足は復興屋台村を通り抜け「喫茶マンボ」へと向かう。ここ喫茶マンボは気仙沼への旅を計画していた最中に、偶然新聞に紹介されている記事で見つけた店。そしてこの喫茶店の人気メニューは「ラーメン」なのだ。そう喫茶店なのにラーメン。これはもう行って食べるしかないだろう。


昭和を思わせる、妖艶なデザインの店内。入口付近のシャンデリアやステンドガラスがレトロな雰囲気を盛り上げてくれる。そういえば昭和の温泉街にこのような店があったよなあと感じさせるてくれる店だ。そう、確かにここは「カフェ」ではなく「喫茶店」なのだ。
ちょうど昼食時に入店したということもあり、店内はかなりの賑わいをみせていた。店員さんも左へ右へとせわしなく店内を動き回っている。客の年齢層はやや高めといったところだろうか。時折、昔の常連さんのような方がレジの辺りで店員さんと話をしている姿も見かけたから、連休を利用してやってきた地元の方達が多かったのかもしれない。
さて、肝心のラーメンなのだが、気になるお味のほうは「いわゆる普通のラーメン」だった。そう、もちろんこの場合の「普通」とは「平凡」という意味合いでの「普通」ではなく「普遍的な」という意味での「普通」である。帰省した人が「あ、やっぱりここのラーメンを食べると帰ってきたという気分になるなあ」と感じさせてくれる味わいなのである。気になったかたは、ぜひ一度食べてみていただきたい。「なるほど。確かに『普通にうまい』ね」と共感していただけるかと思う。


食事を済ませたあと、復興商店街をぐるりと回ってみることにした。小さな鯉のぼりが風になびいている。どことなく「夏祭り」の気配を感じたのは「この場を盛り上げよう」としている、地元の方達の気持ちが、そこかしこにあふれているからだろうか。
夏祭りはいつか終わる。でもここの祭り終わらない。この祭りが終わるのは、復興商店街から「復興」の文字が消えた時だろう。

観光客でにぎわう商店街を歩いて市場の雰囲気を味わったあとは、本日の宿泊地であるキャンプ場へ向かうことにする。(その2へ)

このブログの人気の投稿

Macは、何年使えるのか?

神割崎キャンプ場で、春のキャンプ日記

はじめてのレザークラフト(土屋鞄製造所 レザークラフトキット編)

私とハトの七日間決戦 アイテムは100均のみ!

湯殿山神社へ参拝する。